TOSS緊急問題をこう授業する1・3・5時間のコース別プラン3
エイズと感染症の教育
基礎基本を授業する

TOSS緊急問題をこう授業する1・3・5時間のコース別プラン3エイズと感染症の教育基礎基本を授業する

投票受付中

治療薬のないエイズから子どもを守るのは教師の役目である。

感染症との闘いが人類の歴史。エイズに対する知識はどれだけ持っているか?意外と怪しい?ゆえに静かに?蔓延している。本書は子どもを守るためには、エイズに関する基礎基本の知識をどこでどう押さえるか、授業の実例で紹介。1・3・5の各時間での詳細あり。


復刊時予価: 2,250円+税

送料・代引手数料無料

電子書籍版: 未販売

電子化リクエスト受付中

電子書籍化リクエスト

ボタンを押すと電子化リクエストが送信できます。リクエストは弊社での電子化検討及び著者交渉の際に活用させていただきます。

ISBN:
4-18-522312-9
ジャンル:
授業全般
刊行:
3刷
対象:
小・中
仕様:
A5判 148頁
状態:
絶版
出荷:
復刊次第
『新学習指導要領の展開』
テキスト採用品見本お申込みはこちらから

もくじ

もくじの詳細表示

まえがき 〜自分の血液を友達に触らせない〜 /新牧 賢三郎
§1 低学年に教えたい エイズと感染症の教育
◆1時間コース
1 「けがをしたら傷口は自分で洗う」ことを教えよう /大堀 真
1.ウイルスはどこで生きているの?
2.空気の中で生きていられないウイルスもいる
◆3時間コース
2 自分の血液は自分でしまつすることから始めるエイズ教育 /中野 慎也
1.自分の血液は自分でしまつする
2.うつる病気(第1時)
3.エイズという病気(第2時)
4.エイズと闘う子ども(第3時)15〜20分
§2 中学年に教えたい エイズと感染症の教育
◆1時間コース
3 エイズって何? 〜エイズ教育は小学校3年生からでもおそくはない〜 /津下 哲也
1.エイズって何?
2.エイズはどうやってうつるの?
3.もし近くにエイズ感染者がいたら
4.子どもたちの感想より
4 「自分の血液を友達につけない」ことを指導する /新牧 賢三郎
1.中学年で何を教えるのか
2.免疫 〜大切な血液〜(第1時)
3.エイズという病気 〜エイズって何〜(第2時)
4.止血法 〜けがをしたら〜(第3時)
§3 高学年に教えたい エイズと感染症の教育
◆1時間コース
5 ウイルスとエイズ /善能寺 正美
1.ウイルスの簡略図
2.鳥インフルエンザが騒がれるわけ
3.抗体を予防接種する
4.おっぱいから抗体をもらう
5.インフルエンザと鳥インフルエンザの違い
6.インフルエンザはもとは鳥インフルエンザ
7.ウイルスは,決まった細胞を攻撃する
8.エイズウイルス
9.発病は,抗体の無い赤ちゃんの状態
10.エイズウイルスは感染しにくい
11.1日に100億個の細胞を壊すHIVウイルス
12.遺伝子による治療方法
13.薬を発見した日本人
◆3時間コース
6 エイズ授業 この3点はおさえたい〜正しい知識 ライフスキル エイズボランティア〜 /田村 治男
1.エイズ教育で必要なこと3点
2.3時間でできるエイズの授業(高学年)
エイズについての正しい情報を知る(第1時)
エイズについてのライフスキルを行う(第2時)
自分でできるエイズボランティアを考える(第3時)
7 3段階で深まるエイズの授業 /迫田 一弘
1.エイズとはどんな病気か(第1時)
2.エイズの感染の仕方(第2時)
3.エイズ患者との共生(第3時)
8 人権を中心にしてエイズ感染者との共生を教える /川口 達実
1.エイズって,何?(第1時)
2.エイズは,日常生活では大丈夫?(第2時)
3.エイズ感染者との生活・共生(第3時)
◆5時間コース
9 身近なところからスタートし,世界のエイズ情勢に目を向けさせる /戸井 和彦
1.将来を見据えた授業が必要だ
2.エイズとは…(1次の授業)
3.感染者のことを理解し,付き合い方をライフスキルで学ぶ(2次の授業)
4.エイズは今(3次の授業)
§4 中学生・高校生に教えたいエイズと感染症の教育
◆1時間コース
10 エイズを身近に考える /伊藤 展博
1.自分の学級で考えさせる
2.エイズの実態を学ぶ
3.自分の学級での行動を考える
4.世界の状況を知る
5.エイズから体を守るためには
11 忘れている生徒のために,もう一度原点に立ち返ろう /大石 貴範
1.全ての生徒がエイズを理解しているわけではない
2.エイズはどんな病気なのか
3.エイズは,どのように感染するのか
4.エイズを予防するにはどうしたらいいか
5.エイズ患者との共生を考える
12 正しい理解が差別,偏見をなくす /小林 将伸
1.クイズ形式で,生徒を授業に巻き込む
2.インターネットランドコンテンツで教える
3.エイズに対する偏見,差別事件を知る
4.感想を書く
5.今後の展開
◆3時間コース
13 まずは,エイズ用語の基礎知識から /瀧沢 広人
1.なぜエイズの授業をするのか
2.ワンランクアップのエイズの授業
3.授業の実際 〜エイズの基礎知識からエイズを知る〜(第1時)
4.授業の概要 〜エイズの正体〜(第2時)
14 前向きのエイズ教育 /新瀬 英樹
1.エイズの知識(第1時)
2.エイズの予防法とライフスキル学習(第2時)
3.私たちができること(第3時)

まえがき

   〜自分の血液を友達に触らせない〜


 残念なことに,エイズ患者は毎年増え続けている。もちろん,日本も例外ではない。確実にエイズの感染者は増えている。ということは,エイズのキャリアも増えているということだ。

 向山洋一氏(TOSS代表)は,エイズ患者が発生したときから「エイズから子どもを守るのは今のところ教育しかない」と主張し続けている。未だに,治療薬が見つかっていないため,子どもたちをエイズから守るのは私たち教師の役目である。

 私たちの主張は,初めから変わっていない。

 「自分の血液を友達に触らせない」

 都立駒込病院の感染科のドクターたちから「なぜ,友達の血液を触らないとしないのか」と繰り返し質問された。その度に,「友達の血液に触らないというのは,教育現場にふさわしくない」と反論した。「触らない」とメッセージを送ったほうが直接的であり,わかりやすいとドクターたちは主張した。しかし,それでは,差別やいじめに繋がる。ここは教師として譲ることができなかった。

 新聞やテレビなどであまり取り上げられなくなったのでエイズ教育の関心も薄れた風潮がある。とんでもないことだ。

 エイズ教育を行うことで,教師は教育という場所で,あらゆる感染症から子どもたちを守ろう。それが教師の務めである。

 最後に,向山・小森型理科の生みの親であり,私ども教師の目標でもある向山洋一氏と,向山・小森型理科をいつも応援してくださっている江部満氏・樋口雅子氏(明治図書)に御礼を申し上げます。


   向山・小森型理科研究会 /新牧 賢三郎

著者紹介

TOSS向山・小森型理科研究会著書を検索»

向山洋一氏(TOSS代表)が実践した理科授業の原理原則や哲学などを研究する会である。日常的にMLで意見を交換し合っている。その中から生まれた成果を広めるため,書籍を出版したり講座を開いたりしている。

※この情報は、本書が刊行された当時の奥付の記載内容に基づいて作成されています。
    • この商品は皆様からのご感想・ご意見を募集中です

      明治図書

ページトップへ