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そうだったのか!ABA(応用行動分析)の“きほん”の基本
開催地域
神奈川県
日程
2018/1/21
主催
神奈川LD協会(公益社団法人神奈川学習障害教育研究協会)
講師
有川宏幸先生(新潟大学教育学部教育科学講座 教授)
参加対象
幼児・保育/小学校/中学校
ジャンル
特別支援教育/生活指導・進路指導/指導方法・授業研究
1月21日(日) セミナーコード901 / 研修室121−123(12階)

そうだったのか!ABA(応用行動分析)の“きほん”の基本

10:00-11:15 講義とワーク1 行動を分析すること、こころを理解すること
11:30-12:45 講義とワーク2 「困った行動」の分析
13:45-15:00 講義とワーク3 「ステキな行動」への実践
15:15-16:30 講義とワーク4 明日から出来るABA

Invited Speaker 有川宏幸先生(新潟大学教育学部教育科学講座 教授)

有川先生からのメッセージ

 「うちの子、突然大きな声をだしてしまうんです」と訴える親御さんがいます。「何が気に入らないのか、手にしたモノをすぐに投げてしまうのです」と困った行動が起こる理由がわからず、首を傾げる学校の先生がいます。ある支援施設の職員は、「周囲の利用者さんを叩くことが続いています。毎回注意しているのに、どんどん悪化しています。どうしましょう?」と悩んでいます。皆さんに共通しているのは、「子どもや利用者さんのことを理解したい。でも、その理由がわからない」・・・と言うことのようです。

 私たちは、どうしても自分自身の生活環境や経験に基づき、一定の先入観をもって周囲の出来事や、他人の行動を理解しようとします。でも実際に自分と同じ環境で、同じ経験をしてきた人は希です。そのため自身の想定外の出来事が起こると「なぜ、彼はこのような行動をするのか?」と言う疑問が生じてくるのです。
 
 では、どのようにすれば私たちは自分の周囲の人の行動を、先入観を持たずに、より正確に理解できるようになるのでしょうか?実は、人の行動には一定の法則があるのをご存じですか?しかも、その法則を理解していれば、自身の想定外の「なぜ・・・?」の答えを得ることが出来ます。このセミナーでは、この人の行動の「なぜ?」を理解するためにABA(応用行動分析)の基本について、わかりやすく解説し、ワークを交えながら明日からの実践に活かすことを目指します。

【有川宏幸先生のプロフィール】千葉県生まれ。筑波大学大学院修了後、1995年4月より発達相談員として大阪府岸和田市保育課、同保健センター勤務。乳幼児健診やその後の保護者対応、心理面のフォロー、療育・保育の助言やコーディネート、就学までの引継ぎ等幅広い業務に携わる。2006年10月より現職。著書『発達が気になる乳・幼児のこころ育て、ことば育て』(ジアース教育新社)、『障害児保育』(分担執筆、建帛社)、DVD『DVDで学ぶ応用行動分析学入門』(監修、中島映像教材出版)など。

【主な対象者】 幼児期・学齢期にかかわる支援者・専門家。幼稚園・保育園・こども園の先生方、小学校・中学校・高等学校・特別支援学校・大学の教員・特別支援教育コーディネーター・スクールカウンセラー・管理職等、教育委員会で学校教育等に従事する教育職、教育センター・相談センター等に勤務する心理士、その他、テーマに関心のある支援者。

※申込方法等の詳細については、当協会HPをご覧下さい。
http://www.246.ne.jp/~kanald/