研究会情報
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読み・書きに困難を示す子どもたちへの学習空白の罪 −教室にいるのに学べないでいる子どもたちと学習量−
開催地域
神奈川県
日程
2019/7/24
主催
神奈川LD協会(公益社団法人神奈川学習障害教育研究協会)
講師
井上賞子先生(島根県松江市立意東小学校 自閉症 ・ 情緒障害 特別支援学級教諭)
参加対象
幼児・保育/小学校/中学校
ジャンル
特別支援教育/指導方法・授業研究/その他教育

会場

名称
ウィリング横浜
233-0002
所在地
神奈川県
横浜市港南区上大岡西1-6-1
HP
http://www.yokohamashakyo.jp/willing/

受付

名称
神奈川LD協会 セミナー参加申込 受付係
Mail
kanald@246.ne.jp
HP
http://www.246.ne.jp/~kanald/seminar.html
7月24日(水) セミナーコード105 / 研修室121−123(12階) スキルアップ講座


読み・書きに困難を示す子どもたちへの学習空白の罪 

                      −教室にいるのに学べないでいる子どもたちと学習量−


10:00-11:15 講義1 教室にいながら、「学習空白」が生じていた子どもたち
11:30-12:45 講義2 特性に応じた学び方が支える「学習量」
13:45-15:00 講義3 「正しく繰り返す」の力@ アナログの支えを中心に
15:15-16:30 講義4 「正しく繰り返す」の力A デジタルの支えを中心に


Invited Speaker 井上賞子先生(島根県松江市立意東小学校 自閉症 ・ 情緒障害 特別支援学級教諭)


井上先生からのメッセージ

 「オレはバカなんですよ!」と叫ぶ子、「やってもやっても、みんなみたいにできない」と目を潤ませる子、かつて出会った彼らは、知的に遅れがあるわけでも授業に参加していないわけでもありませんでしたが、学習が積みあがっていかないことに疲弊し、自信も意欲もなくしていました。そこには個々に様々な要因がありますが、近年、共通項として「学習量」の問題を考えさせられることが増えています。

 「学習空白」というと、不登校等で教室での学習に参加できない時に生じるものと思われがちですが、現実には前述の子どもたちのように毎日学校に通っている子たちにも起こっていると実感することがあります。みんなと同じ方法では学びにくい特別支援対象の子どもたちの中には、いくら教室にいて授業に参加しているように見えても、「学べずにいる」もしくは「定着のために必要な学習量が確保できていないでいる」子がいます。「わからない→やらない→もっとわからなくなる→もっとやりたくなくなる」という深刻な負のループは、「学習空白」となり、困難の状況をより悪化させていきます。「そんなことはない、人よりたくさんの時間をかけて膨大な量に取組んでいるのに、うまくいかなくて困っているんだ。学習量は十分確保できているのに」というケースもあるでしょうが、そこには「その子に合った学び方での学習量が保証されているのか」という問い直しが必要だと感じています。時間をかけてたくさん取り組んでいるように見えても、こなすので精いっぱいで、「できた」や「わかった」につながっていかない場合もまた、「学習」の「量」が適切に保証されたとは言い難い状況だと思います。

 「その子に合った学び方」は、「これならできる」というワクワクした見通しと、「わかった!」「できた!」という学ぶ喜びと達成感を支えてくれます。そして、それがあればこそ、学力の定着につながる充分な「学習量」も確保できるのではないでしょうか。

 よく、「この子には苦手さがあるので」という枕詞で学習内容や量を減らし、負担を軽減しているという話を聞きます。私もかつては「ストレスになっているものを減らさなくては」と、どんどん学習量を減らしてしまっていた時期がありました。もちろん、苦手なことを苦手な方法でやらせるというのは無理があります。「苦手な方法」は減らしていかなくてはいけないでしょう。しかし、「減らした分だけは、その子にとって得意な方法での学びを増やしていく」ことも忘れてはいけなかったと、自戒も込めて痛感しています。

 今回のセミナーでは、事例を通じて、それぞれの子どもたちの学びやすさを支えた手立てを、アナログ・デジタル両方でたくさん紹介します。ご参加の皆様にとって「これならあの子とやり続けられるぞ」と感じていただけるものが共有できる時間になれば嬉しいです。

【井上賞子先生のプロフィール】通常学級、通級指導教室を経て、現在に至る。特別支援教育士。特性のある子どもたちの学びを支える方法を模索しながら教材開発を行っている。平成23年度より、東京大学先端科学技術研究センターとソフトバンクグループが実施する情報 端末の活用が障害を持つ子どもたちの生活や学習支援に役立つことを目指した実証研究「魔法のプロジェクト」に参加、ICTを活用しての支援にも取り組む。著書に、『特別支援教育 はじめのいっぽ!』、『はじめのいっぽ! 算数のじかん』、『はじめのいっぽ! 国語の時間』(学研)などがある。

★★★★★★★

<7/24 セミナー終了後 16:45-18:15> 
スペシャルワーク「iPadで繰り返しの学習がしやすくなる教材を作ってみよう!」

 iPadを使った人数限定(先着25名)のワークです。
 参加希望の方は、下記の参加条件に承諾の上、セミナーと合せてお申込み下さい。



参加条件 : @本セミナー(井上賞子先生のセミナーコード105)にご参加の方
AiPadの基本操作がご自身で出来る方
BiPadを利用されている方で、当日ご自分のiPadを持参できる方
C事前に指定された無料・有料アプリをインストールできる方
(お手続き完了後、セミナー事務局からご案内します)


申込方法 : ネット申込限定となります。

参加費   : 3,000円 ※セミナー参加費と合せてお振込みください。

★★★★★★★

※申込方法等の詳細については、当協会HPをご覧下さい。
http://www.246.ne.jp/~kanald/