高等学校新学習指導要領の展開 特別活動編
平成21年版

高等学校新学習指導要領の展開 特別活動編平成21年版

新学習指導要領の内容を具体化する完全ナビ&ガイド

これから10年、教育界は本シリーズを基軸に展開するだろう!高等学校の特別活動をどうマネジメントするか。人間関係形成力の育成を軸にしたホームルーム活動、生徒会活動、学校行事の指導計画づくりと実践展開の具体例した満載した基本図書。


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ISBN:
978-4-18-851016-2
ジャンル:
学習指導要領・教育課程
刊行:
対象:
高校
仕様:
A5判 228頁
状態:
在庫僅少
出荷:
2019年8月26日
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目次

もくじの詳細表示

まえがき
T 改訂のねらいと基本方針
§1 学習指導要領の改訂と特別活動
§2 特別活動の改訂の基本方針
§3 特別活動の目標の改善
1 特別活動の目標の改善
2 ホームルーム活動の目標と内容の改善
3 生徒会活動の目標と内容の改善
4 学校行事の目標と内容の改善
5 特別活動の授業時数
U 今次特別活動改訂のコンセプト
§1 目標の明確化
§2 人間関係形成力の育成
§3 社会的自立能力の育成
§4 人間としての在り方生き方の指導の充実
§5 ホームルームや学校の生活づくり
§6 ボランティア活動などを通しての社会参画
§7 異年齢集団による交流
§8 キャリア教育としての就業体験
§9 言語活動との結合
§10 総合的な学習の時間との関連
§11 入学当初の指導の重視
V 改訂構想のビジュアル解説
§1 新旧対照表と改善の要点
§2 指導計画の作成
1 年間指導計画の作成の基本と指導計画例
2 各活動・学校行事の指導計画の作成
(1) ホームルーム活動
(2) 生徒会活動
(3) 学校行事
W 特別活動の改訂事項の解説
§1 ホームルーム活動
1 目標の解説
2 内容の解説
ア 内容(1) ホームルームや学校の生活づくり
(ア) ホームルームや学校における生活上の諸問題の解決
(イ) ホームルーム内の組織づくりと自主的な活動
(ウ) 学校における多様な集団の生活の向上
イ 内容(2) 適応と成長及び健康安全
(ア) 青年期の悩みや課題とその解決
(イ) 自己及び他者の個性の理解と尊重
(ウ) 社会生活における役割の自覚と自己責任
(エ) 男女相互の理解と協力
(オ) コミュニケーション能力の育成と人間関係の確立
(カ) ボランティア活動の意義の理解
(キ) 国際理解と国際交流
(ク) 心身の健康と健全な生活態度や習慣の確立
(ケ) 生命の尊重と安全な生活態度や習慣の確立
ウ 内容(3) 学業と進路
(ア) 学ぶことと働くことの意義の理解
(イ) 主体的な学習態度の確立と学校図書館の利用
(ウ) 教科・科目の適切な選択
(エ) 進路適性の理解と進路情報の活用
(オ) 望ましい勤労観・職業観の確立
(カ) 主体的な進路の選択決定と将来設計
3 指導計画の作成と内容の取扱いの解説
(1) ホームルーム活動における指導計画の作成について
(2) ホームルーム活動の内容の取扱いについて
4 展開例
(1) 〈内容(1)〉 ホームルームや学校の生活づくりの展開例
◇題材 「人間関係づくり&クラスの目標を決めよう」
(2) 〈内容(1)〉 ホームルームや学校の生活づくりの展開例
◇題材 「修学旅行の意義」
(3) 〈内容(2)〉 適応と成長及び健康安全の展開例
◇題材 「お互いを尊重した断り方」
(4) 〈内容(2)〉 適応と成長及び健康安全の展開例
◇題材 「薬物乱用防止教育」
(5) 〈内容(3)〉 学業と進路の展開例
◇題材 「望ましい勤労観の確立」
(6) 〈内容(3)〉 学業と進路の展開例
◇題材 「『インターンシップ』の事前指導・事後指導」
§2 生徒会活動
1 目標の解説
2 内容の解説
ア 内容(1) 生徒会の計画や運営
イ 内容(2) 異年齢集団による交流
ウ 内容(3) 生徒の諸活動についての連絡調整
エ 内容(4) 学校行事への協力
オ 内容(5) ボランティア活動などの社会参画
3 指導計画の作成と内容の取扱いの解説
(1) 生徒会活動における指導計画の作成について
(2) 生徒会活動の内容の取扱いについて
4 展開例
(1) 〈内容(1)〉 生徒会の計画や運営の展開例
◇題材 「体育祭,文化祭の改善」
(2) 〈内容(2)〉 異年齢集団による交流の展開例
◇題材 「近くの小学校と合同で地域清掃を行う」
(3) 〈内容(3)〉 生徒の諸活動についての連絡調整の展開例
◇題材 「『マナーってなに?どうすればいい?』ホームルームで討論」ほか
(4) 〈内容(4)〉 学校行事への協力の展開例
◇題材 「生徒会執行部と教職員とのフリートーキングの実施」ほか
(5) 〈内容(5)〉 ボランティア活動などの社会参画の展開例
◇題材 「地域イベントへの参画」
§3 学校行事
1 目標の解説
2 内容の解説
ア 内容(1) 儀式的行事
イ 内容(2) 文化的行事
ウ 内容(3) 健康安全・体育的行事
エ 内容(4) 旅行・集団宿泊的行事
オ 内容(5) 勤労生産・奉仕的行事
3 指導計画の作成と内容の取扱いの解説
(1) 学校行事における指導計画の作成について
(2) 学校行事の内容の取扱いについて
4 展開例
(1) 〈内容(2)〉 文化的行事の展開例
◇題材 「全校をあげて地域の伝統文化を継承する学校」
(2) 〈内容(4)〉 旅行・集団宿泊的行事の展開例
◇題材 「同窓会との連携を深めた修学旅行」ほか
(3) 〈内容(5)〉 勤労生産・奉仕的行事の展開例
◇題材 「就業体験」「ボランティア活動」
X 特別活動の新実践課題と具体策
§1 特別活動の新実践課題と具体策
1 指導のねらいを明確にした特別活動の実践
2 人間関係形成力の育成を重視する特別活動の実践
3 社会的自立能力の育成を目指す特別活動の実践
4 総合的な学習の時間等との関連を図った特別活動の実践
5 特色ある高校づくりに貢献する特別活動の実践
6 義務教育との関連を図った特別活動の実践
7 地域と連携し,地域に貢献する特別活動の実践
8 高校生のニーズや変化に対応した特別活動の実践
§2 ホームルーム活動の新実践課題と具体策
1 ホームルーム経営の充実
2 自発的・自治的活動の活性化
3 青年期の悩みや課題に関する指導
4 社会規範やルールに関する指導
5 望ましい勤労観・職業観の形成
6 入学当初における学校生活への適応指導
7 ホームルーム担任と他の教員の協力
§3 生徒会活動の新実践課題と具体策
1 生徒会の計画や運営
2 異年齢集団の交流
3 ボランティア活動などの社会参画
4 学校行事との関連
§4 学校行事の新実践課題と具体策
1 就業体験の充実
2 総合的な学習の時間との関連
3 指導内容の重点化,行事間の関連や統合
4 体験活動の事前指導・事後指導
付録 高等学校学習指導要領「特別活動」

まえがき

 2009(平成21)年3月に,新しい高等学校学習指導要領が告示された。新学習指導要領は,4年後の2013(平成25)年4月から,年次進行で実施される。

 しかし,本書で取り上げる「特別活動」については,「総則」や「総合的な学習の時間」とともに,2010(平成22)年4月から先行実施される。各学校には,こうした日程を視野に入れて,今回の改訂を踏まえた特別活動の年間指導計画の作成に取り組むことが求められている。

 本書は,『高等学校新学習指導要領の展開 特別活動編』という書名が示すように,今回の改訂にみられる高校特別活動の主要な改善点を取り上げ,そのねらい,内容,留意点などについて,解説したものである。さらに,今回の改訂のねらいや内容を,高校における特別活動の現状を踏まえてどのように具体化し,実践し,一人一人の生徒の手元に届ければよいかということについて,それぞれの執筆者による的確な考察が試みられている。

 このように,本書は,新学習指導要領に基づく高校特別活動の新しい構築と展開に役立てていただける参考図書をつくり,学校現場に提供するということを編集の基本方針としている。そのため,内容構成について,今回の「T 改訂のねらいと基本方針」,「U 今次特別活動改訂のコンセプト」),「V 改訂構想のビジュアル解説」,「W 特別活動の改訂事項の解説」,「X特別活動の新実践課題と具体策」というように,特別活動の新しい方向を全体的に,しかも具体的に明らかにすることができるように工夫されている。その際,これからの特別活動の実践にとって重要な意味をもつことになるキーワードや文言について,適切な解説を行うようにしたことも,本書の特色である。また,解説や解釈に当たっては,主に文部科学省『高等学校学習指導要領』(平成21年3月),中央教育審議会「幼稚園,小学校,中学校,高等学校及び特別支援学校の学習指導要領等の改善について(答申)」(平成20年1月)などを参照した。

 改めて指摘するまでもなく,特別活動は学校の全教職員が協力し,協働して行う創造的な教育活動であり,まさに,学校の総合的な力が問われる「教育課程内学校教育活動」である。また,教科・科目等と比較すると,学校裁量の幅が大きく,学校や地域,生徒の実態等に応じて工夫し,創造することができる,まさに特色ある学校づくりに中心的な役割を果たすことができる教育活動である。このように,学校の内発的な動機に基づく教育実践の構築と展開にとって,特別活動は特に重要な役割を果たすことが期待される。

 それだけに,各学校では,新学習指導要領に示されている国による教育課程の枠組について正しい理解を得ておくことが大切である。前述したように,本書がそうした高等学校新学習指導要領に示されている特別活動の改善の趣旨や内容,実践への活かし方などの理解や判断に,いわば研究のための手がかりとして役に立つことを期待したい。

 そうした思いが高校の先生方や関係者に届き,本書が大きな転換のときを迎えている高校教育の新たなる展開に貢献することができれば,これにすぐる喜びはない。

 最後になるが,お忙しい中,本書の執筆を引き受けていただいた先生方に心からお礼申し上げます。また,本書の企画,発行に大変なご尽力をいただいた明治図書出版編集部の安藤征宏様と佐藤智恵様に心からお礼を申し上げます。


  平成21年6月   編著者 /山口 満

著者紹介

山口 満(やまぐち みつる)著書を検索»

筑波大学名誉教授・びわこ成蹊スポーツ大学名誉教授

中央教育審議会専門部会委員

※この情報は、本書が刊行された当時の奥付の記載内容に基づいて作成されています。
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