若い教師へのメッセージ4
TOSS流・初任者研修の進め方

若い教師へのメッセージ4TOSS流・初任者研修の進め方

ロングセラー

好評2刷

初任者の授業技量を向上させる方法を示す。

初任者研修ですっぽり抜け落ちているのが「授業技量を向上させる研修」だと編著の槇田校長は強調。ではどうすれば授業技量が上がるのか、どんな努力が必要なのか、そのために「模擬授業」こそ授業技量を向上させる唯一の方法だ、と主張しその具体化を提案。


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ISBN:
978-4-18-411445-6
ジャンル:
教職課程・教員研修
刊行:
2刷
対象:
小学校
仕様:
A5判 176頁
状態:
在庫僅少
出荷:
2018年4月20日
春の教育書フェア2018
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目次

もくじの詳細表示

はじめに
T 初任者のための授業研修
1 授業の始まり 〜授業の始まりが上達すると,開始後1分には子どもは全員が集中するようになる〜
(1) 授業の始まりにプロの技がある/ (2) どのような工夫をすればよいか/ (3) 授業の始まりをよくするための方法
2 指導案の書き方 〜自分の力で学習指導案が書けるようになる5つのコツ〜
3 音読指導 〜「変化のある繰り返し」と「赤丸」で〜
(1) ステップ@ 一文追い読み/ (2) ステップA 1ページ分,ひとり読み/ (3) ステップB 二人組,一文交替読み/ (4) ステップC 二人組,逆順一文交替読み
4 ノート指導 〜何を学習したか分かるようにする〜
(1) 算数のノートは計算がゆったりと書かれている/ (2) 国語では問いを枠で囲む/ (3) その時間で評価する
5 計算指導 〜子どもに力をつける計算指導〜
(1) 計算は書かせ方が大切/ (2) 苦手な子には補助計算を/ (3) 毎時間1問は必ず全員のノートをチェック/ (4) 数の感覚を豊かにする百玉そろばん/ (5) あかねこ計算スキルで苦手な子も計算が好きに
6 活動あって学習なし 〜若い教師の勘違い! 子どもが目を輝かせたら大成功?〜
(1) よくある失敗例,@ 「国語」ペープサートで物語の劇をする,A 「算数」ブロックを使って数の学習/ (2) 活動の工夫例
7 教材研究の仕方 〜言う通りに発問・指示を書いていく〜
(1) ノートを1冊用意する/ (2) ノートに○を100個書く/ (3) 指導書に目を通す/ (4) 全ての言葉を辞書で引く/ (5) 先行実践にあたる/ (6) 発問・指示をノートに書く
8 発問指示 〜「発問」・「指示」で授業は流れる〜
(1) 子どもが「活動」できる発問・指示/ (2) 「指示」と「発問」をわける/ (3) まずは追試から
9 授業分析・評価 〜授業が安定するための5つのポイント〜
(1) 「授業とは何か」を知っておく/ (2) どの教科書でも共通する授業の基本
10 模擬授業 〜模擬授業で授業技量を矯正する〜
(1) 模擬授業で学級が変わる/ (2) 模擬授業の留意点
11 TOSSランドの活用 〜優れた授業はTOSSランドで探せ〜
(1) TOSSランドの関連書籍/ (2) TOSSランドでできること/ (3) TOSSランドのコンテンツでスマートボードを活用
12 配慮を要する子どもたち 〜特別支援教育について学ぶべし〜
(1) 普通学級に在籍する支援を要する子どもたち/ (2) 発達障害の種類,@ LD,A ADHD,B アスペルガー症候群・高機能自閉症/ (3) 対応の仕方を学ぼう/ (4) 子どもの事実から学ぼう/ (5) 授業技量を身につけよう
13 授業技量検定 〜アマチュアと一線を画す授業技量〜
(1) 人前で話ができるレベル(F・E表)/ (2) アマチュアと一線を画すレベル(D表)/ (3) プロの授業が目に見えるレベル(C表)/ (4) 新時代の授業をつくり出す(B表・A表)
U 初任者のための学級経営研修
1 学級を統率する 〜学級のリーダーとしての自覚からスタートする〜
(1) 子どもとの出会いにおけるエピソード/ (2) 学級を統率するとは/ (3) 統率の根底には権威がある/ (4) 授業の腕を上げ,権威を身につける/ (5) リーダー論を学び,統率力を養う
2 学級経営案の書き方 〜具体的に書いてこそ意味がある〜
(1) 学級の実態について/ (2) 方針について
3 学級の目標作り 〜教師が学級の目標を意識しよう〜
4 係活動と当番活動 〜「みんなでやりましょう」は,無責任システムどんなことをするのかを明確にし,責任の所在をはっきりさせると,1年間学級全体が機能するようになる〜
(1) 当番活動/ (2) 係活動
5 学級システム作り 〜1日のシステムと1週間のシステム〜
(1) 学級のシステムとは/ (2) システム作り/ (3) システムを導入する時期/ (4) システムの運営
6 学級のルールはこうして作る
(1) クラスの子全員の前で,全員が納得いく形でルールを決める/ (2) ルールが守られているか確認する/ (3) 原則は変えないで微調整していく
7 楽しいイベント作り 〜楽しいイベントは学級を明るくする〜
(1) バースディパーティー/ (2) ○○達成パーティー!/ (3) お別れ会でのメッセージ/ (4) 秘密の会
8 トラブルを生かす 〜学級の成長を促す〜
(1) 学級全体の問題として考えさせる/ (2) 予防のための手を打つ
9 掃除の指導 〜掃除の指導はシステム作りから〜
(1) 役割を明確にする/ (2) 手順を明確にする/ (3) 教師の姿勢を明確にする
10 休み時間の有効な使い方 〜限られた時間を有効に使う〜
(1) 仕事をする/ (2) 子どもと話をする/ (3) 子どもと遊ぶ
11 百人一首 〜子どもにとって楽しい思い出,五色百人一首〜
(1) 試合をしながらルールを教える/ (2) 五色百人一首がもたらす効果/ (3) 保護者への影響
12 プロに学ぶ学級通信の書き方
(1) 描写する/ (2) 授業を公開する/ (3) 量産する
V 初任者のための校内実務の進め方
1 初任者実務 〜提出物はその場で書く〜
(1) 大事なのはその場主義/ (2) 締め切りは必ず守る/ (3) 毎日少しの積み重ねで
2 校内分掌 〜担当する公務をこなすポイント〜
(1) 仕事内容5W1Hの把握/ (2) 簡単な校内分掌メモの作成/ (3) 提案するときのポイント
3 出勤時・退庁時 〜気持ちよく職員や子どもたちと過ごすための心がけ〜
(1) 出勤時間/ (2) 出勤後何をするか/ (3) 退勤時間/ (4) 退勤時間に何をすればよいか
4 職員会の司会 〜職員会の司会上手は,授業上手〜
5 文書管理 〜文書整理名人は仕事名人〜
(1) ファイル,バインダー,クリアファイル,タグシール/ (2) 短期か長期か
6 机の上 〜すっきりしている机の上,これで仕事のできるが分かる!〜
(1) 必要な時に必要な物がすぐに出せる/ (2) 机の上を空っぽにする/ (3) 必要な時に必要な物を出せる向山氏の実践
7 週案・日案 〜必携! 週案・日案〜
(1) 週案・日案の必要性/ (2) 週案について/ (3) 日案
8 パソコン活用 〜学級事務の効率を上げ,教材研究の時間を短くできるパソコンの活用〜
(1) パソコンを使うと成績処理や出欠席管理などの効率が上がる/ (2) パソコンとプロジェクタで授業が変わる
9 計画作り 〜「年単位」「月単位」「即記入」「抹消線」でプランニング〜
(1) 四月当初,年間の仕事をリストアップ/ (2) 月ごとの校務分掌と学級事務の仕事をメモ帳に記入/ (3) 追加の仕事が出たら,すぐにメモ帳に記入/ (4) 仕事が完了したら抹消線
10 提案の仕方 〜文書で・早めに・見てもらう〜
(1) 提案は文書でする/ (2) 文書作成の手順,@ 過去の提案文書に目を通す,A 今回の方針を明確にした文書を作る,B 早めに見てもらう,C 修正点を正し,職員数印刷する/ (3) 会議で提案
W 初任者のための生活指導研修
1 いじめ発見 〜いじめ早期発見は,教師の仕事である〜
(1) 「触診」―担任が見たこと感じたことでいじめがあるかを判断する/ (2) 「問診」―子どもたちにアンケートする/ (3) 「血液,血圧検査」「レントゲン」―問診で隠しても浮かび上がる
2 いじめとの闘い方 〜ひとりで闘わない!〜
3 くつ箱 〜くつ箱は学級の鏡である〜
(1) くつをそろえる趣意説明/ (2) くつ箱を毎日チェックする/ (3) くつ箱チェックを当番にする/ (4) してはいけないこと
4 教育相談 〜相談者の言うことを,聞いて,聞いて,聞き倒す〜
(1) 相談相手を聞く気にさせる/ (2) 相談相手のプライドを保障する/ (3) 聞いて,聞いて,聞き倒す/ (4) 99パーセント譲る
5 生活目標 〜何をどのようにするのか分かる目標〜
(1) 生活目標は何をどのようにするかが分かる/ (2) 教師は必ず評価する
6 言葉遣い 〜言葉遣いを丁寧にする秘策〜
7 トラブル対処事例 〜水槽が壊れた時の対応〜
8 トラブル対処事例2 〜授業中のひそひそ話にこう対応する〜
(1) 生徒と同じレベルでケンカしてはならない/ (2) 単発のひそひそ話は,挑発に乗らず,視線で制す/ (3) 続く場合は,短く注意する/ (4) 内容にはふみ込まない,話をやめさせる
9 トラブル対処事例3 〜部活動で保護者を味方につける4つのポイント〜
(1) 先の見通しを示す/ (2) 金銭面は文書で渡す/ (3) 苦情は上司に報告する/ (4) 自分から連絡する
10 トラブル対処事例4 〜いじめへの対応は,こうする 担任の素早い対応がいじめをつぶす〜
(1) いじめの発覚/ (2) いじめの対応
X 初任者のための人間関係づくり研修
1 服装・挨拶・言葉遣い 〜明るく・さわやか・元気のよい印象を持たれるようにしよう その人の人柄は,外見や言葉遣いに表れる!〜
2 職員室での振舞い 〜心地よい空間を心がける〜
(1) 挨拶は自分からする/ (2) 雑用は率先して行う/ (3) 自分の気持ちをはっきり伝える/ (4) 10のうち9は相手に譲る
3 管理職 〜積極的に接点を作っていこう!〜
(1) 挨拶,返事をする/ (2) 報告をする/ (3) 授業を見ていただく
4 同学年 〜素直に謙虚に我が子を目指す〜
5 初任研担当 〜初任研担当との付き合い方〜
(1) 10のうち,9譲る/ (2) 10のうち,10譲る
6 保護者 〜保護者から誤解を受けないために知っておこう〜
(1) 参観日/ (2) 懇談会/ (3) 家庭訪問/ (4) 連絡帳や電話対応/ (5) 学級だより
7 地域・業者 〜感謝の思いでさわやかな挨拶と丁寧な対応を〜
(1) 地域の力に感謝/ (2) 業者の方からも学べる
8 家庭訪問 懇親会 〜保護者の話をよく聞こう〜
(1) 家庭訪問・学級懇談会の意義/ (2) 家庭訪問の場合,@ 家庭訪問では子どもの良い所しか言わない,A 事前に,「よろしければ,アルバムを拝見させてください」と,子どもを通してお願い/ (3) 学級懇談会の場合,@ 子どもたちができるようになったこと・がんばったところの話をする,A 事前に,「家での子どもたちの様子を教えて下さい」とお願い
9 忘年会・親睦会 〜親睦会こそ,感謝の気持ちを表す最高の機会である〜
(1) 感謝の気持ちを直接述べる/ (2) 感謝の気持ちを行動で表す@/ (3) 感謝の気持ちを行動で表すA
Y 初任者のための教師修業の進め方
1 読書 〜10年後の未来へ自己投資を! 読書で力量を高め,魅力溢れる教師となる〜
(1) なぜ読書が教師に必要なのか/ (2) どのような本をどのくらい買えばよいのか/ (3) 読書修業を支える言葉/ (4) 毎日の読書時間をわずかでも確保する
2 サークル 〜楽しい教師生活へ! サークル参加!〜
(1) サークル参加へ/ (2) サークルで何をしていたか/ (3) 模擬授業で教室の授業が変わる
3 セミナー 〜セミナーは学びの宝庫〜
(1) セミナーの利点/ (2) セミナー情報の入手/ (3) おすすめセミナー
4 本物にふれる 〜本物教師の見分け方〜
(1) 一番の嫌われ者がひざの上に乗っている/ (2) 授業が上手い/ (3) 本物教材・教具を使っている
5 発信する 〜発信する人に,技術は集まってくる〜
(1) 愛情ある教師は技術を求める/ (2) 技術は,発信によって得られる/ (3) 発信は高段者の前でする
6 教育雑誌 〜教育雑誌の読み方〜
(1) 1つでも気に入った論文があればよしとする/ (2) 全部を読もうとしない/ (3) 継続して購読することに価値がある
Z 初任者に先輩からのアドバイス
1 アドバイス1 〜子どもとの距離を感じたとき〜
(1) 1年目のスランプ/ (2) 毎日遊ぶ/ (3) 楽しい授業をする/ (4) 教師の身なり
2 アドバイス2 〜素直に聞き入れ,行動する〜
(1) 出張中の様子を聞く/ (2) アドバイスを素直に受ける/ (3) 即時処理を
3 アドバイス3 〜素直に学ぼう,教わろう!〜
(1) 教頭先生に言われた言葉/ (2) 素直にやってみる/ (3) いろいろやってみる/ (4) 何事にも体力勝負!
4 アドバイス4 〜初任研を楽しむためのコツ ベスト3〜
(1) クラスを好きに,学校を好きに,保護者や地域を好きになろう!/ (2) 同期との集まりでストレス解消/ (3) やりたいことはやってみる
5 アドバイス5 〜事務処理を効率的に〜
[ あっと驚く初任者研修の現場
1 現場事例1 〜授業について学べずに新学期を迎える!〜
(1) 春休みの初任者研修/ (2) 春休みの初任者研修で求めること
2 現場事例2 〜子どもの事実を一番にできない〜
(1) ノート指導,しちゃだめだ/ (2) 教科書は,見せないで/ (3) 活動させて/ (4) 自分で考えて
3 現場事例3 〜学級崩壊を助長しているのは誰だ〜
(1) 初任者への贈り物? 「学級崩壊」/ (2) TOSSに出会っていなければ
4 現場事例4 〜問題解決学習!!〜
(1) 中学校の現場!!/ (2) 校内での指導
5 現場事例5 〜だまってうなずく〜
(1) 算数主任の授業とは/ (2) うなずくのみ
おわりに

はじめに

 初任者研修制度が始まって,10数年が過ぎた。

 研修制度の成果が現れているか。否である。

 全くといっていいほど現れていない。

 教師としての心構えや学校の忙しさ,厳しさは体験して学んでいくようであるが,授業技量向上について研修していない。

 初任者は,プロ教師をめざしてスタートを切ったのである。

 プロ教師として一番大切な仕事はなにか。


  授業


 これに決まっている。

 学校生活のおよそ80%を占めているのである。授業がうまい教師とそうではない教師とでは,教師人生まるっきり違うものになる。

 初任者研修ですっぽり抜け落ちているのが「授業技量を向上させる研修」である。初任者研修は,丸々1年間実施される。

 1年間研修しても,授業技量が向上しないのである。

 なぜか。


  授業技量の高い教師が,初任研担当にならない。


 つまり,授業の下手な教師が担当になっている場合が多いのである。

 下手というのが言い過ぎであるなら,授業技量を意識しない教師と言っておこう。

 どうすれば授業技量が上がるのか,どんな努力が必要なのか,授業技量の高い教師の授業とはどんな授業なのか,などを指導できないのである。

 指導と言うのは,指し示して導くことである。

 簡単にいえば,こうである。


  授業をして見せればよい。


 授業技量向上を意識した初任研担当に当たった初任者は,宝くじに当たったくらい幸運である。

 今,TOSS学生サークルの活動が盛んになってきている。

 問題はその内容である。


  模擬授業


 模擬授業こそ授業技量を向上させる唯一の効果的方法である。

 読書も大切である。講義も大切,上手い授業を見るのも大切である。しかし,これだけでは授業技量が向上することはほどんとない。

 模擬授業をやってみて,どこがいいのか,どこが悪いのかを力のある教師から指摘してもらい,何度も修正して,更に模擬授業を繰り返すしか,授業技量は向上しないと思ったほうがいい。

 TOSS学生サークル員は,その模擬授業を何度も体験できる環境にある。

 学生サークルには,TOSS授業技量検定を受けた教師が参加している場合が多い。また,学生たちは高段者のいるTOSSサークルにも参加して模擬授業をしているのである。学生は素直である。言われたことをそのとおりにやってみる。技量の上達は,新幹線並みである。

 彼らが教育実習に行く。担当教師が授業をする。その教師よりも学生のほうが授業が上手いという事態が生じている。いい傾向である。

 学生は,模擬授業だけを学ばない。

 TOSSのサークルでは,授業を中心に学級経営,児童理解,学校の雑務などについても話題に上る。当然,学生も耳を傾けて学んでいる。

 初任者と違うのは,現場で直接子どもたちと接していないだけである。

 教師になり,初任研で実践を経験すれば授業技量が伸びると共に,プロ教師としての基礎が出来上がるに違いない。

 初任研の制度が悪いのではない。

 初任研で,何をこそ身に付けさせたいのか,どのような教師をめざさせるのかのビジョンが明確でないところが問題なのだ。

 「教師はプロである」とよく聞く。

 教育長や指導主事,大学の先生方がよく口にされる。

 問題はその中身である。プロ教師の条件を言ってほしい。

 その条件を満たすためには,何をどのようにすればよいのかまで示してもらわないと雰囲気だけで終わってしまう。

 プロ教師とは,「授業が上手いこと」と「教育課程が編成できること」の2つの条件がそろった教師を言うのである。「授業が上手い」とは,授業技量が高いということである。授業技量は,努力しないと身に付かないし向上しない。身に付けるためには,模擬授業を繰り返す以外に方法はないのである。

 学校に,模擬授業の研修システムがあればいうことはない。

 模擬授業の研修システムがある学校へ着任した新採用の先生は,かなり期待ができる。

 さて,本書はTOSS流の初任者研修の進め方について示してみた。

 TOSSに学ぶ教師が,初任者研の担当になったとしたらこのような項目について指導するはずである。それも,プロ教師になってもらうために徹底的に鍛えていく。これから教師をめざす人,今初任者の人,そして期待はずれの初任者研修を受けた人はぜひ読んでいただきたい。

 そして,近くのTOSSサークルの門をたたき,授業技量向上のための模擬授業で教師修行をスタートされることを願っている。


   TOSS長州教育サークル代表 /槇田 健

著者紹介

槇田 健(まきた たけし)著書を検索»

1951年5月生まれ

1976年3月 都留文科大学初等教育学科卒業

2003年4月 長門市立神田小学校校長

教育技術の法則化運動に発足時から参加,TOSS長州教育サークル代表,北長門サークル顧問,五色百人一首山口県支部長。

※この情報は、本書が刊行された当時の奥付の記載内容に基づいて作成されています。
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      明治図書
    • 槇田健氏の前書きが心に響く。

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      授業がうまい教師と
      そうでない教師とでは、
      教師人生はまるっきり違うものになる。
      ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

      この本には、
      初任者者として必要な授業の基本、
      さらに生徒指導の基本や社会人としての基本が
      極めて具体的に記されている。

      読み進めるうちに、
      初心に帰ることができた。
      2007/11/25大貝浩蔵
読者アンケート回答でもれなく300円分のクーポンプレゼント!

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