研究会情報
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【この研究会は終了済です】
感覚統合の視点から学ぶ 発達障害のある子どもの理解
開催地域
オンライン
日程
2022/2/19
主催
神奈川LD協会(公益社団法人神奈川学習障害教育研究協会)
講師
松本政悦先生(よこはま港南地域療育センター 作業療法士)
参加対象
幼児・保育/小学校/中学校
ジャンル
特別支援教育/評価・指導要録/生活・生徒・進路指導

2/19(土) 21:00-23:00 (20:40 受付開始)
感覚統合の視点から学ぶ 発達障害のある子どもの理解

※申込方法等の詳細についてはこちら
http://www.246.ne.jp/~kanald/online.html

第6回 感覚統合と文字学習
文章をうまく読めない、漢字やひらがなが覚えられない、文字を上手に書けないなど、文字学習が苦手な子どもたちはいませんか?感覚統合の視点から、その原因を考えるとともに、支援の方法をいくつか紹介します。
※単発参加可能

講師: 松本政悦先生(よこはま港南地域療育センター 作業療法士)

[講師からのメッセージ]
姿勢が崩れやすい、ペンやハサミなど道具の操作が下手、体育が苦手など、姿勢・運動・操作の面で困難さを抱えているお子さんがいます。このような子どもたちは、がんばっているのになぜかうまくできない、という経験から自信をなくしやすく、課題に取り組む意欲をなくしてしまうこともあります。

この講座では、子どもたちの苦手さの原因を感覚統合の視点から考察し、支援の方法を検討していきます。全6回で構成されており、それぞれの回は子どもの苦手さで分けられています。受講を希望する講座を単発で参加しても内容が理解できるように構成していく予定です。

また、気になる子どもの特徴や、理解したい行動の原因などについて、事前に質問ボックスからお送りいただければ、それらにお答えする内容を盛り込みたいと考えています。

【松本政悦先生のプロフィール】
宮城県仙台市生まれ。東北大学大学院工学研究科修了。国立仙台病院附属リハビリテーション学院卒業。なぜか幼児期から運動や楽器演奏が苦手。大学は自宅から歩いて通える工学部に進学したが、(今考えてみると)周囲には発達障害圏の学生が多かった。学生ボランティアで自閉症の子どもたちと関わり、思いがけず楽しい経験(自分の中の自閉症的な部分が共鳴?)。その後電機メーカーに就職し4年間研究開発に携わるも、機械相手の仕事に満足できず退職。作業療法士が障害のある子どもに関わる場面をたまたま目にして衝撃を受け、養成校に入り直す。以後20年以上、障害のある子どもたちに関わり続け現在に至る。

[かなエルからオススメのひとこと]
豊富な臨床経験と確かな専門性に裏打ちされた納得の解説で「なるほど、そうだったのか!」連発の松本先生。ご本人は、話すスピードが速いことを気にしているようですが、慣れてしまえば大丈夫!優しいお人柄がにじみ出ているためか、厳しく叱る設定の演習ではいつも受講者の方に謝る姿がとっても印象的。感覚の視点から子どもたちを捉えることは、特に教育・心理系の先生方には目から鱗なことばかり。松本先生ファンの方はもとより、はじめての方も一度は是非学んでおきたい講座の一つです!