TOSS道徳「心の教育」10
当たり前のことができる子どもを育てる!

TOSS道徳「心の教育」10当たり前のことができる子どもを育てる!

好評5刷

あいまいな道徳授業と決別し、力のある道徳授業へ!

戦後教育の欠陥として問題になっている社会規範の崩壊に対し、「当たり前」のことができるように「守るべき社会規範」を明確にする。特に学校導入のノウハウを提案し、学級で取り組む実践例を豊富に収録した提言集。


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電子書籍版: なし

ISBN:
4-18-806224-X
ジャンル:
道徳
刊行:
5刷
対象:
小学校
仕様:
A5判 132頁
状態:
在庫僅少
出荷:
2019年12月12日
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目次

もくじの詳細表示

まえがき
T 当たり前のことができるというこ
――「当たり前のこと十か条」論―― /杉田 久信
一 戦後教育の結果としての近年の社会規範の崩壊
二 守るべき社会規範を明確にする
三 「当たり前のこと十か条」の内容と解説
四 「当たり前のこと十か条」の指導は、褒める・励ます指導とセットで行う
U 先達に聞く「当たり前のこと十か条」論
一 当たり前のことができる子どもを育てる学校づくり /酒井 臣吾
二 教育の本道を行く /大森 修
V 「当たり前のこと十か条」学校導入のノウハウ
一 教師と児童の共同実践を意識して戦略を練る /槇田 健
二 学校評価から、「当たり前のことができて一人前」の学校をめざすと主張する」 /舘野 健三
三 場を変え、何度も繰り返し指導する /根本 正雄
四 「和を大切にし、執念を持って臨む」 /吉川 廣二
W 学級で取り組む「当たり前のこと十か条」 低学年編
一 二つに分けて、徹底して身につけさせる /大野木 一雄
二 気持ちのよいおはようができる /新川 莊六
X 学級で取り組む「当たり前のこと十か条」 中学年編
一 運がよくなる生き方として教える /森本 仙子
二 明るいあいさつをする 「はい」と返事をする、椅子をしまう、靴をそろえる /山口 正仁
Y 学級で取り組む「当たり前のこと十か条」 高学年編
一 「よくかんで食べよう」 咀嚼の大切さを実感させる授業 /松本 俊樹
二 同学年チームで、学級だけの「当たり前のこと」十か条を作る /鈴木 正一
Z 学級で取り組む「当たり前のこと十か条」 中学校編
一 まずは一点突破・四月は下駄箱の上履きをそろえさせる /伊藤 和子
二 「ハイ」と明るい返事ができる学級を作れ! /垣内 秀明
[ 「当たり前のこと」を教える道徳授業を創る!
一 「人のめいわくになることをしない」を考える(一年生) /三好 保雄
二 あいさつをしよう /瀧本 乘俊
三 「当たり前のこと十か条」は、ライフスキルの要素と趣意説明、自己評価で身につける /川口 達実
四 氷山の話から「当たり前のこと十か条」へ /三井 清
五 「はき物を並べる子ども」にするには、趣意説明の部分を考えさせる授業をする /東田 昌樹
\ 21世紀型道徳教育を創造するTOSS道徳!
/河田 孝文
TOSS道徳の主張/ 「心から大切と思うことを」教える/ 「具体的な場面を通して」教える/ 「断固として教える」道徳授業/ 21世紀型道徳授業の創出/ TOSS道徳MLで教師の腕を上げる/ 機関誌 TOSS道徳トークライン「心の教育」

まえがき

 「心の教育」という言葉が強調されて久しい。多くの教師は、「心の教育」を「心を考えさせる教育」と考えている。だから、道徳授業の姿は変わらない。

 相変わらず、登場人物の気持ちを考えさせ、どうしたらいいかを話し合わせ、感想を書かせて終わる授業が横行している。

 TOSS道徳の心の教育は、「やらねばならぬ心、ならぬはならぬ心を教え育てること」である。

 だから、道徳授業で気持ちを考えさせない。どうしたらいいか、というような行為を考えさせることもしない。

 力のある資料を使えば、気持ちは考えさせなくても伝わる。子どもたちは、実感する。力のある資料を使って、人としてやるべき行為、やってはならぬ行為を教える。教えるのである。

 陰湿ないじめ・集団暴行・想像を絶する額の恐喝・残忍な殺人・小学生まできた薬物・援助交際・校内暴力・学級崩壊……エスカレートし増加する少年犯罪。社会規範を大きく逸脱した行為。

 道徳授業は、このような問題こそを取り上げ、正しい生き方を示すべきである。

 TOSS道徳は、あいまいな道徳授業と訣別し「ならぬはならぬ」「やらねばならぬ」を教える道徳授業を追究してきた。(E【授業で教える「低学年のしつけ」】、G【道徳授業で少年非行に歯止めをかける!】)これからもそうだ。

 世界がIT時代に突入した。全ての子どもがコンピュータ操作をし、ネット上を自由自在に動き回る時代になった。子どもたちは、ネット被害・ネット犯罪にさらされている。

 ネットという超巨大なバーチャル空間で身を守ることを教えるのも大切な教育である。

 TOSS道徳は、今期L巻【ネット時代の心の教育】を提案した。

 このように、TOSS道徳は、必要にもかかわらずこれまで誰もやらなかった道徳授業の新分野も切り拓いていく。

 千名を超える大きな志と知恵が結集したTOSS道徳だからこそできる挑戦である。

 TOSS道徳は、力を結集して「力のある道徳授業」を量産していく。

 失敗もあるだろう。しかし、試行錯誤を繰り返す過程で、道徳授業組み立ての原則が見えてくるはずだ。

 TOSS道徳は、「教師の腹の底から感じる手ごたえ」と「子どもの事実」のみを評価基準に「力のある授業」を量産していく。


 二〇〇五年度には、全ての学級のあらゆる授業において教員および生徒がコンピュータ、インターネットを活用できる環境が完備される。

 授業は、プロジェクターからインターネット画面を投影して進める形態にかわる。

 私は、この状況を想定した授業を法則化セミナー2000で提案した。

 教室から授業サイトに直接アクセスし、画面の発問指示に沿って進める授業である。ウェブ・ページ=ワークシートという発想である。これをWebワークと呼ぶ。授業後、賛同の声をたくさんいただいた。

 TOSS道徳は、今後、道徳授業のWebワークを量産していく。少なくとも、小・中学校全学年三五時間分をカバーする。これが実現すれば、道徳授業の質的向上とあわせて量的向上も実現できる。

 M巻【21世紀型道徳授業を創る!】に具体的な実践を紹介している。是非ともご覧いただきたい。

 「心の教育」シリーズ第三期は、様々な分野・内容・方法の道徳授業が充満している。

 是非とも教室で役立てていただきたい。その手ごたえをご自分で確かめていただきたい。

 「当たり前のこと」がきちんとできる子どもを育てるために。

 二十一世紀を生き抜く子どもたちのために。


 本シリーズ第三期は、たくさんの方々のご尽力により実現しました。

 TOSS道徳の主張に賛同くださった会員のみなさま、お忙しい中、膨大な時間を費やしてご執筆くださった先生方、遅々として進まぬ編集作業を温かく見守りお力添えくださった明治図書の鈴木徳子さん。

 そして、企画の面で全面的にご指導くださった明治図書 江部満氏。TOSS道徳の生みの親であり、様々な示唆を与えてくださるTOSS代表 向山洋一先生。

 心よりお礼申し上げます。ありがとうございました。


  二〇〇三年十二月一日   TOSS道徳教育研究会代表 /河田 孝文

著者紹介

向山 洋一(むこうやま よういち)著書を検索»

TOSS代表/千葉大学非常勤講師/日本教育技術学会会長/日本言語技術学会副会長

河田 孝文(かわた たかふみ)著書を検索»

1964年5月 山口県豊浦郡豊北町神田特牛生まれ

1988年 山口大学教育学部卒業

1988年山口県山陽町立厚狭小学校教諭,1993年山口県豊浦町立小串小学校教諭,1996年山口県下関市立江浦小学校教諭を経て,1999年から山口県豊浦町立川棚小学校教諭

1988年教育技術法則化運動に参加する。

向山洋一22番弟子,槇田健1番弟子,TOSS授業技量検定5段位,TOSS道徳教育研究会代表,TOSS長州教育サークル所属,TOSS/Advance代表

※この情報は、本書が刊行された当時の奥付の記載内容に基づいて作成されています。
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