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渋谷 孝
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国語教育時評
学校図書館用図書の購入時の「手がかり」の有無の一問題
書誌
国語教育 2010年9月号
著者
渋谷 孝
ジャンル
国語
本文抜粋
一 ブックリストの崩壊 旧制高等学校は、原則的には官僚(役人)になるための学校であったから、田舎の庶民階層にあっては、例えば成績優秀で「裕福な」家庭の子供でも入学を志す者は殆んどいなかった…
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小学校/中学校
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国語教育時評
「百聞は一見に如かず」という諺は、正しいのか―読んで分かることと見て分かること―
書誌
国語教育 2010年8月号
著者
渋谷 孝
ジャンル
国語
本文抜粋
一 文章を読むよりも、映像を見た方がよいのか 平成二十年の夏の現職教員の研修会の時、ある教員の研究の中間報告書を見て、驚いたことがある。それは「サンゴの海の生きものたち」(光村図書小学国語二年上)の指…
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小学校/中学校
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連載・常設
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国語教育時評
「作品」研究から指導法研究への変化は、教材研究の「進化」なのか
書誌
国語教育 2010年7月号
著者
渋谷 孝
ジャンル
国語
本文抜粋
一 国語科教育の研究が、国語学・国文学のそれと大同小異の時代 1970年前後までは国語科教育の研究会の研究発表題目は、国文学や国語学の研究方法とあまり違いはなかった。「ごんぎつね」や「虔十公園林」、「…
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小学校/中学校
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連載・常設
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国語教育時評
客観的に存在する「学力テスト(国語)」なんて、変ではないのか
書誌
国語教育 2010年6月号
著者
渋谷 孝
ジャンル
国語
本文抜粋
一 私が「学力テスト」をしたいと思う時 授業なり講義をしていて、自分が考えて話していることが、生徒や学生に、どのように理解されているか、気になることがある。例えば読み方学習指導の教材として芥川龍之介の…
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小学校/中学校
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連載・常設
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国語教育時評
「国語科教育」と「国語教育」とでは扱う範囲が異なる
書誌
国語教育 2010年5月号
著者
渋谷 孝
ジャンル
国語
本文抜粋
一 「国語教育」と「国語科教育」は、同じことなのか 国語教育も国語科教育も言葉はありふれたもので特別な「用語」ではない。従って両者混同して使われることが多い。この「混同」の問題は、「常識」になっている…
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小学校/中学校
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連載・常設
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国語教育時評
「生きる力をつける国語科教育」という〈決め台詞〉の無意味
書誌
国語教育 2010年4月号
著者
渋谷 孝
ジャンル
国語
本文抜粋
一 「生きる力の育成」に関わるのが国語科なのか 昨今、公・私の国語科教育の研究会の時の主催者の挨拶では、判で押したように「国語(科)教育の本質は、生きる力の育成にある」と言われる。教育委員会の事務官が…
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小学校/中学校
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連載・常設
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「読書力」を育てる授業改革
提言 「読書力」の育成、何が課題か
国語科の授業で、「読書力」を育てることは出来るのか
書誌
国語教育 臨時増刊 2010年3月号
著者
渋谷 孝
ジャンル
国語
本文抜粋
一 「読書力」は、育てられるのか 学習指導要領国語科編〔小学校高学年第3の(5)〕には、読書活動を活発に行なうようにしようとか、云々のことが書かれている。私は別に反対はしない。児童生徒が「自分の好みの…
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小学校/中学校
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特集 「戦後教育観」何を脱皮すべきか
児童中心主義教育観からの脱皮
児童中心主義教育観そのものに「脱皮」すべきところはない
書誌
現代教育科学 2009年12月号
著者
渋谷 孝
ジャンル
教育学一般
本文抜粋
1 論点はどこにあるのか 児童中心主義教育観と「対立」する立場は「大人の価値観による教育中心主義教育観」であろうか。これはまさに「観」すなわち立場の問題であって、AからBへと脱皮すべき立場は、どちらで…
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小学校/中学校
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特集
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特集 読書活動を取り入れた授業の工夫
提言・PISA型ショックと読書指導の改革
国語の学習指導と読書活動は、関係がない
書誌
国語教育 2009年10月号
著者
渋谷 孝
ジャンル
国語
本文抜粋
一 本がない時代の「庶民」は、みな阿呆だったのか 本を読まない児童・生徒または本嫌いな児童・生徒は駄目な子であるという見方がある。私は今でも忘れがたい思い出がある。昭和48年頃のことである。四年生のあ…
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小学校/中学校
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特集
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特集 新教育基本法と教師の意識改革
「公共」に主体的に参画する意識や態度
「公共」の具体的な問題点の検討の必要性
書誌
現代教育科学 2009年9月号
著者
渋谷 孝
ジャンル
教育学一般
本文抜粋
1 ある新聞記事の見出し 二〇〇六年一二月一六日の新聞各紙は、教育基本法の改正が国会で承認された旨のことを扱った。朝日新聞には「『個』から『公』重視へ」などの「トップ記事」があり、産経新聞には「国旗国…
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小学校/中学校
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戦後教育観からの脱皮―国語科をどう変えるか
1 提言―戦後教育観、国語科授業観の何が課題か
昨今の国語科は、何を「脱皮」すべきなのか
書誌
国語教育 臨時増刊 2009年5月号
著者
渋谷 孝
ジャンル
国語
本文抜粋
1 「戦後教育観」とは何なのか 「戦後教育観」を個々に区切る術には、いくつかの徴表がある。本誌の提案の立場は分からない。新版の教育基本法までも出てくる。私は、文部科学省から出される学習指導要領に着目し…
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小学校/中学校
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記事
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特集 改正教育基本法と新学習指導要領
国語科の重点指導事項を検討する
「指導事項」の方法と混同しないこと
書誌
現代教育科学 2008年7月号
著者
渋谷 孝
ジャンル
教育学一般/国語
本文抜粋
1 不安でない「時代」はなかった 今では、学校での儀式などが行われる時、講堂の正面に国旗が掲げられ、登壇する校長や教育行政関係者は、「恭しく敬礼」している。私は、その度に「この道は、何時か来た道」だと…
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小学校/中学校
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特集
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新学習指導要領国語科の長所・短所
1 改訂国語科の長所と短所
長所、短所の区分けができない構造
書誌
国語教育 臨時増刊 2008年6月号
著者
渋谷 孝
ジャンル
国語
本文抜粋
1 「第1 目標」の趣旨は何なのか 小学校の国語科編の冒頭の「第1 目標」を見て驚いた。新版は、平成一〇年版の文と寸分違わないではないか。ワン・センテンスの文に、述語らしきものが、「表現し」「理解する…
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記事
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国語教育時評
国語科教育が言葉の学習教科になる兆し
書誌
国語教育 2008年3月号
著者
渋谷 孝
ジャンル
国語
本文抜粋
一 国語科の中身は何なのか 私達には、国語科教育というのは「道徳」に次ぐ、人間形成教育であるという思いがあったし、それは現在でも本質的には変わっていない。私は宮城教育大学に在職中国語科教育法の受講の三…
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小学校/中学校
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国語教育時評
「書くことを日常化・習慣化」させるという苛酷な作文指導
書誌
国語教育 2008年2月号
著者
渋谷 孝
ジャンル
国語
本文抜粋
一 ある雑誌の特集題目 会員制の、ある国語科教育の研究雑誌が平成十九(二〇〇七)年の夏に、「書くことの日常化・習慣化」という特集を行なった。私にも、見開き二頁分の原稿の依頼があった。もっとも私の場合は…
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国語教育時評
往生際の悪い「文節」教材の末路
書誌
国語教育 2008年1月号
著者
渋谷 孝
ジャンル
国語
本文抜粋
一 全然、役に立たない文節 文法における文節概念は、一つの理屈であろう。それは第一にどういう実用的意味があるのだろうか、第二にその概念規定は、一つの自立語単独、または一つの自立語に、二つまたは二つ以上…
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小学校/中学校
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国語教育時評
文章を音読して、話し言葉で伝えたと思っている「大学教授」がいる
書誌
国語教育 2007年12月号
著者
渋谷 孝
ジャンル
国語
本文抜粋
一 文章の音読は、話し言葉での伝達なのか 少し古いことになる。二〇〇六(平成一八)年の八月に、東京のある大学構内の会場にて国語科教育史に関する研究発表会があった。発表者四人は、それぞれ年配の国語科教育…
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国語教育時評
方言による「村起こし」と蒸気機関車に乗る「イベント」
書誌
国語教育 2007年11月号
著者
渋谷 孝
ジャンル
国語
本文抜粋
一 ある「方言混じりの市民憲章案」 いわゆる「平成の大合併」によって、宮城県の北部の栗原郡というところに、栗原市が誕生した。平成十九(二〇〇七)年五月十日の河北新報紙は、市当局が方言まじりの市民憲章案…
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小学校/中学校
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国語教育時評
「墓場の鬼太郎」と「ゲゲゲの鬼太郎」
書誌
国語教育 2007年10月号
著者
渋谷 孝
ジャンル
国語
本文抜粋
一 言語感覚は、養えるものなのか 「言語感覚」という言葉がある。それ自体は格別にどうこう言うべき言葉ではない。ところが「思考力や想像力及び言語感覚を養い」となると意味不明になる。〈養う〉とあるからには…
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国語教育時評
誰か私に読解指導をしてくれないか
書誌
国語教育 2007年9月号
著者
渋谷 孝
ジャンル
国語
本文抜粋
一 「言いたくないこと」をあえて言う 二〇〇七年春、明治図書の新刊書の一冊に『子どもの学力差は教師の指導力の差だ』という題名の本が出た。その著者はある小学校で社会科の授業を見たが、児童が何を学習したか…
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