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保護者と上手にかかわる4つのステップ −子どもの未来を真剣に考えるために−
開催地域
神奈川県
日程
2019/7/26
主催
神奈川LD協会(公益社団法人神奈川学習障害教育研究協会)
講師
有川宏幸先生(新潟大学教育学部教育科学講座 教授)
参加対象
幼児・保育/小学校/中学校
ジャンル
特別支援教育/指導方法・授業研究/その他
7月26日(金) セミナーコード107 / 研修室121−123(12階) 実践ワーク


保護者と上手にかかわる4つのステップ −子どもの未来を真剣に考えるために−


10:00-11:15 講義とワーク1 保護者の想いに気づく
11:30-12:45 講義とワーク2 大切にしたいあなたの想い
13:45-15:00 講義とワーク3 よい関係をつくるテクニック
15:15-16:30 講義とワーク4 ココロを伝えることば


Invited Speaker 有川宏幸先生(新潟大学教育学部教育科学講座 教授)


有川先生からのメッセージ

 子どもたちが幸せに暮らしていくために、私たちは保護者と上手にかかわりながら、よい「話し合い」をしていくことが大切です。しかし、最近では、学校において、保護者への対応が難しくなり、その結果、疲弊している先生方の姿を目にするようになりました。私たち教育者も子どもの未来のことを真剣に考えています。ならば、その思いや考えを曲げてはいけないと思うのです。それでは、どうしたらいいのでしょう。

 私たちがすべきことは、子どもの成長や発達に対する願いや思いを曲げることではなく、保護者の方たちと、よい「話し合い」をするための立場の違いを認識することと、上手にかかわれる具体的な技術であると考えます。国連の障害者権利条約批准後、さまざまな場面で 障害のある子どもたち・人たちの権利を尊重する社会の在り方について議論され始めています。そして「合理的配慮」の重要性が言われています。この「合理的配慮」は、共に暮らしやすい社会をつくるために「話し合った」結果、生まれてくるものだと思います。

 このセミナーでは、保護者の方たちとよい「話し合い」をするために大切にすべきことを考えていきましょう。この夏も、皆さんと一緒に楽しく学んでいきたいと思います。

【有川宏幸先生のプロフィール】千葉県生まれ。筑波大学大学院修了後、1995年4月より発達相談員として大阪府岸和田市保育課、 同保健センター勤務。乳幼児健診やその後の保護者対応、心理面のフォロー、療育・保育の助言やコーディネート、就学までの引継ぎ等幅広い業務に携わる。2006年10月より現職。著書『発達が気になる乳・幼児のこころ育て、ことば育て』(ジアース教育新社)、『障害児保育』(分担執筆、建帛社)、DVD『DVDで学ぶ応用行動分析学入門』(監修、中島映像教材出版)など。


※申込方法等の詳細については、当協会HPをご覧下さい。
http://www.246.ne.jp/~kanald/