教育オピニオン
日本の教育界にあらゆる角度から斬り込む!様々な立場の執筆者による読み応えのある記事をお届けします。
最近の記事>国語
  • 京都女子大学教授・京都女子大学附属小学校校長吉永 幸司
    • 2012/3/29
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    正しい言葉が使える子にしたいと思う。ここでいう正しさとは、自分の今が適切に伝えることができることを意味する。学校は、子どもが語る言葉で物事を判断したり指導をしたりすることが多い。ところが、小学校では、子どもが持っている語彙の量が少ないので、言葉...
  • 特別支援教育の専門性に注目―つまずきの原因に応じた指導を―
    元愛媛大学教授上岡 一世
    • 2011/9/27
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    教育の原点の理解
    特別支援教育は教育の原点だと言われています。これはだれもが知っていることです。しかし、教育の原点がどれだけ日々の教育活動に生かされているかとなるとあまり生かされていないのが現状です。
    教育の目指すべき目標やねらい、教育の本質...
  • 佛教大学准教授/京都教育大学附属京都小学校達富 洋二
    • 2011/8/30
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    1.ひとつのエピソード
    三年生の作文の教室。わたしは廊下側の女の子が書いている「冷蔵庫の片付け方」という題の作文を読んでいた。そんな静かな教室で「先生」と、小さな声がしたので顔を上げた。「オウムの飼い方」の作文を書いている男の子が手をあげている...
  • インターネットを活用した学習を充実させるための方略
    群馬大学教育学部教授中村 敦雄
    • 2011/8/24
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    一 問題の所在
    近年、調査等でインターネットを活用した学習が総合的な学習の時間はもちろん、国語科でも行われるようになった。こうした学習は、以前ならば学校図書館の活用が定石であった。だが、人的資源不足や図書予算逼迫により、残念ながら多くの学校図書...
  • 学級を「学び合う」集団にかえるために
    筑波大学附属小学校二瓶 弘行
    • 2011/8/16
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    国語授業。その多くの導入で学習材となる文章の音読をする。私もそうだ。誰か一人の子どもに音読をさせる場合に、いきなり指名はしない。私は子どもたち全員に必ず挙手を求める。
  • 「対話力」を育てるアイデア―低学年
    新潟市立鳥屋野小学校藤崎 久美子
    • 2011/7/26
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    「じわじわクイズ」と板書した。そのとたん、「じわじわクイズって何〜?」と、質問が飛んだ。声の方を向いてニッコリし 「やってみますね。」私の好きなくだものについてクイズを出します。私の好きなくだものを当ててください。
  • 提言 説得力のある表現―指導の重点はなにか
    日本教育大学院大学学校教育研究科長・教授花田 修一
    • 2011/6/15
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    説得力のある表現法を指導する重点の一つは、相手(聞き手や読み手)に伝えるべき考えを明確にさせることである。そのためには、次のような点に留意して指導をしたい。
  • 対話を深め合いにつなげる第三の鍵
    スピーチコミュニケーション教育研究所主宰村松 賢一
    • 2011/5/30
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    「対話」はコミュニケーションなどと並んで大変多義的な概念である。が、日常生活に馴染んだ言葉でもあり、とかく、無前提で使用され、時に誤解や無用な軋轢を生む。それを避けるには、まず、自身の定義を明らかにして議論に臨むことが必要かと思...