不振の作文指導をどう活性化するか，長い実践経験で成果を上げた多様な方法を初心者向きに公開子供たちが喜んで書く作文指導を事例で解説した。

説得が上手なら，体罰などやらないですむ。生徒を怒鳴ったりするようなことも無くなる。本書はそうした願望のもとに実践的教訓を集録した。

学級づくりは楽しいものだ，との観点から学級づくりの筋道を明確化させ，学級を活性化させるための手だてやイベントづくりなど具体的に示した。

知的好奇心を高めひとりひとりが学習追究のオニとなるよう，学習環境をととのえるといった有田方式の教育づくりのノウ・ハウをすべて公開した。

新教育の中心だった社会科をめぐる主要な論争を展望し，社会科教育の内容と今後の問題点をどう解決していくべきか実践への示唆を論述した力作。

ありきたりの作文指導から一歩抜きん出て子どもに喜ばれる新しい作文指導の方法を示した。下巻は上級レッスンを中心に実践例を豊富に収録した。

作文教育の方法，遅れた子どもへの思いから出発する。認識と実践の統一をめざす。授業記録的な実践などすぐれた体育実践の本質を解明した力作

教育の「画一化」への反省をふまえ，個別化教育の視点と手だてを各地で試みられている新しい実践を紹介し，個を生かす教育の具体化を提案した。

「話し合い」が悪いのではなく，進め方，使い方，生かし方が悪いと説く著者は，話し言葉教育の再生を願って，どう導くか具体例で解明した労作。

好評の続編。「呼びかける」指導案は，プロ教師として呼応のドラマを成立，展開させていく仕かけとして必要だ，とする著者の新しい提案集。

幕末にも新人類はいた。それらの新人類は化石人といわれた熟年によって個性豊かに生かされた。若い人たちの心に迫り若い人を生かそうと訴える。

国語科教育で力をつける内容は何かという観点から戦後の文学教育は思想を語ることに力を入れ過ぎていなかったか，事例で痛烈に批判を加えた。

教師の海外旅行が増えているが，その機会をとらえ見聞を広めることだけではなく，民族の心を理解する方法を野口式観察法で具体的に提起した。

すぐれた「ネタ」は授業を活性化し，子供たちの追究力が高まるとする著者の「ネタ」探しの苦心論と「ネタ」開発の手順を事例を示しわかりやすく解説した。

いくらネタ７分に腕３分といっても，すぐれたネタの活用法を知らなくては，授業は深まらないということで，授業での生かし方を事例で解説した。

指導の原則を明らかにし，学級集団づくりの原則をリーダー指導，班活動の指導，規律を育てる指導，討議の指導など具体的実践の指針を示した。

学級の集団化を小学１年から中学３年まで成長発達に即して，学級集団づくりのみとおしを原則をふまえて明らかにした画期的な問題提起の労作。

「ＡさせたいならＢと言え」これが子供の心を動かす言葉の原則である。この原則を念頭に置けばあなたも知的な言葉づかいになると著者は提起。