わかる・できる「根本体育」の基礎・基本5
新卒教師のための体育授業技術入門

わかる・できる「根本体育」の基礎・基本5新卒教師のための体育授業技術入門

好評2刷

体育指導の経験がない新卒教師に必要な授業術をマスターする。

体を動かすことだけでなく、子供の知的好奇心を満たす体育授業を目指した「根本体育」。その授業実践、指導技術を詳しくまとめたシリーズ。5巻では、新卒教師のための体育の授業における片々の指導技術を詳述。楽しい体育の学力を育てるのに必要な原則を紹介する。


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ISBN:
4-18-733017-8
ジャンル:
保健・体育
刊行:
2刷
対象:
小学校
仕様:
A5判 132頁
状態:
在庫僅少
出荷:
2019年9月24日
新学習指導要領解説書籍
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目次

もくじの詳細表示

発刊に寄せて
まえがき
第T章 体育授業における片片の指導技術
一 体育授業における片片の指導技術
1 飛び入り授業の感想
2 なぜ、片片の指導技術が必要なのか
二 指示・説明の仕方
三 器具・用具の出し入れの仕方
1 場所を限定する
2 時間を限定する
四 示範の仕方
1 示範の種類
2 全体を見せる
3 部分を見せる
4 上手な動きを見せる
5 上手でない動きを見せる
6 教師ができない運動の指導の原則
五 笛・太鼓の使い方
六 学習ノートの使い方
1 使用の目的
2 形式と内容
◇走り幅跳びについて
◇学習の進め方
◇8割跳びの方法[略]
◇8割跳び練習カード
◇めあてに応じた練習の仕方
◇自分が工夫した練習方法
◇走り幅跳びがんばりノート
◇グループ得点表
◇今日のまとめ
◇感想
七 学習カードの使い方
1 低学年の学習カード
2 中・高学年の学習カード
◇スモールステップにする
◇手順・方法を示す
八 小道具の使い方
九 グループのつくり方
1 ペアー学習
2 親グループ
3 兄弟グループ
十 見学の指導
第U章 どの子も動く集団行動
一 集合の指導
二 整列の指導
三 行進の指導
1 行進の指導のステップ
2 第一段階の練習
3 第二段階の練習
4 第三段階の練習
四 座り方の指導
1 体育座り
2 片膝座り、両膝座り
3 座らせ方のコツ
五 学習技能の指導
1 体育の学習技能
2 学習技能をどう育てるか
第V章 楽しい準備運動・導入の仕方
一 ゲームを取り入れる
1 楽しい内容を工夫する
2 授業で役立つゲームについて
二 リズム太鼓を使う
三 音楽を使う
四 必ず受ける導入5分間
1 導入の工夫
2 サークルドリブルの実践
・ネタの長所/・準備するもの/・方法
第W章 楽しい授業の組み立て方
一 授業を構成する発問・指示の働き
1 発問・指示
二 運動の中のテクニカルポイント
1 運動で一番大切なポイント
2 テクニカルポイントを押さえた指導
3 運動を見る眼を育てる
三 優れた授業の場づくり
第X章 これだけはやりたい基本の運動
一 基礎感覚・基礎技能の育成
1 基礎感覚
2 基礎技能づくり
@ 抱え込み跳びとうさぎ跳び
A 側方倒立回転と片足振り上げ、片足振り下り倒立
二 基礎体力の育成
三 子どもの体力づくりで障害になるもの
1 負荷をかけ過ぎる
2 発達段階に合っていないもの
3 多様な動きづくりになっていないもの
第Y章 楽しい体育の学力
一 分かる力を育てる
二 感じる力を育てる
三 できる力を育てる
四 運動の楽しさを獲得する力を育てる
1 体育で育てたい四つの学力
2 「感じる力」を育てる
3 「分かる力」と「できる力」を育てる
4 「集う力」を育てる
あとがき

発刊に寄せて

 『わかる・できる「根本体育」の基礎・基本』が発刊された。本シリーズは私の実践の中から精選してまとめてある。私は新卒以来、体育の授業を中心に研究を行ってきた。その中で、体育の授業をどのようにすれば子供が楽しくできるかをテーマにしてきた。

 体育は子供が一番喜んで取り組む教科である。体を動かし、仲間とともに運動する楽しさの味わえる教科である。しかし、新卒の私にはどのように指導したらよいのかが十分にわからなかった。

 中学校以来、運動を行いスポーツの楽しさは体験していた。汗をかき仲間と触れ合える喜びも味わってきた。しかし、その楽しさや喜びを子供に伝えることができなかった。

 子供が求めている運動する楽しさを十分に体験させられなかった。子供が求めている運動の喜びを満足させられなかった。体を動かし、活動する欲求は満たすことができた。しかし、その運動の持っている醍醐味を体験させることができなかった。

 私が求めてきた体育授業はただ体を動かせばよいのではない。体を動かすと同時に知的好奇心を満たす体育である。運動の原理や原則に基づいた科学的な体育である。

 体を動かすと同時に、動きのしくみやコツを学ぶ楽しさを追究してきた。体育というと技の良し悪しで評価されてきた。私はそれだけではなく、どうしたら技が身に付き、上達するのかも合わせて研究してきた。

 そして運動ができる楽しさだけでなく、感じる楽しさ、わかる楽しさ、関わる楽しさも体験させたいと願ってきた。そのような願いに基づいた体育の実践をまとめたのが本シリーズである。 次に、私が目指したのは体育授業の法則化である。優れた体育授業を名人だけではなく、誰でも指導できる体育授業の原理・原則を確立することである。

 多くの優れた授業を参観する中で、共通している指導技術を学んだ。それらの指導技術を抽出し、追試をすると同じように授業がうまくいったのである。多くの学校で飛び込みの授業をさせていただいた。そして、抽出した指導技術が一般化できるかを検証した。

 その結果、誰でも追試のできる体育授業の法則化を確立することができた。誰でも一定のレベルの授業ができる条件をまとめることができた。本シリーズではそれらの内容について詳しく紹介されている。ぜひ、体育授業の法則化の原理・原則を活用して、子供が楽しくできる体育授業づくりをして欲しい。

 本シリーズには体育授業づくりと合わせて教師修業論がまとめられている。どのように体育授業づくりを行ってきたのかの経過と歩みが述べられている。

 教師として誰にどのように学んだのかが示されている。これから体育の授業づくりを行っていこうとする若い教師には参考になるかと思われる。

 根本体育がどのようにして生まれてきたのかが、本シリーズにまとめられている。体育授業の内容だけでなく、教師論も合わせてお読みいただきたい。そして、子供に運動の楽しさや喜びを体験させていってほしい。どんな子供にも運動は楽しいことを体験させてほしい。多くの子供が生きがいを持ち、生きる希望と自信のもてる教育をしていただければ幸いである。


  二〇〇五年一月   /根本 正雄

著者紹介

根本 正雄(ねもと まさお)著書を検索»

1949年茨城県生まれ。'72年千葉大学教育学部卒業。

現在,千葉市立弥生小学校教頭(2001年より)。

TOSS体育授業研究会代表。全国各地で講座を開き,体育の授業づくり法&指導技術の伝授に活躍中。

※この情報は、本書が刊行された当時の奥付の記載内容に基づいて作成されています。
    • この商品は皆様からのご感想・ご意見を募集中です

      明治図書
    • 以前、根本正雄先生の子ども相手の授業を見たことがあります。
      その時に、この本に書かれた様々な授業を構成する技術が、根本先生の授業の中には散りばめられていることに気づきました。
      読んだだけで、勿論、全部できるようになるわけではありませんが、こういう様々な技術があり、存在することを知りながら、体育授業についての学びを深めていくのとは、知らないでデタラメにやっていくのとでは、まったく違ってくるだろうなと思いました。
      体育指導の初心者には特にお勧めです。
      2009/7/5けいたろう
    • 第T章 体育授業における片片の指導技術 

      大きくわけて、9つの片片の指導ネタ。 
      見学にも指導があるのだとびっくり。 

      第U章 どの子も動く集団行動 

      集合、整列、行進にもポイントがある。 

      第V章 楽しい準備運動・導入の仕方 

      やはり太鼓。 
      そして、準備体操の意味。 
      いつもラジオ体操にする必要は無いのだ。 

      第W章 楽しい授業の組み立て方 

      テクニカルポイントを知る。 

      第X章 これだけはやりたい基本の運動 

      基本運動について。 
      準備の運動には、授業で指導する運動につながるものが用意される。 

      基本運動は、すべての運動の基本となる。 

      第Y章 楽しい体育の学力 

      感じる力 
      分かる力 
      できる力 
      集う力 



      一読して思うに、やはり、読むだけではなく、実際に(例えば太鼓など)授業を見てみないと、完全に身にはつかないかもと痛感。 
      おもしろい本だった。
      2008/11/29R−CAT
読者アンケート回答でもれなく300円分のクーポンプレゼント!

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