小学校ではおもしろい問題史を、単元「道と小石川台地のくらし」「黒岩さんのレタスづくり」の授業、「くらしと水」の授業、「はてな？」から個性的思考へ、資料の読み方を鍛える、授業がうまくなる授業のレシピ等。

子どもを理解する力量アップを図る、楽しい教室づくりでめざすこと、一言少なく一手少ない指導を心がける、子どもも授業もよいところに目をつける、子どものよいものを引き出す、すばらしい仲間たちと思わせる等々。

「子どもの勉強観」を変えるとっておきのネタ、「聞く技能」がすべての学習の基礎基本、誰がこんな子どもにしたのか、ユニークな見方考え方を育てる方法、こんな見方考え方を育てたい、見ることは生きることなど教師の見る目を鍛える方策。

出会いのセンスをみがく、授業を活性化するための学級づくり、意欲とやさしさと安心感をもたせる、教師のパフォーマンストレーニングで学級をまとめる、子どもの成長をみとる力を鍛える、望ましい学級経営のあり方。

著者は自信をもって言う。ネクラの人もその人の努力次第でネアカになれると。教師の中には授業中に笑うことは最悪だとさえ考えている人がいる。だから子どもは窒息するのだ。

開発した教材を子どもたちが「太陽」だと思うようなものでなくてはならない。そして調べ方を工夫できるものでなくてはならない。調べ方に重点を置いた指導例を豊富に収録。

授業の成功、不成功は教材の良し悪しが大きく関係する。良い教材が開発できた時、授業は成功する。著者がこれまでに行ってきた教材開発の手の内をすべて公開した問題提起作。

教材開発のノウハウを可能な限り具体的に述べ、授業化を示している。事例も北海道から沖縄までに渡って示し、授業を十倍楽しくするための教材開発の楽しさを示す。

「技術」というのは「内容」を伴ってはじめて生きてくる。教師は教材より「教え方」といった技術ばかり学ぶ傾向がある。これだけは教えたいと思えば指導方法は自然に決まる。

「学習技能」は「追究の鬼」を育てるために必要な条件だ。教師が鮮明なねらい＝追究の鬼を育てたい、を持って授業に取り組むと子どもたちはちゃんと応えてくれる事例を示す。

授業は「はてな？」を発見させることから始まる。授業は何かを「教え・分からせ・理解させる」だけではなく「はてな？」を発見させることこそ大切だ。よい授業を生むコツ。

自分を見直せ、時代が変わり子どもも変わっているのだ。自分の実力を見つめ直せ、保護者への注意のしかたを考えよ。著者の若い教師への辛口の批判と助言を通して成長を促す。

時代が変われば授業を変えなくてはならない。しかし授業を変えようとしない教師が多い。プロ教師をめざしている教師は違う。伸びたい教師は基礎的技術をみがき成果を上げる。

社会科の発展学習とは何か、おたよりノートは基礎･基本、発展学習の典型「はてな？帳」総合的学習へ発展する教材の開発―シクラメン、わさびの教材化など開発例編む。

クイズ学習へのいざない。「気候とくらし」「地域と産物」「政治とくらし」「社会の知識を深める」など、クイズを通して基礎基本に迫る。

「縄文から弥生時代」「大和時代」「奈良から平安時代」「鎌倉から安土桃山時代」「江戸時代」「明治から現代」をクイズで学ぶ。

イラストを見る力をつけ、はてな？を発見する力をつけるワークの決定版。「三内丸山から何が見えるか」「江戸の町から何が見えるか」「戦後のくらしから何が見えるか」等。

５〜６年編での教材を面白くして学習技能を育てる、授業で育てたい学習技能、５年生の学習技能の基礎・基本、６年生の学習技能の基礎・基本、学習技能を育てる単元とは。

追究の道具としての「学習技能」を見直し追究に値する教材を開発する。授業で育てたい「学習技能」を明らかにする。３年生４年生に育てたい「学習技能」の基礎・基本を提示