高等学校新学習指導要領の展開 外国語科英語編
平成21年版

高等学校新学習指導要領の展開 外国語科英語編平成21年版

好評3刷

新学習指導要領の内容を具体化する完全ナビ&ガイド

新学習指導要領外国語(英語)科の趣旨やコミュニケーション能力育成の充実のために再編成された、高校の指導科目について解説。科目やレベルに応じて実際の活動場面を想定した言語活動の展開案を豊富に紹介し、授業の計画・展開・改善に役立つこと間違いなし。


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ISBN:
978-4-18-850726-1
ジャンル:
学習指導要領・教育課程
刊行:
3刷
対象:
高校
仕様:
A5判 216頁
状態:
在庫僅少
出荷:
2019年8月22日
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もくじ

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まえがき
Chapter1 改訂の経緯とねらい・基本方針
[1] 改訂の経緯とねらい
(1) 改訂の経緯
(2) 改訂のねらい
[2] 改訂の基本方針
(1) 外国語科の改善事項
(2) 高等学校外国語科の具体的な改善事項
Chapter2 新学習指導要領の概説
[1] 新学習指導要領の全体像
(1) 教科の目標
(2) 教科目標と各科目の関係
(3) 各科目に共通する指導上の基本的な考え
(4) 中学校の外国語(英語)との関係
(5) 指導計画の作成と内容の取扱い
[2] 新旧学習指導要領の対比
(1) 教科目標
(2) 科目構成
(3) 内容の示し方
(4) 内容の取扱いの示し方
(5) 言語材料
Chapter3 外国語科の改訂事項の解説と展開案
[1] コミュニケーション英語
(1) 目標
(2) 内容
(3) 配慮事項
(4) 内容の取扱い
(5) 展開案
@ 「中学校における基礎的な学習内容を整理し定着することを図るために身近な場面における言語活動」活動例 (コミュニケーション英語基礎レベル)
A 「説明や物語などを読んで,情報や考えなどを理解したり,概要や要点をとらえたりする」活動例 (コミュニケーション英語Tレベル)
B 「聞いたり読んだりしたこと,学んだことや経験したことに基づき,情報や考えなどについて,話し合ったり意見の交換をしたりする」活動例(コミュニケーション英語Tレベル)
C 「説明,評論,物語,随筆などについて,速読したり精読したりするなど目的に応じた読み方をする」活動例 (コミュニケーション英語Uレベル)
D 「事物に関する紹介や報告,対話や討論などを聞いて,情報や考えなどを理解したり,概要をとらえたりする」活動例 (コミュニケーション英語Uレベル)
E 「聞いたり読んだりしたこと,学んだことや経験したことに基づき,情報や考えなどについて,話し合うなどして結論をまとめる」活動例 (コミュニケーション英語Vレベル)
F 「聞いたり読んだりしたこと,学んだことや経験したことに基づき,情報や考えなどについて,まとまりのある文章を書く」活動例 (コミュニケーション英語Vレベル)
[2] 英語表現
(1) 目標
(2) 内容
(3) 配慮事項
(4) 内容の取扱い
(5) 展開案
@ 「与えられた話題について,即興で話す。また,聞き手や目的に応じて簡潔に話す」活動例 (英語表現Tレベル)
A 「読み手や目的に応じて,簡潔に書く」活動例 (英語表現Tレベル)
B 「聞いたり読んだりしたこと,学んだことや経験したことに基づき,情報や考えなどをまとめ,発表する」活動例 (英語表現Tレベル)
C 「与えられた条件に合わせて,即興で話す。また,伝えたい内容を整理して論理的に話す」活動例 (英語表現Uレベル)
D 「主題を決め,様々な文章を書く」活動例 (英語表現Uレベル)
E 「聞いたり読んだりしたこと,学んだことや経験したことに基づき,情報や考えなどをまとめ,発表する。また,発表されたものを聞いて,質問をしたり意見を述べたりする」活動例 (英語表現Uレベル)
[3] 英語会話
(1) 目標
(2) 内容
(3) 配慮事項
(4) 内容の取扱い
(5) 展開案
@ 「相手の話を聞いて理解するとともに,場面や目的に応じて適切に応答する」活動例
A 「関心のあることについて相手に質問したり,相手の質問に答えたりする」活動例
Chapter4 英語に関する各科目に共通する内容等
[1] 言語の使用場面,言語の働きについて
(1) 基本的な考え方
(2) 言語の使用場面
(3) 言語の働き
[2] 言語材料
(1) 語,連語及び慣用表現
(2) 文構造のうち,運用度の高いもの
(3) 文法事項
[3] 配慮事項
Chapter5 各科目にわたる指導計画の作成と内容の取扱い
[1] 指導計画作成上の配慮事項
(1) 指導計画作成上の留意点
(2) 各科目の内容の取扱い
(3) 科目選択上の留意点
(4) 中学校との連携
[2] 教材の開発
(1) 教材選定上の配慮事項
(2) 教材活用上の配慮事項
[3] 積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度の育成
(1) 言語の使用場面と働きを意識した指導
(2) 音声指導
(3) 辞書などの活用
(4) 指導方法や指導体制を工夫した指導
Chapter6 学習指導要領の変遷から見た今回の改訂の特徴
[1] 外国語科英語改訂の変遷
(1) 昭和26年の改訂
(2) 昭和30年の改訂
(3) 昭和35年の改訂
(4) 昭和45年の改訂
(5) 昭和53年の改訂
(6) 平成元年の改訂
(7) 平成11年の改訂
[2] 今回の改訂
付録 高等学校学習指導要領 「外国語」

まえがき

 21世紀は,社会・経済・文化をはじめあらゆる領域でグローバル化が進み,私たちは日常生活の中でも,異なる文化や文明との共存・協働の必要性を実感している。今後さらにこの傾向が加速するとともに,新しい知識・技術・情報などを習得し,活用する能力を身に付けることが重要となる。

 このような変化の中で,これからを生きる若者一人ひとりが,生涯にわたって学ぶ意欲をもち続け,充実した生活を送るために,日本の教育の向かう方向やそのあり方は,これからの日本を担う若者の将来に,これまで以上に大きく影響すると考えられる。

 平成17年4月,中央審議会では,文部科学大臣の要請に基づき,21世紀を生きる子どもたちの教育の充実を図るため,国の教育課程の基準全体の見直しについての審議が始められた。その審議の結果を踏まえ,平成20年1月「幼稚園,小学校,中学校,高等学校および特別支援学校の学習指導要領等の改善について」答申が出された。

 この答申に基づいて,今回の学習指導要領の改訂が行われた。答申には,「改訂の基本的な考え方」とともに,それを受けた外国語の「改善の基本方針」及び「改善の具体的事項」が示された。

 外国語については,コミュニケーション能力の育成を目指すという基本的な方向に変わりはない。高等学校においては,コミュニケーション能力育成の充実を図るために,科目を再編成し,4技能の総合的な指導を図る科目,中学校との接続を図る科目,発信能力に特化した科目等を設置し,指導する語数を充実するとともに,文法指導は言語活動と関連付けて指導することとし,授業は英語で行うことを基本とするなどの改善が行われた。

 さらに,コミュニケーション能力の育成に関しては,小学校段階では「コミュニケーション能力の素地」を,中学校段階では「コミュニケーション能力の基礎」を養うこととなり,小・中・高等学校を通して,外国語によるコミュニケーション能力の育成を目指す方向が一本化された。このことは,外国語教育における大きな変革の第一歩であり,高等学校においては,中学校までの基礎の上に,より充実した指導が期待される。

 学習指導要領は実際の授業現場に大きな影響を及ぼすものであり,実施にあたっては,それぞれの学校の生徒や地域の実態に応じた新たな課題も生じると考えられる。校内での指導体制の確立や,情報交換,研修等を通して,授業改善が進められることを願っている。

 本書は,高等学校学習指導要領外国語(英語)の改訂の趣旨を解説したものであり,執筆にあたっては,その趣旨が各学校の教育課程編成に活かされ,日々の授業実践につながるように,意図するところを具体的に,分かりやすく解説することに努めた。特にChapter 3では,法令の文言の意味するところを,授業展開の中に具現化した場合を想定しながら,説明している。授業の展開案では,指導科目の具体的な言語活動を取り上げ,実際の活動場面を想定した言語活動の展開例を示す中で,改善の趣旨や言語活動の意図が明確になり,実際の授業の場面で学習する生徒の反応などが想定できるように工夫した。授業の計画・展開・改善に役立てていただけることを期待している。

 なお,本書の執筆者は,新学習指導要領の改訂内容については,十分理解した上で執筆にあたっているが,学習指導要領の趣旨を踏まえた上で,実際の指導に活かすために,比較的自由に個人的な提案や見解も述べられていることをご了解いただきたい。

 本書の発刊にあたっては,文部科学省初等中等教育局太田光春視学官から貴重なご助言をいただいた。また,明治図書編集部の木山麻衣子さんに大変お世話になった。ここに改めてお2人のご尽力に感謝申し上げる。


  平成22年2月   /岡部 幸枝 /松本 茂

著者紹介

岡部 幸枝(おかべ さちえ)著書を検索»

東京女子体育大学特任教授

松本 茂(まつもと しげる)著書を検索»

立教大学経営学部国際経営学科教授

※この情報は、本書が刊行された当時の奥付の記載内容に基づいて作成されています。
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