自己教育力の育成は「追究の鬼」を育てることで可能となるとする著者の調べ学習を軸とした多様な指導の筋道を事例を豊かに示して詳述した。

「追究の鬼」を育てるために、著者が無我夢中で実践し教材開発してきた内容を著作集としてまとめた。

�@社会の知識を深める面白クイズ�A地理の知識を深める面白クイズ�B歴史の知識を深める面白クイズから構成され，社会科授業の活性化をめざす。

いくらネタ７分に腕３分といっても，すぐれたネタの活用法を知らなくては，授業は深まらないということで，授業での生かし方を事例で解説した。

すぐれた「ネタ」は授業を活性化し，子供たちの追究力が高まるとする著者の「ネタ」探しの苦心論と「ネタ」開発の手順を事例を示しわかりやすく解説した。

知的好奇心を高めひとりひとりが学習追究のオニとなるよう，学習環境をととのえるといった有田方式の教育づくりのノウ・ハウをすべて公開した。

全国各地で追試されている「バスの運転手」の授業の全貌とその後の追究を復元した写真による指導研究。社会科指導の基が手にとるようにわかる。

教師に教材の本質やその面白さを見ぬく力があれば「よい発問」も創造できる。発問研究をすることはネタを深く研究することになり腕もあがる。

よい教材と問題のもたせ方，どのように追究させるか，学習のまとめ・発展のさせ方，学習意欲の高め方についての実践者と有田氏との鼎談集。

全国の青年教師から「追試」されている著名な有田実践の二つの教材を指導案と教材を含めて一時間の授業の流れを写真で解明した授業研究の手引。

「材料七分に腕三分」のたとえをひき，著者はよい材料を見分ける能力・技術をつけようと実践のすべてを公開してよい教材発掘の方法事例で示す

二つの単元の一時間の授業を写真の流れと解説で示し，指導案，授業展開がどう変化していくか誌上授業研究になるよう構成。指導案も掲げた。

ＮＨＫのラジオ対談をまとめたもので，対談者は霜田一敏，藤岡信勝，谷川彰英，片上宗二の四氏。子どもの固定観念，歴史教育，教材関係など語る。

社会科・考えさせる発問の基本構造／考えさせる発問の授業展開＝「わたしたちの学校」「きんじょの公園」「はたらく人たち」「店で働く人達」

学級づくりの年間計画をふまえ，今求められている社会科のあり方を示し，教材開発による社会科指導の工夫を豊かな実践例で解明した指導入門書。

高学年学級づくりの課題を明確化させ，楽しい社会科授業の構成のし方，問題解説の授業，見学から導入した授業，見方考え方を深める指導法解明。

停滞している社会科を活性化し授業に熱気をもたせるには，子どもを社会科好きにすることが近道だと著者は説く。教材の開発と提示の方法を解明。

よいクラスを作るには，よい授業を創り出すことが先決だとする著者の学級づくりと社会科指導の実践研究の成果を低学年にしぼって集大成した。