発達障害のある子どもたちと保護者対応のコツ
【この研究会は終了済です】
- 開催地域
- 神奈川県
- 日程
- 2019/8/18
- 主催
- 神奈川LD協会(公益社団法人神奈川学習障害教育研究協会)
- 講師
- 広瀬宏之先生(横須賀市療育相談センター 所長 ・ 小児精神神経科医)
- 参加対象
- 幼児・保育/小学校/中学校
- ジャンル
- 特別支援教育/指導方法・授業研究/その他
8月18日(日) セミナーコード302 / 研修室121−123(12階) スキルアップ講座
発達障害のある子どもたちと保護者対応のコツ
10:00-11:15 講義1 発達障害の支援の基本について
11:30-12:45 講義2 あえて確認しておきたい保護者“対応”の基本
13:45-15:15 ワーク レジュメのない事例検討会
15:30-16:30 講義3 事例検討を日常の支援につなげる
Invited Speaker 広瀬宏之先生(横須賀市療育相談センター 所長 ・ 小児精神神経科医)
広瀬先生からのメッセージ
発達支援は保護者支援でもあります。せっかく勇気を振り絞って相談に行ったものの、「お母さんのやり方が…」と非難され、「二度と相談には行かない!」なんてことになったら、子どもも親も支援者もみんな不幸になります。
発達障害の子育てはとてもとても大変で、人一倍以上の苦労が伴います。例えば、泣いている幼児を良かれと思って抱きしめても、感覚過敏の強い子どもでは余計に泣いてしまい、途方に暮れることも少なくなくありません。
発達障害があっても、保護者や本人はそれなりの対処行動をしてきています。支援者から見ると適切なやり方とは思えなくとも、何とかしたいという気持ちを否定しては共同作業になりません。保護者を責めることは厳に慎む必要があるのです。まず子育ての大変さを傾聴し、保護者なりに工夫してきた対処行動を労って、特性に見合ったより良い対処行動を一緒に考えていくのです。対処行動のバージョンアップが、支援の醍醐味です。
このセミナーでは、まずはじめに発達障害の支援の原則をお話して、それを踏まえての保護者対応の基本についてお話します。
午後は恒例のレジュメのない事例検討会と、その振り返りです。実際のケースを題材にして、午前中にお話しした内容をどのように実践していけるのか、保護者対応の実際をお伝えれできればと思います。
【広瀬宏之先生のプロフィール】1995年に東京大学医学部卒業。同小児科・大学院、国立成育医療センターこころの診療部、米国フィラデルフィア小児病院などを経て、2008年より現職。2015年から放送大学客員准教授兼務。医学博士、小児神経専門医、小児精神神経学会認定医、子どものこころの専門医。著書に『発達障害支援のコツ』『「ウチの子、発達障害かも?」と思ったら最初に読む本』、『図解 よくわかるアスペルガー症候群』、『もしかして、アスペルガー?と思ったら読む本』、『自閉症のDIR治療プログラム』(翻訳)、『こころの病への発達論的アプローチ』(監訳)、『発達障害とのかかわり』(神田橋條治氏との共著)など。
★ご参加にあたって
1.このセミナーへの参加は、「守秘をお約束いただける方」に限らせていただきます。
2.守秘義務厳守の理由により、当日受付にて、誓約書に署名していただきます。
※申込方法等の詳細については、当協会HPをご覧下さい。
http://www.246.ne.jp/~kanald/
発達障害のある子どもたちと保護者対応のコツ
10:00-11:15 講義1 発達障害の支援の基本について
11:30-12:45 講義2 あえて確認しておきたい保護者“対応”の基本
13:45-15:15 ワーク レジュメのない事例検討会
15:30-16:30 講義3 事例検討を日常の支援につなげる
Invited Speaker 広瀬宏之先生(横須賀市療育相談センター 所長 ・ 小児精神神経科医)
広瀬先生からのメッセージ
発達支援は保護者支援でもあります。せっかく勇気を振り絞って相談に行ったものの、「お母さんのやり方が…」と非難され、「二度と相談には行かない!」なんてことになったら、子どもも親も支援者もみんな不幸になります。
発達障害の子育てはとてもとても大変で、人一倍以上の苦労が伴います。例えば、泣いている幼児を良かれと思って抱きしめても、感覚過敏の強い子どもでは余計に泣いてしまい、途方に暮れることも少なくなくありません。
発達障害があっても、保護者や本人はそれなりの対処行動をしてきています。支援者から見ると適切なやり方とは思えなくとも、何とかしたいという気持ちを否定しては共同作業になりません。保護者を責めることは厳に慎む必要があるのです。まず子育ての大変さを傾聴し、保護者なりに工夫してきた対処行動を労って、特性に見合ったより良い対処行動を一緒に考えていくのです。対処行動のバージョンアップが、支援の醍醐味です。
このセミナーでは、まずはじめに発達障害の支援の原則をお話して、それを踏まえての保護者対応の基本についてお話します。
午後は恒例のレジュメのない事例検討会と、その振り返りです。実際のケースを題材にして、午前中にお話しした内容をどのように実践していけるのか、保護者対応の実際をお伝えれできればと思います。
【広瀬宏之先生のプロフィール】1995年に東京大学医学部卒業。同小児科・大学院、国立成育医療センターこころの診療部、米国フィラデルフィア小児病院などを経て、2008年より現職。2015年から放送大学客員准教授兼務。医学博士、小児神経専門医、小児精神神経学会認定医、子どものこころの専門医。著書に『発達障害支援のコツ』『「ウチの子、発達障害かも?」と思ったら最初に読む本』、『図解 よくわかるアスペルガー症候群』、『もしかして、アスペルガー?と思ったら読む本』、『自閉症のDIR治療プログラム』(翻訳)、『こころの病への発達論的アプローチ』(監訳)、『発達障害とのかかわり』(神田橋條治氏との共著)など。
★ご参加にあたって
1.このセミナーへの参加は、「守秘をお約束いただける方」に限らせていただきます。
2.守秘義務厳守の理由により、当日受付にて、誓約書に署名していただきます。
※申込方法等の詳細については、当協会HPをご覧下さい。
http://www.246.ne.jp/~kanald/