“食育基本法”学校で取り組むQA事典

“食育基本法”学校で取り組むQA事典

好評6刷

すぐに実践できる授業案が満載の食育ハンドブック。

食育基本法が成立し、文科省の教材「食生活を考えよう」の授業化もはかられるようになり、学校のあらゆる分野で食と健康にかかわる問題が取り上げられるようになった。基礎基本を抑えた教材開発、給食の指導、栄養教諭がする食の指導などかかわる分野をすべてを網羅。


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ISBN:
4-18-923928-3
ジャンル:
総合的な学習
刊行:
6刷
対象:
小・中
仕様:
A5判 148頁
状態:
在庫あり
出荷:
2018年1月22日
『新学習指導要領の展開』
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目次

もくじの詳細表示

まえがき
T 文部科学省の教材「食生活を考えよう」を使って授業する
■〔低学年用〕「しょくせいかつをかんがえよう」を授業する
1 たのしいきゅうしょくがはじまるぞう
2 きゅうしょくじまへようこそ
3 おやつのくにへようこそ
4 こめたろうのへんしん
■〔高学年用〕「食生活を考えよう」を授業する
5 紙上バイキングでバランスのよい食事を考える
6 日本から発信された寿司の文化
■〔中学校用〕「食生活を考えよう」を授業する
7 望ましい食習慣を身につけよう
■授業ですぐに使える食のテキスト
〔中学年〕よくかんで食べよう
〔中学年〕砂糖について考えよう
〔高学年〕清涼飲料水について考えよう
〔高学年〕お箸はすばらしい
U 食と健康との関係を授業する授業する
1 生活習慣病は食生活の改善で防ぐことができる
2 太りぎみな子が増えている現状に対応した授業
3 将来、骨粗鬆症にならないために
4 アレルギーと食生活との関係
5 過剰なダイエットはとても危険!
V 食文化と生活習慣との関係を授業する
1 「いただきます」「ごちそうさま」の言える子に
2 お箸の使い方はこれでばっちり
3 調理器具から見える感謝の心
4 食事中にこんな話題を
5 箸のマナー
6 口中調味(和食に合う食べ方)
7 日本のおせち料理
8 縄文時代の人は食料保存の天才であった
9 古今東西雑煮のひみつ
W 食と環境との関係を授業する
1 輸入食品は大丈夫? 食卓から日本の食料問題が見える
2 食品添加物の恐ろしさを授業する
3 スローフード、ファーストフードとは?
4 旬の食材を使う
5 生ゴミを減らすコーン袋
6 生ゴミの行方
7 狂牛病、鳥インフルエンザ 食の安全性はどうなっている?
8 食品表示に惑わされないために
X 給食の時間の指導/栄養教諭・栄養士が行う授業
1 まずやってみよう! スタートはこの授業で
2 給食の準備
3 給食時間の食べ方
4 不足している栄養素を十分にとらせるために
5 新ネタを活用した授業陽と陰の食
Y 食育基本法の趣旨を生かした授業
1 和食のよさを広める
2 食の安全性はみんなで考えていこう
3 家族をつなぐ食の役目が変わってくる
4 脳の働きを活発にする食生活

まえがき

 長い間審議されてきた「食育基本法」が施行された。国を挙げて食育に取り組む時代になってきた。動きはわかるが、裏を返せば、それだけ日本人の食生活が乱れているということである。

 国を挙げて食生活の改善に取り組もうとすることは大切である。しかし、何よりも一人一人の自覚が大切である。

 教師はまず、子どもたちの食生活の実態をきちんと把握することから始めないといけない。自分の学級の、あるいは学校の子どもたちの食生活をチェックしてほしい。

 朝食はきちんととっているか。脂肪や甘いものをたくさんとり過ぎていないか。野菜をきちんととっているか。だれと一緒に食事をしているか。体への影響が心配される食品をとり過ぎていないか……こういった観点を設けてぜひチェックしてほしい。かなりの課題が見えてくるだろう。

 次に子どもたちの心身の発達と食との関係を見てほしい。

 肥満や高血圧など生活習慣病になりそうな子はいないか。痩身過ぎる子はいないか。偏食や孤食、個食、欠食などの影響が心配な子はいないか。

 こういった観点でチェックしてみると、子どもたちが多くの食の課題を抱えていることが鮮明になってくる。

 いずれ子どもたちは社会に出て家庭をもつ。身につけた食生活は受け継がれていくものである。だからこそ、きちんとした食の学習をしておく必要があるのだ。

 食の中心は家庭にある。学校が首を突っ込めない面もあるだろう。しかし、われわれ教師は将来をになう子どもたちのために食の授業をしておく使命がある。栄養教諭も創設され、授業を進める体制づくりが整いつつある。

 本書は食育基本法に基づき、どういった授業をしていけばいいのかをまとめたものである。

 前半は、文部科学省から出されている食生活学習教材「食生活を考えよう」を基にした授業の進め方を示している。いまだにこの冊子が活用されていない学校が多いらしい。

 後半は、向山洋一氏が提唱された食の学習の三領域〔食と健康、食と文化、食と環境(安全)〕についてどういった授業が必要かをまとめている。

 日本にはすばらしい食文化がある。現代の子どもたちはそれをあまり知らない。ここでは、それについても触れている。

 本書では難しい記述は避けて、どの教室でもすぐに使えるように構成している。

 日本のすべての教室で授業にかけていただき、子どもたちに食についての学習をさせてほしい。単に知識を与えるだけでなく、どうのようにすればよいのかを自分で判断し、自分の健康は自分で守っていくような子どもたちを育ててほしい。

 いくら能力があり、すばらしい夢をもっていても、健康でなければかなわない。

 その健康を大きく左右するのが日々の食生活である。全国の教室で食の授業がどんどん行われ、子どもたちの食生活が改善されていくことを願っている。

 本書をまとめるにあたり、TOSS代表・向山洋一氏をはじめ、TOSS食のネットワークの先生方、全国のTOSSサークルの先生方に多くのことを教えていただいた。

 また、樋口雅子編集長には、何度も励ましのメールやメッセージをいただいた。

 心よりお礼を申し上げたい。


   /戸井 和彦

著者紹介

戸井 和彦(とい かずひこ)著書を検索»

1957年 愛媛県生まれ

愛媛県内公立小学校教諭を経て,現在,愛媛県新居浜市立神郷小学校教諭

TOSS食のネットワーク代表

※この情報は、本書が刊行された当時の奥付の記載内容に基づいて作成されています。
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