ドラマを生む向山型理科の展開 小学6年

ドラマを生む向山型理科の展開 小学6年

好評6刷

1単元1事項!教科書の有効活用!向山理科の展開がわかる

向山型理科6年では「向山式実験ノート学習法」の基本型を教える。ものの燃え方と空気、正しく実験するためのノート指導、未知の水溶液の判定ができる能力をつけるなど多彩


紙版価格: 2,160円+税

送料・代引手数料無料

電子書籍版: なし

ISBN:
4-18-609810-7
ジャンル:
理科
刊行:
6刷
対象:
小学校
仕様:
A5判 192頁
状態:
在庫僅少
出荷:
2019年9月24日
新学習指導要領解説書籍
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目次

もくじの詳細表示

向山型理科はドラマを生む〜本書の使い方〜 /新牧 賢三郎
「黄金の3時間」に局面を限定して,「向山式実験ノート学習法」の基本形を教える
――「ものの燃え方と空気」―― /冨田 元久
1 理科自由研究にも応用可能な「向山式実験ノート学習法」とは?
2 「向山式実験ノート学習法」の基本形Q&A
3 第1時
4 第2・3時
ものの燃え方と空気 まとめくん
ものの燃え方と空気
/栗嶋 正巳
1 子どもたちが熱中する授業がつくりたい
2 自由試行とは
3 ペットボトルを取り入れる
4 1つのことで単元を貫く
5 自由試行(その1)
6 自由試行(その2)
7 「気づいたこと」を交流する
8 疑問に思っていること
9 ろうそくの火の燃え方について調べてみよう
10 容器の大きさによって燃え方に違いがあるかな
11 火の大きさによる違いはあるかな
12 火が燃え続けるための条件は何か
13 金属は燃えるか
14 ものが燃えたあとどうなるか
15 理科まとめくん
ものの燃え方と空気 まとめくん
正しく実験するためのノート指導
――「植物のからだのはたらき」―― /中村 浩二
1 正しく実験しなければ意味がない
2 正しく実験させるためのノート指導の授業
3 原則をはずすな
植物のからだのはたらき まとめくん
未知の水溶液の判定ができる能力を身につける
――「水溶液の性質とはたらき」―― /善能寺 正美
1 内容を粗くつかむ
2 単元をつらぬくものを明確にする
3 指導計画
4 各時間の指導
水溶液の性質とはたらき(1) まとめくん
水溶液の性質とはたらき(2) まとめくん
「電流は磁力に変わるのか」というテーマで貫く「電流のはたらき」の単元構成
/山田 淳
1 あこがれの向山型理科
2 6年「電流のはたらき」で向山型理科へ挑戦
電流のはたらき まとめくん
電流のはたらき(電磁石)
/末永 賢行
1 第1時
2 第2時
3 第3時
4 第4時
5 第5時
6 第6時
電流のはたらき(1) まとめくん
電流のはたらき(2) まとめくん
人と環境をサイクル図で考える
――「人とかんきょう」(東京書籍)―― /野池 徹哉
1 「ゴミ問題=環境教育」の考えを払拭
2 単元の流れ
3 授業の実際
4 やんちゃな子もできるようになる
人とかんきょう(1) まとめくん
人とかんきょう(2) まとめくん
人とかんきょう(3) まとめくん

向山型理科はドラマを生む〜本書の使い方〜

   TOSS向山型理科研究会 /新牧 賢三郎


 1 向山型理科が誕生する

 向山型理科とは,向山洋一氏(TOSS代表)が実践した理科を真摯に学び,向山氏の理科に対する哲学・方法などを追試し,展開するものである。

 向山型理科には,2つの大きな柱がある。


 @ 1単元を1つのことで貫く授業。

 A 教科書を有効に使う通常の授業。


 どちらも授業を展開していて楽しいが,何と言っても,向山型理科の醍醐味は「1単元を1つのことで貫く授業」である。

 単元の3・4割の枝葉を切り落とし,残りの幹の部分だけをひたすら追究していくのだ。子どもも教師も一度で「理科は何ておもしろいのだろう」と病み付きになる。ここに,ドラマが生まれる。

 「向山型理科とは何か」を向山洋一氏は,次のように説明する。


 1 向山型理科と「通常の理科」とは分けて考える。

 2 「通常の理科」は,教科書を使って授業を淡々と進める。

 3 向山型理科の場合は,教科書はほとんど使わない。

 4 向山型理科は,年に1回か2回程度行えばよい。


 この発言を受けて,向山型理科研究会で論議した。向山氏自身,それほど自覚されていないが,向山氏が行っている「通常の理科」の授業にも,今までにない理科の授業方法がふんだんに含まれている。

 これは,「分析批評」だけが「向山型国語」だというわけではなく,要約指導や暗唱指導などもすべて含んで「向山型国語」がある。これと同じだ。

 そこで,今回私たちは「向山型理科」を次のように大きく捉えた。

A 1つのことで単元を貫くという原則。

 (1) 何で貫くかを考えるためには次の2つが必要

  1 原典=指導要領にあたること

  2 子どもの実態調査

B 授業を作る原理原則の応用・活用

 (1) 変化のある繰り返し,「ほんのちょっと」理論

 (2) 自由試行による内部情報の蓄積

 (3) 優れた発問によって「あれども見えず」を顕在化する

   (あるいは,観察のポイントがわかる,討論になるなど)

   不調和情報を使う(ありの絵をかかせて他の子の絵との相違点を突っ込むなど)

C 子どもに力をつける理科学習システム

 (1) 見開き2ページノートシステム

 (2) ものの準備をさせるためのノートシステム

 (3) 後片付けとノートチェックのシステム         その他

D インターネットで普通の授業が効果的・効率的に


 2 「理科まとめくん」で知識の定着を図る

 理科は,実験や観察が主となる。それらが終わって,いざテストを行うと,結果が散々なときがある。理科は,概して,知識の定着が軽視されるのだ。

 そこで,本書では,単元の最後に「理科まとめくん」を入れた。次のように使う。同じプリントを2回分印刷する。

1回目:答えを問題の空欄に写す。

2回目:答えを隠し,問題を解く。その後,答えを見て自分で○をつける。

    わからない問題と間違った問題だけ直して○にする。

 これだけで,子どもの知識の定着が図れる。

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