今から、30年ほど前、その授業実践の素晴らしさで、全国の教師を唸らせた学校がありました。静岡県の藤枝市立高洲南小学校という学校です。
当時、その研究に関わっておられた有田和正先生は、教育誌の中で、その授業を「日本一の授業だ」と評されました。高洲南小学校の研究発表会には、全国から教師が押し寄せました。
その中で、ひときわ輝いていたのが鈴木先生の学級でした。まさしく日本一の授業を生み出す日本一の学級でした。
教育に求められるものが振り子のように揺れ動き、学校や教員に対する期待が多様化する現実の前に、日々、困惑し、疲労し、「本当に大切なもの」を見失っていないでしょうか?
教員にとって「本当に大切なもの」はたったひとつ。
それは、子ども達から笑顔と自立の力を引き出すこと。
その手だての具体を、今一度、鈴木先生のお話から再度学びましょう。
今回は、会場参加(キャンパスプラザ京都)とオンライン参加(Zoom)の両方を使ったハイブリッド型セミナーで実施します。
5月21日(土) 12:40受付開始
13:00〜14:20 講演 「教員にとって本当に大切なもの」
14:30〜15:30 鼎談 鈴木 恵子先生(元静岡県小学校教員)
池田 修先生(京都橘大学児童教育学科教授)
糸井 登先生(立命館小学校 教諭)
*鈴木恵子プロフィール:1954年、静岡県生まれ。静岡大学を卒業後、静岡県公立小学校の教員として36年間勤務。 藤枝市立高洲南小学校在職中に、その授業について、元愛知教育大学教授、有田和正氏から「日本一の授業」と称され、教育雑誌等に取り上げられた。 その学級づくり、授業づくりに魅せられたファンが今も全国にいる。 平成25年3月、藤枝市立青島北小学校長を最後に退職。著書「明日の教室」発! 子どもの力を引き出す魔法の学級経営 (伝説の教師)(学事出版)
定員:会場参加30名・オンライン参加30名(ZoomのURLは実施3日前にお届けします)
参加費:会場参加、オンライン参加共に2000円