理科で育てる新しい学力5
基礎・基本を定着させる感動のある理科授業づくり

理科で育てる新しい学力5基礎・基本を定着させる感動のある理科授業づくり

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中学教師と小学校教師のQ&A形式で、指導の具体事例を紹介

本書は「世界の理科教育を向山・小森型理科で立て直そう」という呼びかけの下に編集されている。@感動と実感を伴って、知識・理解についての基礎・基本を小学校で教えるA観察の基礎・基本を小学校で定着させるB科学的な思考力の定着を図るなど具体的事例で示した。


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ISBN:
978-4-18-617514-1
ジャンル:
理科
刊行:
対象:
小学校
仕様:
A5判 132頁
状態:
絶版
出荷:
復刊次第
新学習指導要領解説書籍
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目次

もくじの詳細表示

世界の理科教育を向山・小森型理科で立て直そう /新牧 賢三郎
まえがき /大堀 真
1章 感動と実感を伴って,基礎的な知識・理解についての基礎・基本は小学校で教えられているか?
中学校理科教師の指摘
1 「実感を伴う理解」には向山・小森型理科が最適
小学校教師の回答
1 4歳児も感動させる「モノ」が持つ力
〜ママさん先生の感動実験挑戦記〜
2 基本的な事項をどう繰り返し教えるか
〜そのためには,全体像を把握することが必要だ〜
3 「モノ」があって「自由」にできる。「まとめ」のフォーマットが詰めだ
〜軽度発達障害児も熱中させる理科授業づくり〜
4 30分間,教室中がシーンとなってみんな熱中!
〜超簡単!トレーシングペーパーを活用した星座プロットノートづくり〜
5 行くだけでワクワクする理科室づくり
〜実物大のティラノサウルスもいるミニ・博物館〜
6 「概念」があって,言葉がある
〜言葉を教えても「概念」はわからない!〜
2章 観察の基礎・基本は小学校で定着しているのか?
中学校理科教師の指摘
1 知っている植物の名前はタンポポだけ!?
2 何をどのように書かせるのか観察の観点を示すべきだ
小学校教師の回答
1 基礎・基本の定着のためには,小さいときに野山で遊ぶことが必要だ
〜低学年(生活科)で植物図鑑・昆虫図鑑に親しませよう〜
2 体感してから図鑑を開く。だから感動が倍増する
〜親と教師のための自然との付き合い方 3つのミッション〜
3 観察の「観点」は意図的・計画的に授業されてきたか?
〜大きさ・数・色が最も基本的な自然観察の観点である〜
4 小学校で定着させたい「観察技能の基礎・基本」とはA見る技術,B記録する技術である
5 A君も熱中した! 「チョウを育てよう」の授業,7つのポイント
3章 科学的な思考力についての基礎・基本は小学校で定着しているのか?
中学校理科教師の指摘
1 豊富な科学体験と基本的な計算力を
小学校教師の回答
1 ものづくりを通して追究する授業づくり
2 わかりにくいことはモデル実験で考える
〜モデル実験だから,ストンと落ちる〜
3 科学的な思考力を鍛えるには「逆思考」させる
〜5年「てこのはたらき」〜
4 前学年までの学習内容を整理して,考える足場を作る
〜6年「植物のからだのはたらき」〜
4章 用具の取り扱いの基礎・基本は小学校で定着しているのか?
中学校理科教師の指摘
1 学習指導要領から考える「技能」
〜小学校学習指導要領に「技能」という言葉は何回使われているか?〜
2 顕微鏡が使えず,マッチをすれない子どもたち
3 マッチのすり方を身につけよ
4 マッチのパフォーマンス・テストは行われているか?
5 「習って慣れる」ことが大切である。体験量は確保されているか
6 顕微鏡観察の楽しさを伝えてほしい
小学校教師の回答
1 体験を通して正しく理解すること・繰り返しを通して定着させることが重要だ
2 実験は一度やっておしまいではもったいない。何度もやるから身につく
〜4年「もののかさと温度」〜
3 理科教育にはカネがかかる! 理科教師は自腹を切ってモノを買っている
あとがき

■世界の理科教育を向山・小森型理科で立て直そう

   向山・小森型理科研究会 /新牧 賢三郎


 神田啓治氏(京都大学名誉教授)から衝撃的な話を聞いた。「理科教育が世界各国で衰退している」というのだ。文部科学省が2007年10月に出した教育課程部会の審議のまとめの報告にも「数学や理科を好きと答える割合は低い」と明記されている。子どもたちの理科離れの傾向は我が国だけの問題ではなかった。

 文部科学省が考える学力の重要な要素は次の三つである。

1 基礎的基本的な知識・技能の習得

2 知識・技能を活用して課題を解決するために必要な思考力・判断力・表現力等

3 学習意欲

 これらの学力の要素を満足させ,子どもたちの理科離れに歯止めをかけなくてはならない。世界各国で,理科教育の立て直しができた国が21世紀をリードするといっても過言ではない。とくに「ものづくり」で世界の頂点に立ってきた日本はなおさら理科教育を盛り上げる必要がある。

 それができるのは,向山・小森型理科である。

 本シリーズは,上記のような新しい学力観に応えるために作り出されたものである。本書を通して,一人でも多くの理科好きな子どもたちが生まれてくることを切に願う。

 最後に,向山・小森型理科の生みの親であり,私ども教師の目標でもある向山洋一氏と,向山・小森型理科をいつも応援してくださっている江部満氏・樋口雅子氏(明治図書)に御礼を申し上げます。

著者紹介

新牧 賢三郎(あらまき けんざぶろう)著書を検索»

東京都大田区立徳持小学校

月刊「教育トークライン」編集長

TOSS中央事務局

TOSS野武士著書を検索»

1992年結成

福島県で活動するTOSSサークル

故・後藤一則の提案で「野武士」と命名

大堀 真(おおほり まこと)著書を検索»

福島県福島市立平田小学校

TOSS野武士代表

※この情報は、本書が刊行された当時の奥付の記載内容に基づいて作成されています。
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      明治図書

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