研究会情報
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こんなときどうする? 特別支援教育の実践 −ケーススタディからのアプローチ−
開催地域
神奈川県
日程
2020/7/24(※要申込:7/23まで)
主催
神奈川LD協会(公益社団法人神奈川学習障害教育研究協会)
講師
川上康則先生(東京都立矢口特別支援学校 主任教諭)
参加対象
幼児・保育/小学校/中学校
ジャンル
特別支援教育/教師力・仕事術/指導方法・授業研究
7月24日(金・祝) ★セミナーコード204★ / 研修室121−123(12階) きほんのき講座 


こんなときどうする? 特別支援教育の実践 −ケーススタディからのアプローチ−

10:00-12:45
午前の部
  
講義    
極めれば極めるほど「その次」が見たくなる、ケーススタディの世界


ケーススタディ(1) 
実際の事例から学び、実践の精度を高める

13:45-16:30
午後の部

ケーススタディ(2)
実際の事例から学び、実践に自信を持つ


まとめ
奥深きケーススタディの世界へ


Invited Speaker 川上康則先生(東京都立矢口特別支援学校 主任教諭)


川上先生からのメッセージ

 教育現場では、とかく「どうすればよいか?」というハウツーに関心が集まりがちです。そして、結果的に成功モデルを追い求めようとしてしまいます。しかし、Aさんに通用したことが、似たような特性をもつBさんにも通用するかというと、むしろうまくいかないことのほうが多いように思います。子どもは一人ひとり違います。背景要因が異なれば、取るべき手立ても変わります。

 ケーススタディとは、単なる実践報告ではありません。また、「こうすればうまくいく」といった方法論の伝授でもありません。文字どおり、事例を通して学ぶことを言います。「どうすればいいか?」を追い求めるのではなく、「なぜなのか?」を考えぬくプロセスを大切にします。

     経験や勘にたよった指導をしている人はいませんか? 

     子どものつまずきを読み解けずに苦戦している人はいませんか?

     指導の行き詰まりを感じ、誰かに相談したい人はいませんか?

 ケーススタディを通して、皆さんがすでに持っている実践力をさらに高めるチャンスです。このセミナーでは、ご参加いただく皆さんからの相談をもとに、実際の事例を読み解き、解決策を導き出していきます。悩み多き事例、糸口見えずの事例、大歓迎です。

【川上康則先生のプロフィール】東京都生まれ。公認心理師、臨床発達心理士、特別支援教育士SV。特別支援学校の地域支援コーディネーターとして、長年、地域の相談支援に関わる。教育系の雑誌・ウェブマガジンなど2誌に連載をもつ。『子どもの心の受け止め方発達につまずきのある子を伸ばすヒント』(光村図書)、『通常の学級の特別支援教育 ライブ講義 発達につまずきがある子どもの輝かせ方』(明治図書)、『こんなときどうする?ストーリーでわかる特別支援教育の実践 ケーススタディからのアプローチ』(学研プラス)など著書多数。


 ご参加にあたって

 1.このセミナーへの参加は、「守秘をお約束いただける方」に限らせていただきます。

 2.守秘義務厳守の理由により、当日受付にて、誓約書に署名していただきます。

 3.事例の検討を希望される方は、セミナー開催前に川上先生とメールでやり取りしていただきます。


 ケーススタディで検討を希望する事例の募集
 
事例の検討を希望される方は、6月30日(火)までにセミナー事務局までメール(kanald@246.ne.jp)にてお知らせください。追って、所定の「実態把握・相談票」の用紙をお送りします。なお、セミナーで取り上げるケース数は、先着で最大2事例までとします。

※申込方法等の詳細については、当協会HPをご覧下さい。
http://www.246.ne.jp/~kanald/