高等学校新学習指導要領の展開 保健体育科編
平成21年版

高等学校新学習指導要領の展開 保健体育科編平成21年版

好評3刷

新学習指導要領の内容を具体化する完全ナビ&ガイド

新学習指導要領保健体育科が示す理念と発達段階に即して明確になった指導内容を解説。運動領域ごとに具体的な指導の要点や授業展開例を豊富に紹介し、体力を高め、思考力・判断力などの育成を図る指導計画作成に役立つきめ細かい指導と評価の計画例も掲載しています。


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ISBN:
978-4-18-850617-2
ジャンル:
学習指導要領・教育課程
刊行:
3刷
対象:
高校
仕様:
A5判 224頁
状態:
在庫あり
出荷:
2019年11月25日
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目次

もくじの詳細表示

まえがき
本書の使い方―科目「体育」の事例の読み方―
T 保健体育科の改訂のねらいと要点
1 改訂の経緯
2 保健体育科改訂の基本方針
3 保健体育科改訂の要点
(1) 目標の改善について
(2) 内容及び内容の取扱いの改善について
(3) 指導計画の作成と内容の取扱いの改善について
(4) 保健体育科・科目「体育」の内容の変遷
4 改訂のポイントの解説
(1) 小学校,中学校及び高等学校を見通した学習指導の進め方
(2) 校種の接続を踏まえた学習指導の進め方
(3) 学習の結果としてより一層の体力の向上を図る学習指導の進め方
(4) 体育理論の学習指導の進め方
(5) 体育理論と各運動領域との関連を図った学習指導の進め方
(6) 保健の内容の改善
U 新しい保健体育科の目標
1 目標の考え方
2 目標の解説
3 高等学校学習指導要領保健体育科の目標の変遷
V 新しい科目「体育」の目標と内容
1 科目体育の目標の考え方
2 科目体育の目標の解説
3 内容の考え方
(1) 内容の構成
(2) 各領域の特徴
[各運動領域の内容]
A 体つくり運動
(1)特性とねらい/ (2)内容の考え方/ (3)学習内容とその指導の要点/ (4)単元の評価規準例/ (5)展開例/ (6)学習指導上の留意点・工夫例
B 器械運動
(1)特性とねらい/ (2)内容の考え方/ (3)学習内容とその指導の要点/ (4)単元の評価規準例/ (5)展開例/ (6)学習指導上の留意点・工夫例
C 陸上競技
(1)特性とねらい/ (2)内容の考え方/ (3)学習内容とその指導の要点/ (4)単元の評価規準例/ (5)展開例/ (6)学習指導上の留意点・工夫例
D 水泳
(1)特性とねらい/ (2)内容の考え方/ (3)学習内容とその指導の要点/ (4)単元の評価規準例/ (5)展開例
E 球技
(1)特性とねらい/ (2)内容の考え方
○バスケットボール ゴール型
(1)学習内容とその指導の要点/ (2)単元の評価規準例/ (3)展開例
○ハンドボール ゴール型
(1)学習内容とその指導の要点/ (2)単元の評価規準例/ (3)展開例
○サッカー ゴール型
(1)学習内容とその指導の要点/ (2)単元の評価規準例/ (3)展開例
○バレーボール ネット型
(1)学習内容とその指導の要点/ (2)単元の評価規準例/ (3)展開例
○テニス ネット型
(1)学習内容とその指導の要点/ (2)単元の評価規準例/ (3)展開例
○卓球 ネット型
(1)学習内容とその指導の要点/ (2)単元の評価規準例/ (3)展開例/ (4)学習指導上の留意点・工夫例
○バドミントン ネット型
(1)学習内容とその指導の要点/ (2)単元の評価規準例/ (3)展開例
○ソフトボール ベースボール型
(1)学習内容とその指導の要点/ (2)単元の評価規準例/ (3)展開例/ (4)学習指導上の留意点・工夫例
F 武道
(1)特性とねらい/ (2)内容の考え方
○柔道
(1)学習内容とその指導の要点/ (2)単元の評価規準例/ (3)展開例/ (4)学習指導上の留意点・工夫例
○剣道
(1)学習内容とその指導の要点/ (2)単元の評価規準例/ (3)展開例/ (4)学習指導上の留意点・工夫例
G ダンス
(1)特性とねらい/ (2)内容の考え方/ (3)学習内容とその指導の要点/ (4)単元の評価規準例/ (5)展開例
H 体育理論
(1)特性とねらい/ (2)内容の考え方/ (3)学習内容とその指導の要点/ (4)単元の評価規準例/ (5)展開例
W 新しい科目「保健」の目標と内容
1 目標の考え方
2 目標の解説
3 内容の考え方
(1) 内容の構成
(2) 各領域の内容の特徴
A 現代社会と健康
(1)ねらい/ (2)学習内容とその指導の要点/ (3)具体的な指導計画と展開例/ (4)評価及び指導上の留意点
B 生涯を通じる健康
(1)ねらい/ (2)学習内容とその指導の要点/ (3)具体的な指導計画と展開例/ (4)評価及び指導上の留意点
C 社会生活と健康
(1)ねらい/ (2)学習内容とその指導の要点/ (3)評価及び指導上の留意点/ (4)具体的な指導計画と展開例
X 指導計画作成上の留意事項
1 保健体育科の標準単位数
2 科目「体育」における年間計画の作成
3 科目「保健」における年間計画の作成
4 総則との関連
(1) 体育・健康に関する指導との関連
(2) 部活動の意義と留意点等との関連
(3) その他の総則に関連する事項
付録
高等学校学習指導要領「保健体育」

まえがき

 学習指導要領は,ほぼ10年に1回の割合で改訂が行われてきている。学習指導要領の改訂に先だって,中央教育審議会答申(平成20年1月17日)は,@基礎的・基本的な知識・技能を習得すること,A知識・技能を活用する学習活動,B問題解決的な学習や探究活動という方向性を示している。これを受けて,小学校及び中学校については平成20年3月に,高等学校については平成21年3月に告示がなされ改訂が行われている。本書は,平成21年7月公表の高等学校学習指導要領解説保健体育編をもとに編纂したものである。

 保健体育科においては,生涯にわたって健康を保持増進し,豊かなスポーツライフを実現することを重視して改善が図られた。その際,心と体をより一体としてとらえ,健全な成長を促すことを重要視し,引き続き保健と体育を関連させて指導することとしている。

 したがって,保健体育科の学習においては,生涯にわたって健康を保持増進し,豊かなスポーツライフを実現することができるよう,発達段階に即して指導内容を明確にし,知識を活用する学習活動などにより思考力・判断力等を身に付けることができるようにすることが求められよう。

 このような改善は,体育については情緒面や知的な発達を促し,集団的な活動や身体表現などを通じてコミュニケーション能力を育成することや,筋道を立てて練習や作戦を考え,改善の方法などを互いに話し合う活動などを通じて論理的思考力をはぐくむことにも資することを踏まえ,それぞれの運動が有する特性や魅力に応じて,基礎的な身体能力や知識を身に付け,生涯にわたって運動に親しむことができるようにすること,保健については生活習慣の乱れやストレスなどが健康に影響することを学ぶことが重要であり,健康の概念や課題,心身の発育・発達と健康,生活習慣病などの疾病の予防,保健医療制度の活用,健康と環境,傷害の防止としての安全などの内容について学ぶことにより,自らの健康を管理し改善していく資質や能力を育成していくことを踏まえてのものと考えられる。

 本書は,高等学校保健体育科の授業が,従前の考え方と改善の方向性を踏まえつつ,体力及び運動の技能から構成される身体能力とそれにかかわる知識及び保健にかかわる内容を明確にした指導の方向性についてのアイデアを提供しようとするものである。

 新学習指導要領保健体育が示している理念と指導内容を踏まえて,子どもたちが運動の特性や魅力に応じて学習することにより,健康や体力状況に応じて自ら体力を高める方法を身に付け実社会で生かすことができるようにすること,健康の保持増進のための思考力・判断力などの資質や能力の育成を図ることができるよう願ってやまない。

 終わりに,本書の発行に当たり,石塚嘉典・湯浅拓子氏に大変お世話になったことに対し厚くお礼を申し上げる次第です。


  平成22年2月   高等学校保健体育授業改善研究会 代表 /今関 豊一

著者紹介

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代表

今関 豊一(いまぜき とよかず)

順天堂大学准教授

※この情報は、本書が刊行された当時の奥付の記載内容に基づいて作成されています。
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