五色百人一首で学級づくり 高学年編

五色百人一首で学級づくり 高学年編

好評4刷

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五色百人一首がクラスに感動の嵐を巻き起こす!

黄金の三日間は五色百人一首でクラスをまとめる。さらに五色百人一首で学級運営の基礎を作る。楽しく札を覚えさせる四つの工夫例をあげ、子どもと家庭を巻き込む。五色百人一首が生んだ学級のドラマの数々をまとめた。


紙版価格: 2,060円+税

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電子書籍版: なし

ISBN:
4-18-530318-1
ジャンル:
学級経営
刊行:
4刷
対象:
小学校
仕様:
A5判 184頁
状態:
在庫僅少
出荷:
2019年12月12日
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目次

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監修の言葉 /小宮 孝之
まえがき /宮崎 京子
第T章 五色百人一首で学級をつくる
一 向山学級の五色百人一首指導にみる原理原則一〇 /小松 裕明
1 向山氏が主張されている二つの原則
2 五色百人一首指導の原則(基本編)
3 五色百人一首指導の原則(発展編)
二 五色百人一首を黄金の三日間で開始するシステム /越 浩一
1 黄金の三日間は五色百人一首でクラスをまとめる
2 五色百人一首をするにあたって準備すること
3 五色百人一首を実践する四つのポイント
4 黄金の三日間、その後
三 五色百人一首で学級経営の基礎を作る /大井 孝一
1 学級経営の願いを叶える五色百人一首
2 黄金の三日間でスタート
3 子どもと家庭を巻き込む五色百人一首
4 子どもの変わる姿で親の心をつかむ
四 楽しく札を覚えさせる四つの工夫 /宮崎 京子
1 最初に覚えさせる一枚は、これだ
2 名前をもじって覚える
3 食べ物の語呂合わせで覚える
4 短歌のエピソードを語る
五 五色百人一首がつまらないという子を巻き込む三つのコツ /古川 伸一
1 テンポやリズムのある読み方をする
2 勝ち上がりランキング制を工夫する
3 子どもに札を取れるだけの地力をつける
六 なかなか札を覚えられない子のための三つのアプローチ 〜札を覚えさせる詰めの一分間システム〜 /小林 康宏
アプローチ1 他のクラスとの対戦
アプローチ2 一日二首ずつ家庭で覚えてきてもらう
アプローチ3 札を覚えさせる詰めの一分間システム
第U章 五色百人一首が生んだ学級のドラマ
一 五色百人一首でクラスがまとまった! /二宮 聡志
1 どん底状態で出会った五色百人一首
2 新しいクラス、A君との出会い
3 五色百人一首をはじめる
4 百人一首青札大会
5 決勝戦
二 子どもが自信をつけた瞬間 /藤井 智美
1 五色百人一首鹿児島県大会、青色決勝戦
2 僕出ます!
3 自信を持てずにいたA男
4 奇跡が起きた
5 自信をつけたとき
三 五色百人一首に救われた一カ月学校を休み続けた子が、教室に帰ってきた /宮崎 京子
四 「来年も参加してみたいです」耳の不自由な子の五色百人一首への挑戦 /鈴木 恭子
1 五色百人一首を始めた四月
2 出場しなかった去年の東京大会
3 年賀状とメールで誘う
4 大会当日
5 笑顔で一勝一敗
五 五色百人一首長野県大会に参加して生まれたドラマ /三浦 達郎
1 兄妹対決となった青札の決勝戦
2 取り組み始めて半年で見事入賞
3 校内百人一首大会大成功
第V章 五色百人一首を活用するバリエーション
一 五学級、一六八人での学年イベントを一時間で運営するノウハウ /薄井 直央
1 メイキング「ドラマ」
2 学年会での提案
3 学年掲示板での予告
4 短時間でエントリーが決まり、予選ブロック抽選
5 一時間でできる学年五色百人一首大会
6 第二回大会への確かな手ごたえ
7 子どもの作文(日記より)
8 保護者の声
二 五色百人一首を二学期から開始するシステム /宮澤 傳二
1 二学期から開始するシステム
2 実録「五色百人一首を初めてスタートさせる場面」
3 わたしの工夫
4 試合中のおしゃべり対策
三 五つの布石で親子百人一首大会は誰でも成功させる事ができる /山田 智英
1 子どもより大人が夢中だった親子百人一首大会
2 親子百人一首大会は、誰でも成功させることができる。
そのポイントは次の五つの布石である
四 五色百人一首を生かした学級イベント(親子レクレーション編) /成澤 一郎
1 百人一首を始めるまでにすること
2 保護者を百人一首に巻き込む
3 子どもが生きる百人一首
4 担任欠席の危機を乗り越えた百人一首大会
5 看板に偽りなし
五 五色百人一首を生かした学級イベント(学期末編) /柳橋 学
1 五色百人一首大会は学期末のクラスに心地よい緊張感を与える
2 クラスで五色百人一首大会を開くまでの七つのステップ
3 心地よい緊張感と笑顔であふれた五色百人一首大会
六 五色百人一首を生かした学級イベント(卒業単元編) /鈴木 利哉
1 学級全員のA子の見方が変わった
2 卒業単元を計画させる
3 卒業単元の「五色百人一首」
七 大会入賞者養成修業システム /糸井 利則
1 上の句下の句交代読み
2 上の句下の句頭出し
3 上の句唱え取り
4 上の句取り
八 卒業した子どもに感謝された五色百人一首 /堀田 幸雄
1 高校の百人一首大会で優勝
2 実感! 五色百人一首のよさ
第W章 我流を排除して、五色百人一首の本質に迫る
一 五色百人一首が長続きしなかった我流を明かす /宮崎 京子
1 札の読み方は、自分で見聞きすべし
2 五色百人一首を行うことを、システム化すべし
3 教師は札を読みながら、審判をすべし
二 五色百人一首で男女の仲がよくならなかった我流を明かす /大和 正秀
我流1 「審判を作ったこと」
我流2 「全員着席させてやったこと」
我流3 「子どもに読ませたこと」
三 一〇年前分からなかったことが今明らかになる /宮澤 宏祐
1 暗唱し「得意札」を増やす学習システム
2 級別移動システムをスモールステップで教える
3 細部が違った向山式級別移動システム
4 教師の札の読み方を実態に応じて変化をもたせる

監修の言葉

 このシリーズの執筆、編集作業そのものが「ドラマ」だった。ライターが決まった段階で情報交換用のMLをを作った。その日のうちに五色百人一首をめぐる事実が次々と書き込まれていった。鳥取の入江明代先生からは「本校一二クラスのうち、五クラスが百人一首に取り組み始めました。終業式の日も三年生が六年生と対戦して勝ち、一年生は三年生と対戦し圧勝して喜んで帰っていきました。休憩時間も一年生が三年生の教室に出かけていって百人一首をしています。一月には他校と百人一首交流会をします。学校で取り組むと本当に楽しいです」というとびきりのドラマが、大阪の糸井利則先生からは「高学年の荒れたクラスでのエピソードを書きます。学級崩壊をさせたクラスの弟妹たちを、自らが企画した五色百人一首大会で上位独占させたドラマがあります。絶対書かせてください」という強い意思表明が寄せられた。しかしこれらは本編に掲載されない、いわば「次点のドラマ」に過ぎない。

 低学年編を担当した岡惠子先生は「ほんのちょっとの子どもの変化も見逃さず記録しておいてください。かすかな進歩は子どもにとっては大きな変化なのです。負けて怒って泣いて……そんな中で一枚が取れたという時が必ず来ます。上手くいかなかった先生が「百人一首コール」を聞いた時、やっていてよかったと思う瞬間です。今回の仕事は天命のような気がします。五色百人一首の良さを伝えなくてはならない。五色百人一首の神様はいるのです。私たちが札を読むとき、そっと側に来てくれているのです。これからもこのTOSSの財産を広めていきましょう。皆さんで百人一首の文化を後世に伝えましょう」という呼びかけをした。そして、一年生に初めて百人一首を指導した時のドラマや、「どうして、うちは百人一首コールが起きないの?」という疑問から我流が見えたという先生のドラマ、親子・祖父母とのつながりが深まったという事実に加え、平仮名を覚えていない子にこそ百人一首を教えたいという主張、更に百人一首と漢字読み先習との関連などが完成した。

 高学年編を担当した長野の宮崎京子先生だ。「初めてで分からないことだらけでしたが、一三〇ページの原稿が集まりました。子どもたちが大好きな五色百人一首で、一人でも多くの先生方が素晴らしい学級を作っていってくださることを願ってやみません。この仕事を与えてくださり、本当にありがとうございました」という声に応えて、高学年ならではの実践が続々と集まり、「黄金の三日間から、一学期・二学期・三学期から開始するシステム」、さらには「学級イベント」として、学期末編、県大会参加編、卒業直前編、親子レクレーション編がすべて揃った一冊ができあがった。

 本シリーズの大きな特徴は中学校のドラマだけを集めた一冊が作れたことである。責任者の田上善浩先生を中心にTOSS熊本・中学サークルの先生方が執筆した。田上先生は「小学校とは違う、中学の事情、実情などを踏まえて、中学ならではの一冊にしたいと思います」と述べ、「中学生が熱中する五色百人一首」をテーマに、校内百人一首大会でのドラマ、中学生が熱中する五色百人一首の威力、五色百人一首を取り入れた楽しい授業参観の様子や国語「短歌」の授業に百人一首がこれほど効果を発揮する、という論文が詰った一冊を完成させている。

 各論文には必ずクラスで起こった描写が入っている。子どもが言った言葉。負けてふてくされて「やりたくねえ」と言っていた子が熱中するまでの様子などが赤裸々に描かれている。すべて事実だから、そこには重みがある。

 編集段階で「面白くない」と思った原稿は、容赦なく執筆者に突き返した。「ここがこうダメです」「県のボスに見てもらってから出してください」と伝えると、見事に変身した原稿に変わって戻ってきた。

 長い長い歴史をくぐり抜けてきた百人一首を次の世代に伝えていくのは我々教師の使命である。各執筆者が作り上げた数々のドラマを是非、全国の多くの学校でたくさんの子どもたちにも経験してほしいと願ってやまない。そこで新たなドラマが生まれた時、本シリーズの本当の価値が、実感としてお分かり頂けるものと思う。


   TOSS五色百人一首協会事務局長 /小宮 孝之

著者紹介

宮崎 京子(みやざき きょうこ)著書を検索»

1969年5月生まれ

2002年4月 長野県千曲市立屋代小学校

TOSS女教師県別世話人ML管理人

長野女教師アップルML世話人

女教師☆向山型算数DEEP研究会代表

小宮 孝之(こみや たかゆき)著書を検索»

1963年7月 東京都生まれ

1987年3月 文教大学教育学部卒業

私立高等学校にて古典の教韃を執った後,東京都の公立小学校に移る。現在,東京都北区立小学校勤務。

TOSS武蔵野代表。

TOSS中央事務局で五色百人一首を担当し,TOSS五色百人一首協会事務局長を務める。

※この情報は、本書が刊行された当時の奥付の記載内容に基づいて作成されています。
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