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日常の保育場面で気になる子どもの理解と支援 −インクルーシブ保育のコツとノウハウを知る−
開催地域
神奈川県
日程
2020/7/29(※要申込:7/28まで)
主催
神奈川LD協会(公益社団法人神奈川学習障害教育研究協会)
講師
遠藤 愛先生(星美学園短期大学幼児保育学科 准教授)
参加対象
幼児・保育/小学校/中学校
ジャンル
幼児教育/特別支援教育/指導方法・授業研究
7月29日(水) セミナーコード209 / 研修室121−123(12階) きほんのき講座


日常の保育場面で気になる子どもの理解と支援 −インクルーシブ保育のコツとノウハウを知る−

10:00-11:15 講義とワーク1 「何だか気になる」あの子の理解 −発達障害の基本的な理解−
11:30-12:45 講義とワーク2 こんな時どうする? −インクルーシブ保育場面での実践的対応を考える−
13:45-15:00 講義とワーク3 もっと分かち合いたい! −保護者理解と支援−
15:15-16:30 講義とワーク4 うちの園でもやってみよう! −担任保育者の安心と自信を支える園の体制づくり−


Invited Speaker 遠藤 愛先生(星美学園短期大学幼児保育学科 准教授)


遠藤先生からのメッセージ

 皆さんの幼稚園・保育所では、発達障害のある子どもたちへのかかわりについてどのような保育を考えているでしょうか?日々の保育場面では、「困った問題への対応方法」に目が行きがちになってしまうかもしれません。しかし、「問題に対応すること」ではなく、子どもたち同士が個人差や多様性を認め合いながら、ともに育ちあう保育環境を作ることにこそ解決のヒントがあるのです。

 保育者として、子どもたちへの支援を行うための「引き出し」は、たくさん持っていたいものです。このセミナーでは、発達障害の子どもの基本的な特徴を確認しながら、現場で具体的に実践できる「インクルーシブ保育」の手法について考えていきたいと思います。

 また、子どもの発達をめぐる話題は、保護者にとって大変ナイーブです。発達の個人差が大きく、保護者にとっては、毎日の子育てそのものが大変な時期です。そのために、幼稚園・保育所の先生方は、保護者と手を取り合い、子どものニーズを共有し支え合う関係を作る上で、さまざまな壁に直面するでしょう。午後の時間では、こうした壁を取り払うための「かかわり」や、担任保育者が子ども・保護者の支援に力を十分に注いでいくための園の体制づくりについて考えていきたいと思います。

【遠藤 愛先生のプロフィール】東京都八王子市出身。立教大学大学院現代心理学研究科博士後期課程満期退学。心理学修士。専門は、応用行動分析、幼稚園・保育所・学校におけるコンサルテーションによる支援。現職の傍ら、臨床心理士として、神奈川LD協会の土曜担当心理士、東京都や埼玉県内の幼稚園・保育所、小・中学校での巡回相談を行う。研究分野は、特別支援教育、スタッフトレーニング。共著に『カンファレンスで深まる・作れる―配慮を要する子どものための個別の保育・指導計画―』(学苑社 2018年)などがある。

※申込方法等の詳細については、当協会HPをご覧下さい。
http://www.246.ne.jp/~kanald/