どうしたらいいの? お金の指導小事典

どうしたらいいの? お金の指導小事典

お金と正面から向き合う授業とお金のトラブル対応法を解説。

お金のことを言うとハシタナイと言う風潮がある日本。でも関心がない人はいない! 適正な指導が求められているということで、どんな教材でどう授業にかけるか。結果として倹約すればいい、儲ければいいということにならない、身近な問題を取り上げるノウハウを提言。


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ISBN:
4-18-419414-1
ジャンル:
授業全般
刊行:
対象:
小・中
仕様:
A5判 112頁
状態:
在庫僅少
出荷:
2019年9月17日
新学習指導要領解説書籍
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目次

もくじの詳細表示

まえがき
T 「お金」とは何かについて考える授業
1 お金はどんな役目を果たしているの?
2 お金の成り立ちについて知る
3 お金の歴史あれこれ
4 日本のお金、外国のお金
5 お金の秘密
6 税金の役目は?
U お金の使い方について考える授業
1 疑問に思っていることからスタートする
2 調べる方法を考える
3 ビデオ「百万円あったらどうする」(日本貯蓄協会)を活用した授業
4 おこづかいをうまく使っている?
5 自分で旅行プランを立てる
6 引っ越しプランを立てる
V お金のかせぎ方を考える授業
1 お金はどこからやってくるの?
2 働くこととお金の関係―仕事でお金をたくさんもらえる大人になるために―
3 おこづかいをもらえるのはどうしてだろう?
4 お金をためるわけを考える―自分の願いをかなえるために―
5 ローンって、どういったことなの?
W お金でできることとできないことを考える授業
1 お金の便利さと怖さ
2 お金があってもできないこととは
3 自分の幸せとみんなの幸せ―ボランティア活動―
X お金のことについてより深く学ぶ授業
1 銀行のしくみを知る―なぜ、お金を預けると増やすことができるのか―
2 クレジットカードって何?―キャッシュレスカードのしくみ―
3 電子マネーと株のしくみ
Y 税金について授業する
1 公共施設にはどんなものがあるのか
2 税金の納め方を知る
3 税金の使い道が決まるしくみ
Z お金に関係するトラブルQA
1 無駄づかいがとてもひどい
2 子どもが万引きをしてつかまった
3 教室においておいたお金がなくなった
4 友達同士で、おごる、おごられる関係がある
5 家のお金を黙って持ち出している
6 祭りのときお金を脅し取られた
7 よその家のものを壊して高額の請求をされた
8 キセルをしている子がいる
9 小さい子からモノをよくもらっている
10 お金に関して常識はずれの話をする大人がいる
[ 総合的な学習の時間で「お金の学習」を扱うポイント
1 総合的な学習の時間での授業プラン7

まえがき

 夏休み明け、あるお母さんが涙を流しながら言われた。

 「先生、子どもにはかわいそうなのですが、主人と離婚することにしました。本当にいい人なのですが……」

 急にどうしたことだろうと思っていると、

 「主人の借金が原因で……」と話を続けられた。

 あまりにも突然のことだったので、大変驚いたことを覚えている。

 このように、社会の中ではお金が原因で、多くのトラブルや悲しい事件が起こっている。新聞記事などを見ていると、事件の大部分がお金に関したことである。

 子どもたちの世界もそうである。万引きや窃盗、おごる・おごられる問題、金銭やモノの紛失などお金や物をめぐるトラブルが多発している。インターネットに関連したお金のトラブルも急増している。

 そのたびに、教師はその対応に追われている。

 事後対応である。

 六年間でお金に関する学習をどのくらいしているのかと、教科書などを見てみる。すると、ほとんどないことに気づく。(独自に資料を用いて学級活動などで学習している学校はあるだろうが……)

 多くの学校では学級活動の時間や長期休業前に、無駄遣いをしないように場当たり的な指導をしている程度である。

 お金は身近なものである。ほとんどの子どもは毎日触れている。

 しかし、日本にはなぜか、お金のことを言うのは避けたいという風潮がある。

 お金に関するトラブルが多発する裏には、学校でお金に関する学習をほとんどしてこなかったことがある。

 もっと、授業の中でお金が持つ意味とか、お金の働き、便利さや怖さなどについて、基礎的なところから学ばせておくべきである。

 幸い、多くの子どもたちはお金のことにとても関心がある。

 ところが、こういったお金の学習に関する資料は意外と少ないのが現状である。

 どのように授業をしていったらいいのかがわかりにくい。

 そこで、お金に関する授業をどう進めていったらいいのか、お金やモノに関するトラブルにどのように対応していったらいいのかをまとめてみた。


 「お金」と正面から向かい合う授業のあり方


を示したつもりである。

 本書をまとめるにあたり、明治図書の樋口編集長から題名をはじめ、まとめ方についていろいろと教えていただいた。

 また、TOSS代表の向山洋一先生をはじめ、多くの先生方から貴重なご指導をいただいた。

 まだまだ、不十分な内容である。

 が、これをもとにお金に関して学んでいける子どもたちが増えていくことを願っている。


   /戸井 和彦

著者紹介

戸井 和彦(とい かずひこ)著書を検索»

TOSS愛媛代表 TOSS新居浜代表

TOSS食の教育代表

愛媛県新居浜市立神郷小学校教諭

※この情報は、本書が刊行された当時の奥付の記載内容に基づいて作成されています。
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