研究会情報
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行動問題のある子どもの理解と対応 −教育現場で活かす応用行動分析−
開催地域
神奈川県
日程
2020/8/17(※要申込:8/16まで)
主催
神奈川LD協会(公益社団法人神奈川学習障害教育研究協会)
講師
井澤信三先生(兵庫教育大学大学院特別支援教育専攻 教授)
参加対象
幼児・保育/小学校/中学校
ジャンル
特別支援教育/指導方法・授業研究/その他
8月17日(月) ★セミナーコード402★ / 研修室121−123(12階) きほんのき講座


行動問題のある子どもの理解と対応 −教育現場で活かす応用行動分析−

10:00-11:15 講義1 行動問題をABCから理解する
11:30-12:45 講義2 行動問題をABCから支援する
13:45-15:00 ワーク 支援のアイディアをひろげよう! 
15:15-16:30 講義3 学校における支援のポイント


Invited Speaker 井澤信三先生(兵庫教育大学大学院特別支援教育専攻 教授)


井澤先生からのメッセージ

 学校等の教育現場における子どもの行動問題は、本人もたいへん困っているでしょうし、まわりも困ってしまいます。何とかしたいものですが、実際には、何とかしようとすればするほどエスカレートしていくといった悪循環に陥ってしまうことも多々あります。そのような時には、ちょっと立ち止まって、いったん落ち着いて考えてみましょう。

 その際、役立つ考え方に、応用行動分析(ABA:Applied Behavior Analysis)があります。応用行動分析では、行動を個人と環境の相互作用から紐解いていきます。支援する側の考え方やかかわり方を変更することにより、クラスでのやりとりは、よりよいサイクルに導かれていきます。その紐解きの基本的な枠組みは、応用行動分析のキモであるABC分析です。

 このセミナーでは、ABC分析の枠組みから、「なぜ行動問題が生じているのか」「では、どのように対応していけばよいのか」、さらに「多くの子がいる学校では、どのような工夫が求められるのか」などについて、みなさんと一緒に考えていけたらと思います。「2学期から、こうやってみよう!」と思えるような研修になればと考えています。今年の夏も、よろしくお願い致します。

【井澤信三先生のプロフィール】山形県生まれ。東京学芸大学大学院連合学校教育学研究科(博士課程)修了。博士(教育学)。臨床心理士・特別支援教育士SV。2000年、兵庫教育大学助手、講師、准教授を経て、2014年より現職。専門は、自閉症・知的障害等の応用行動分析に基づいた指導・支援方法。特に、社会的コミュニケーション行動や行動障害への指導・支援アプローチに関する研究。著書には、『自閉症支援 -はじめて担任する先生と親のための特別支援教育-』(明治図書)等。


※申込方法等の詳細については、当協会HPをご覧下さい。
http://www.246.ne.jp/~kanald/