中学理科の授業開き 1年が決まる“黄金の3日間のシナリオ

中学理科の授業開き 1年が決まる“黄金の3日間のシナリオ

好評6刷

1年間を左右する「黄金の三日間」はこう作る!

教科担任制の中学では、出会いの授業が1年間を決める!この先生は面白そうだ、授業ものっていけそうという滑り出しをするためには、何をどう準備すればよいのか、教科通信づくりのノウハウや理科室経営の裏ワザ、プレゼンの方法など、すぐ取り入れられるワサ大公開。


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ISBN:
4-18-620817-4
ジャンル:
理科
刊行:
6刷
対象:
中学校
仕様:
A5判 200頁
状態:
在庫僅少
出荷:
2018年7月20日
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もくじ

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まえがき /小森 栄治
T 1年生 理科好きにする黄金の3日間
1 黄金の3日間で生徒の心をつかむ /秋間 崇
2 「理科っておもしろいね!」で始まる中学理科 /間 英法
3 「理科好き」にする黄金の3日間 /鈴木 はるみ
【資料】 教科通信「かがく」 /小森 栄治
4 ルールを定着させ,理科のおもしろさを伝える /岩田 秀雄
5 “考えること”を大切にするための黄金の3日間 /宍戸 希行
U 2年生 知的な授業を行う黄金の3日間
1 授業のルールは,授業を行いながら教えていく /熊谷 琢磨
2 最初の3時間で,成功体験を与えよう /荒川 拓之
3 持ち上がりの2年生は最初の1時間で勝負 /才野 博紀
4 気持ちをリセットし,すっと始まる授業 /太田 泰
5 「理科は楽しい!」と思わせる第1日目の授業 /山本 芳幸
V 3年生 中学校最後の黄金の3日間
1 受験を意識する中学3年生にも楽しい理科授業を /小森 栄治
2 「黒くなった銅をきれいにするには」で生徒は熱中! /鈴木 勝浩
3 地球の未来はあなたたち次第だ /柏木 博之 /熊谷 琢磨 /秋間 崇
4 中学理科黄金の3日間 3年生のスタート! /間  英法
W 春休み 黄金の3日間の前にはこれを準備しよう
1 新年度 これだけ準備しておけば大丈夫 /秋間 崇
2 1年のスタートまでにやっておきたい準備と点検 /上岡 浩人
X 黄金の3日間を支える片々の技術10
1 新学期に仕組んでおきたい理科室経営の裏技 /小森 栄治
2 卒業生からのメッセージ /秋間 崇
3 10分間で生徒全員が2回プレゼンできる学習形態はこれだ! /根本 千勝
4 小学校の現場から /辻井 公一郎
5 火の用心4ヶ条 /秋間 崇
6 よい教材(モノ)の見つけ方 /才野 博紀
7 理科の授業でこう使う! 「書画カメラ」活用法 /荒川 拓之
8 理科室 整理整頓の方法 /鈴木 はるみ
9 使いやすい理科室づくり /岩田 秀雄
10 実験器具を壊させないための工夫 /岩田 秀雄
Y 中学入学時・基礎学力調査
基礎学力調査で生徒の実態を把握し,結果を授業に生かそう /小森 栄治
中学校新1年生・理科基礎学力テスト
中学校新1年生・理科アンケート調査
あとがき /秋間 崇

まえがき

 新年度が始まっての3日間は,「黄金の3日間」と言われている。

 『教室ツーウェイ』(明治図書)では,毎年4月号の特集が「黄金の3日間」である。何年教員をやっていても,4月はじめは期待と不安でいっぱいになる。生徒も同じである。

 やんちゃな生徒も,どの生徒も,みな新しい1年の始まりに緊張感を持っている。新しいクラスの仲間,教師との出会いに期待している。

 『教室ツーウェイ』2005年4月号の巻頭論文で,向山洋一氏は次のように言っている。

 「黄金の3日間」とは始業式からの3日間を言う。

 この時だけは,子どもは素直で,いい子で,教師の言うことによく従う。

 この期間に「集団のルール」「学習のしかた」など,必要な学級の仕組みを作ることに全力をあげるのだ。


 教科担任制の中学でも同じである。最初の出会いの授業で生徒たちを引きつけたい。「理科っておもしろそう」と思わせることが大切である。

 また,最初の3時間の授業で,「理科授業のルール」を徹底させることが重要である。その後の1年間の授業をスムーズに進められるかが,最初の3時間の授業で決まるのだ。

 守らせるべきルールは,全員に徹底する。まじめな生徒が損をしない雰囲気を作らねばならない。

 「そのうち指導すればよい」では,手遅れなのである。「黄金の3日間」こそが,指導の最適期間なのだ。

 今,各種の調査で「理科離れ」が問題になっている。

 ノーベル物理学賞受賞の小柴昌俊氏は,次のように言っている。

 理科好きになるか,毛嫌いするようになるか,その分かれ目のような年は中学1,2年のころ。この年代の子どもたちに一番影響力を与えるのは,やっぱり学校の先生です。だからそのころの理科の先生には,本当にいい人がいてくれなくては困るんです。

(埼玉新聞 2003年1月18日)


 子どもたちを理科好きにするか,理科嫌いにするかは,中学校の理科教師次第と言っても過言ではない。

 次の感想文は,3年生が4月に書いたものである。2年前の入学直後の授業開きを次のように書いている。

 私は,小森先生の1番最初の授業が,とても印象に残っています。

 1円玉などが磁石にくっつくかどうかという実験です。その実験をする小森先生が,とても楽しそうにうれしそうな顔で話をしていました。


 子どもたちにとって,教師が楽しそうに授業をすることが何より大切なのである。理科好きにする秘訣とも言える。

 本書では,そのような楽しい授業をする秘訣をたくさん紹介している。ぜひ,1人でも多くの中学生を理科好きにしていただけるよう心より願っている。


   /小森 栄治

著者紹介

TOSS向山・小森型理科研究会著書を検索»

向山洋一氏(TOSS代表)が実践した理科授業の原理原則や哲学などを研究する会である。日常的にMLで意見を交換し合っている。その中から生まれた成果を広めるため,書籍を出版したり講座を開いたりしている。


代表:新牧賢三郎

事務局幹事:大堀真

事務局:小林幸雄・善能寺正美・迫田一弘・戸井和彦・小森栄治 

※この情報は、本書が刊行された当時の奥付の記載内容に基づいて作成されています。
    • この商品は皆様からのご感想・ご意見を募集中です

      明治図書
    • ポイントが分かりやすく書かれていました
      2015/7/2040代・中学校教諭
    • 1年のスタートをどのように始めれば良いのか。新採用のときは全く分からなかった。分からないままスタートし、授業が徐々に崩れていった。この本は一つの指標となった。三日間で何を指導するのか、指導の内容を一言一句マネできる。理科室の整理の仕方まで記してある。優れものの一冊だ。
      2013/3/20
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