研究会情報
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年度末の「学級とじ」と年度始めの「学級びらき」 −次のステップへ進むために−
開催地域
神奈川県
日程
2020/2/15(※要申込:2020/2/14まで)
主催
神奈川LD協会(公益社団法人神奈川学習障害教育研究協会)
講師
川上康則先生(東京都立矢口特別支援学校 主任教諭)
参加対象
幼児・保育/小学校/中学校
ジャンル
特別支援教育/学級経営/指導方法・授業研究
2月15日(土) ★セミナーコード908★ / 研修室121−123(12階) きほんのき講座



年度末の「学級とじ」と年度始めの「学級びらき」 −次のステップへ進むために−




10:00-11:15 講義と演習1 関わり上手・楽しみ上手をめざす 一斉指導のスキルと個別的な関わりのスキル
11:30-12:45 講義と演習2  学級の「縦糸(教師−子ども関係)」の作り方
13:45-15:00 講義と演習3 学級の「横糸(子ども−子ども関係)」の作り方
15:15-16:30 講義と演習4 年度末の「消化試合」的な雰囲気を打破しよう 〜「学級とじ」から「学級びらき」まで〜




Invited Speaker  川上康則先生(東京都立矢口特別支援学校 主任教諭)



川上先生からのメッセージ

 このセミナーでは、特別支援教育の視点を生かした「クラスづくり・授業づくり」について取り上げます。主に通常の学級を想定していますが、それ以外の場(通級・特別支援学級・特別支援学校・幼稚園・保育園等)でも活用していただけるような見方・考え方・教育技術を盛り込みながら、実践的な内容になるよう工夫します。

 ここ最近、いたるところで「一斉指導が難しくなった」、「子どもたち同士の関係づくりが希薄になった」という話を耳にします。ベテランと呼ばれる経験豊富な教員もかなり苦戦している状況を目にします。こうした学級経営についての課題は、以前は若手の教員ほど陥りやすく、年数とともに熟達するものだと考えられてきましたが、今は決してそのようには言えない現実があります。

 今、学級づくりに必要とされるのは、一斉指導における効果的なスキルと個別的な関わりのスキルの引き出しを多くもつこと、そして、子どもたち同士が関わりを通して学ぶことを支援することです。セミナーの中でみなさんにもそれらの大切さを実感していただけるようにしたいと思っています。

 「学級担任としての真価は、翌年度の子どもたちの姿に表われる」と言われます。年度末に向けて「学級とじ」を意識する時期でもあります。実は「学級びらき」以上に重要であるにもかかわらず、軽視されている「学級とじ」。年度末をユルい雰囲気の“消化試合”にしないためにも、最後の最後まで、子どもたちを一つ上のステージに高めていきたいと思われる方に、ぜひご参加いただければ嬉しく思います。

【川上康則先生のプロフィール】東京都生まれ。公認心理士、臨床発達心理士、特別支援教育士SV。特別支援学校の地域支援コーディネーターとして、長年、地域の相談支援に携わる。教育系の雑誌・ウェブマガジンなど3誌に連載をもつ。『通常の学級の特別支援教育ライブ講義 発達につまずきがある子どもの輝かせ方』(明治図書出版)、『こんなときどうする?ストーリーで学ぶ特別支援教育の実践ケーススタディからのアプローチ』(学研プラス)、『通常学級でできる 発達障害のある子の学習支援』(ミネルヴァ書房)など著書論文多数。

※申込方法等の詳細については、当協会HPをご覧下さい。
http://www.246.ne.jp/~kanald/