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子どものこころの理解と問題解決のワーク −子どもの抱える問題を丁寧に扱うために−
開催地域
神奈川県
日程
2019/8/17
主催
神奈川LD協会(公益社団法人神奈川学習障害教育研究協会)
講師
松嵜くみ子先生(跡見学園女子大学心理学部臨床心理学科 教授・同大学心理教育相談所長)
参加対象
幼児・保育/小学校/中学校
ジャンル
特別支援教育/指導方法・授業研究/その他
8月17日(土) セミナーコード301 / 研修室121−123(12階) 実践ワーク


子どものこころの理解と問題解決のワーク −子どもの抱える問題を丁寧に扱うために−



10:00-11:15 講義1       「頭が痛い」「おなかが痛い」は、子どもの「大変!」「困った!」のバロメーター
11:30-12:45 講義2 子どもが困っているとき、大人にできること(発達心理学の視点から)
13:45-15:00 ワーク1       問題解決のステップ:まず、自分の問題解決のワーク
15:15-16:30 ワーク2       問題解決のステップ:チームで取り組む問題解決のワーク








Invited Speaker 松嵜くみ子先生(跡見学園女子大学心理学部臨床心理学科 教授・同大学心理教育相談所長)


松嵜先生からのメッセージ

 時代の流れとともに、子どもたちが、健やかに育っていく中で、妨害的な要因がたくさん増えています。例えば、大人が忙しくて、子どもからの「ねえ、ねえ」との呼びかけに、しっかり答えてあげられないこと、思いっきり大声を出し、笑い、走り回り、人と関わり、生きる喜びを体験する機会が減っていることなどです。皆さんのかかわっている子どもたちの状態はいかがでしょうか?

 子どもたちの生活は便利になって、快適になっていますが、そのことは「自分がこうやってみたから、こうなった」という実感、自己効力感を得にくくしているともいえます。子どもたちと関わる大人は、このことにしっかりと気づき、意識をして、子どもたちにとって発達促進的な環境、働きかけを提供する必要がある…私はそう感じています。

 このセミナーでは、学校の先生方のみならず、子どもにかかわるすべての皆さんを対象に、このような現代の子どもたちの状況に何とか取り組むために役立ちそうな心理学的な知識と工夫を、わかりやすくお伝えできればと思います。

【松嵜くみ子先生のプロフィール】東京都品川区出身。青山学院大学大学院心理学専攻博士課程単位取得修了。医学博士。公認心理師。臨床心理士。国立小児病院アレルギー科心理士、青山学院大学非常勤講師、東京都スクールカウンセラー、昭和大学病院小児科心理士、埼玉医科大学病院小児科心理士などを経て、2008年より現職。2018年から同大学心理教育相談所長兼務。専門は、臨床心理学、小児医療心理学。基礎疾患をもつ子どもとその家族の心理的支援、小児科外来における心理臨床(不登校、発達障害など)、子どものQOL研究などに取り組んでいる。趣味は、散歩、カフェめぐり、スキー。


※申込方法等の詳細については、当協会HPをご覧下さい。
http://www.246.ne.jp/~kanald/