高等学校新学習指導要領の展開 国語科編
平成21年版

高等学校新学習指導要領の展開 国語科編平成21年版

好評2刷

新学習指導要領のねらいを具体化する完全ナビ&ガイド

◎改訂のポイント解説&具体的な実践例が22例! ◎どう変わる?各科目の年間指導計画例も充実! ◎改訂に関わった専門家による総力執筆! ◎「言語活動の充実の具体像」「想像力の育成」「A科目とB科目の違い」「観点別学習状況の評価の実際」もよくわかる!


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ISBN:
978-4-18-850211-2
ジャンル:
学習指導要領・教育課程
刊行:
2刷
対象:
高校
仕様:
A5判 208頁
状態:
在庫僅少
出荷:
2019年11月14日
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目次

もくじの詳細表示

はじめに
T 国語科の改訂のねらいと要点
1 改訂の経緯と国語科改訂の基本方針
(1) 改訂の経緯
(2) 全体にわたっての改訂の基本的な考え方
(3) 国語科改訂の基本的な考え方と改善の概要
2 国語科改訂のポイント
(1) 教科の目標及び各科目の目標の改善
(2) 各科目の改善
@ 必履修科目
A 選択科目
B 「A」を付した科目と「B」を付した科目の特色
(3) 言語活動の充実
@ 示し方の改善
A 言語活動を行う上での留意点
(4) 古典の指導の充実
(5) 学習の過程と系統性に配慮した内容の改善
(6) 読書活動の充実
U 指導計画の作成と留意点
1 指導計画作成についての留意点
(1) 教育課程の編成と指導計画の作成
(2) 年間指導計画の作成と言語活動
2 内容の取扱いについての留意点
(1) 教材に関する事項についての留意点
(2) 学校図書館の計画的な利用,読書活動,情報活用
(3) 教材・教具の適切な活用
3 総則に関連する事項についての留意点
(1) 道徳教育との関連(総則第1款の2)
(2) 学校設定科目(総則第2款の4)
(3) 共通必履修科目の減単位(総則第3款の1の(1))
(4) 義務教育段階での学習内容の確実な定着(総則第5款の3の(3))
(5) 言語活動の充実(第1款の1,第5款の5の(1))
4 年間の指導と評価の計画例
(1) 「国語総合」年間の指導と評価の計画例
(2) 「国語表現」年間の指導と評価の計画例
(3) 「現代文A」年間の指導と評価の計画例
(4) 「現代文B」年間の指導と評価の計画例
(5) 「古典A」年間の指導と評価の計画例
(6) 「古典B」年間の指導と評価の計画例
5 教育課程としての年間計画と指導案 〜カリキュラム・マネジメントを行うために〜
V 各科目の目標・内容と授業づくり
1 国語総合
◎これからの授業づくりのポイント
(1) A話すこと・聞くこと
実践例@ 目的を明確にして話を聞こう
実践例A 「興味を持っていること」を発表しよう
(2) B書くこと
実践例@ 自己紹介文「わたしの四季観」を書こう
実践例A A4・1枚の提案書を書こう
実践例B 新聞記事を使って意見文を書こう
(3) C読むこと
実践例@ 古典の随筆(『徒然草』)を読み比べよう
実践例A 新聞記事と裁判の記録を読み比べよう
実践例B 近代や現代短歌の情景を交えた物語を書こう
実践例C 古典(『伊勢物語』)を現代の物語に書き換えよう
実践例D 書き手の意図をとらえよう
(4) 〔伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項〕
実践例@ 「うた」と和歌を振り返ろう
実践例A 様々な古典の文章を読もう
2 国語表現
◎これからの授業づくりのポイント
実践例@ 旅行ガイドを作成しよう
実践例A 模擬裁判に挑戦しよう
3 現代文A
◎これからの授業づくりのポイント
実践例@ 小説を朗読するための台本を作ろう
実践例A 国際社会の中の日本文学について考えよう
4 現代文B
◎これからの授業づくりのポイント
実践例@ 話合いで公立図書館をデザインしよう
実践例A 読むことで文学作品の映像化を考えよう
5 古典A
◎これからの授業づくりのポイント
実践例@ 漢文を素材とした紙芝居を作ろう
実践例A 伝統的な言語文化に関する自由研究に取り組もう
6 古典B
◎これからの授業づくりのポイント
実践例@ 中国文学に見られる人生観を知ろう
実践例A 王朝の日記を読もう
付録 高等学校学習指導要領「国語」

はじめに

 21世紀は,新しい知識・情報・技術が政治・経済・文化をはじめ社会のあらゆる領域での活動の基盤として飛躍的に重要性を増す,いわゆる「知識基盤社会(knowledge-based society)」の時代であると言われています。このような知識基盤社会化やグローバル化は,アイディアなど知識そのものや人材をめぐる国際競争を加速させる一方で,異なる文化や文明との共存や国際協力の必要性を増大させています。このような状況において,確かな学力,豊かな心,健やかな体の調和を重視する「生きる力」をはぐくむことがますます重要になっています。

 この「生きる力」をはぐくむという理念を継承しつつ,平成21年3月に,新しい高等学校学習指導要領が公示されました。今回の学習指導要領の改訂は,教育基本法及び学校教育法の改正を受け,これらにおいて明確に示された教育の目的及び目標に基づき,中央教育審議会答申を踏まえて行われています。

 先に公示された小学校及び中学校学習指導要領国語の内容の改善を踏まえ,高等学校国語では,中学校までに培われた国語の能力を更に伸ばし,社会人として必要とされる国語の能力の基礎を身に付けることができるようにすることが求められます。

 そこで,教科の目標については,「生きる力」をはぐくむという理念が継承されることから現行の目標を引き継ぎつつ,小学校及び中学校との系統性を重視し,「想像力」を伸ばすことについての記述を新たに加えています。

 科目構成については,「国語総合」「国語表現」「現代文A」「現代文B」「古典A」及び「古典B」の6科目から成る構成に改めています。高等学校国語における共通性という点からは,総合的な言語能力を育成する「国語総合」を共通必履修科目としています。多様性という視点からは,現代文の選択科目を古典と同じく2科目とし,選択の幅を広げています。

 また,学習の過程や系統性に配慮するとともに,言語活動,読書活動を充実することを重視しています。

 さらに,我が国の言語文化を享受し継承・発展させる態度を育てるため,「国語総合」には,小学校及び中学校と同じく〔伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項〕を置くとともに,言語文化や我が国の伝統と文化に対する理解を深めることをねらいとする科目,「現代文A」及び「古典A」が設けられています。

 このような学習指導要領の趣旨が一人一人の指導者によって授業という形で実現され,一人一人の生徒に言語に関する能力や態度を確実に身に付けさせることが望まれます。

 そこで,本書では,『高等学校学習指導要領解説国語編』(文部科学省)を基に改訂のポイントを簡潔に述べるとともに,具体的な年間の指導と評価の計画を例示し,それに基づいた実践例を掲げました。全国の高等学校の国語担当者が,本書の意図するところを理解し,授業改善に取り組んでいただければ幸いです。

 なお,本書を刊行するに当たり,明治図書の石塚嘉典,佐保文章の両氏には,企画・編集などに懇切な御指導,御助言をいただきました。記して謝意を表します。


  平成22年4月   編著者

著者紹介

鳴島 甫(なるしま はじめ)著書を検索»

1950年生まれ。横浜国立大学卒業。兵庫教育大学大学院修了。東京都公立中学校教諭,神奈川県立高等学校教諭,筑波大学附属駒場中・高等学校教諭,福井大学助教授,静岡大学助教授,静岡大学教授を経て2001年4月から横浜国立大学教授教育人間科学部附属教育実践総合センター。2003年4月より東京学芸大学教授大学院連合学校教育学研究科併任。2008年4月より東京大学大学院講師教育学研究科。

木 展郎(たかぎ のぶお)著書を検索»

1943年生まれ。東京教育大学卒業。千葉県立高等学校教諭,東京教育大学附属高等学校教諭,筑波大学附属高等学校教諭,筑波大学講師,筑波大学助教授,筑波大学教授を経て,2007年4月から文教大学教授,筑波大学名誉教授。

※この情報は、本書が刊行された当時の奥付の記載内容に基づいて作成されています。
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