教育オピニオン
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最近の記事>学級経営
  • 管理職と担任を兼ねて知ったこと
    島根県奥出雲町立高尾小学校教頭吉川 廣二
    • 2012/7/20
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    • 学級経営
    担任を15年間、教頭を16年間務めた後、退職までの3年間を極小規模校に勤務し、教頭と担任を兼ねることになった。それまでも、短期間担任を兼ねたことはあったが、年間を通じて兼ねることは初めてだった。管理職になってからは担任を通して子どもたちを指導してきた...
  • 早稲田大学文学学術院教授森山 卓郎
    • 2012/6/4
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    • 学級経営
    あるお母様から相談を受けている。そのご子息A君のクラスで、以前からいろいろな物がなくなるなど、かなり陰湿ないじめ事象が続いていた。暴力的なこともあったという。ただ、担任の先生はしっかりとは動かれてこなかったとのこと。
    先日の朝、加害側の子がA...
  • 北海道函館市立昭和小学校教諭藤原 友和
    • 2012/2/13
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    • 学級経営
    1.「耳から聞く」だけでは厳しい、という子
    授業に参加しづらい子がいるとします。仮にA君としましょう。A君は、耳で聞いただけでは理解することが難しいという特性を持っています。ゆっくりと説明されると一生懸命に理解しようとする姿勢は見せます。ただ、友...
  • 大阪市立聖和小学校教諭金大竜
    • 2011/12/28
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    何のためにやるのかを明確にする
    「人は幸せになるために生まれてくる。だから、学校はハッピーになるために来るところ!」
    これは、ぼく自身が大切にしている思いだ。4月、子どもたちに必ず出す宿題がある。それは、なんのために学校にくるのか考えてくること...
  • 久留米市立小森野小学校教頭山田 俊之
    • 2011/12/1
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    様々な個性をもった子どもたちが一つの教室に
    近年、教育界では特別支援教育がクローズアップされていますが、それは、様々な支援を必要とする子どもたちが、一つの教室の中で、ともに学ぶ機会が増えているからではないでしょうか。
  • 提案するルールと解決するルール
    千葉大学教授明石 要一
    • 2011/6/8
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    • 学級経営
    学級に必要なルールとは何か、を考えるときルールとマナーの区別をしなければならない。いうまでもなく、ルールは普遍的なものである。どの国に行っても通用しなければならない。
  • 教育エッセイ(第13回)
    京都女子大学教授・同附属小学校長吉永 幸司
    • 2011/4/22
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    子どもの遊びに「はじめの一歩」がある。オニになった子が目をつむり、10(トオ)数えてタッチをするというオニ遊びのひとつである。この遊びの面白さは、最初の一歩の長さの確保にある。長さを確保すると、遊びの主導権を握る。「はじめの一歩」の意味を知ってい...
  • 教育エッセイ(第8回)
    横浜市初任者指導教員野中 信行
    • 2010/11/26
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    • 学級経営
    初任者指導の仕事を始めて、3年目になった。
    1週間に一度、初任者の教室で一日過ごし、さまざまな助言をする仕事である。
    退職するまで37年間、担任として「授業をする」立場で過ごしてきた。今回「授業を見る」立場へ転換して、今まで見えなかったことがさ...
  • 教育エッセイ(第5回)
    横浜国立大学教授渡部 真
    • 2010/8/27
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    • 学級経営
    「いじめ問題」は難しい。さまざまな難しさが絡みあっている。小学校や中学校の教育現場だけでなく、研究の分野でも多くの難しさを抱えこんでいる。
    ところで「いじめ」の隣接領域に「少年非行」の問題がある。この2つの問題の扱われ方には、何か違いがあったの...