向山型国語微細技術7
向山型漢字指導の技術

向山型国語微細技術7向山型漢字指導の技術

好評2刷

「向山型漢字指導」10の原則と、60の微細技術

向山型漢字指導は漢字の覚え方を身につけさせる指導法だ、と著者は強く主張する。そのために向山型漢字指導の10の原則をまず徹底せよと説く。つづいて新出漢字指導の微細技術、テスト練習の微細技術、漢字テストの微細技術、漢字指導のシステムづくり等、詳細に記述。


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ISBN:
978-4-18-354718-7
ジャンル:
国語
刊行:
2刷
対象:
小学校
仕様:
A5判 208頁
状態:
在庫あり
出荷:
2019年12月6日
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もくじ

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監修のことば /椿原 正和
まえがき /田口 広治
T 向山型漢字指導一〇の原則
原則1 目的は、漢字を覚えるシステムを習得させることである
原則2 漢字を覚えるまで指書きをさせよ
原則3 空書きでチェックせよ
原則4 一回に練習する漢字は三〜五個にせよ
原則5 必ず、前日に練習した漢字をチェックせよ
原則6 丁寧に書く時間を確保せよ
原則7 テスト練習ページは指書きができてからさせよ
原則8 テストの前には予告を入れよ
原則9 間違えたところだけを再テストせよ
原則10 まとめのテストの前には「漢字まとめテスト」向山式対策を追試せよ
U 新出漢字指導の微細技術
微細技術1 指書きの説明は「山」「川」「上」で行う
微細技術2 指書きは筆順を唱えさせながらさせる
微細技術3 指書きは机の上でさせる
微細技術4 指書きは椿原正和氏の「視線二段階移動説」を追試する
微細技術5 指書きは奥田純子氏の「指書き三原則」を追試する
微細技術6 人差し指だけを机につけさせる
微細技術7 指書きで筆順の箇所を指で押さえさせる
微細技術8 指書きをしている「子どもの目」を見る
微細技術9 指書きの趣意説明を繰り返す
微細技術10 苦手な子どもには拡大コピーをカラーで与える
微細技術11 不必要な情報は画用紙などで隠してやる
微細技術12 苦手な子どもの手を持って指書きさせる
微細技術13 指書きのスピードを上げさせる
微細技術14 一年生や学年初めの指導では、「指書き」の後「空書き」でチェックする
微細技術15 苦手な子どもには4Bの鉛筆を使わせる
微細技術16 「なぞり書き」は一ミリもはみ出さないように書かせる
微細技術17 「写し書き」はマスからはみ出さないように書かせる
微細技術18 最後のマスは上の文字を隠して書かせる
微細技術19 空書きは子ども同士を向かい合わせて行う
微細技術20 練習が極端に遅い子どもがいる場合、空書きで時間調整を行う
V テスト練習のページの微細技術
微細技術1 横にさせる
微細技術2 「読み仮名」は答えを見てもいい
微細技術3 「指書き」は一〇回にこだわらない
微細技術4 「なぞり書き」「写し書き」では、はみ出さないように書かせる
微細技術5 三段目は上の文字をかくして書かせる
微細技術6 書くスピードを上げさせる
微細技術7 極端に遅い子どもに対応する
微細技術8 教師のチェックは三段目だけを見るようにする
微細技術9 早く終わった子どもには、空いているところに練習させる
微細技術10 空書きでチェックする
W 漢字テストの微細技術
微細技術1 家でのテスト練習のやり方を教える
微細技術2 指書きで確認させてからテストする
微細技術3 テスト用紙の切り取り方を教える
微細技術4 一回目は、一段目だけに書かせる
微細技術5 一分程度でさせる
微細技術6 隣同士で丸つけをさせる
微細技術7 一人一人に点数を言わせる
微細技術8 再テストの仕方をきちんと教える
微細技術9 一〇〇点の子どもに空白の時間を作らない
微細技術10 テスト用紙はノートに貼らせる
X 漢字指導のシステムづくりの微細技術
微細技術1 授業の最初に必ず行う
微細技術2 「次の時間、漢字スキルから始めます」と予告する
微細技術3 始めるときの言葉を削る
微細技術4 黒板に練習する漢字を書いておく
微細技術5 黒板に「指書き」「なぞり書き」「写し書き」と書いておく
微細技術6 「読み」の指導は特にしない
微細技術7 できたら静かに持ってこさせる
微細技術8 終わっていない子どもへの対応
微細技術9 忘れてきた子どもには、教師のものを貸す
微細技術10 一年生でも、上の学年と同じようにできる
Y 学期末漢字テストの微細技術
微細技術1 「うつしまるくん」を使う
微細技術2 「できる・できない」をはっきりさせる
微細技術3 家での練習の仕方を教える
微細技術4 本番テストの「実施日」と「合格点数」を明確にする
微細技術5 朝自習でも練習させる
微細技術6 ミニテスト・プレテストを行う
微細技術7 合格するまで行う
微細技術8 毎学期末に必ず行う
微細技術9 学期途中、一か月おきぐらいに復習を行う
微細技術10 年度末は、学年全体の漢字テストを行う
Z 向山型漢字指導基本文献解説
1 『教育科学国語教育』一九八八年三月号、No.391
2 『教室ツーウェイ』一九九八年十一月号、No.180
3 『教え方のプロ・向山洋一全集35 子どもが熱中する向山型漢字・言語指導』
4 『新教育課程の授業づくりQA事典』

監修のことば

 日本の国語教育界が開国を迫られている。

 PISA調査における日本の世界標準の学力低下が明らかになった。

 それを受けて文部科学省が出した『読解力向上に関する指導資料』(平成一七年)には、重要な問題提起がいくつもなされている。

 しかし、現場では相も変わらず「劇」「紙芝居」などでお茶を濁す実践のオンパレードである。

 全国学力テストが実施された。

 このテストは、従来のテストと大きく違っていた。明らかにPISA型読解力の育成をねらったものだった。

 つまり、今後の国語科の授業の方向性を示したものだった。

 しかし、ほとんどの教師は、ちらっと見ただけで解いていない。

 日本の教育界の危機管理はこの程度なのだ。

 国語の力をつけられるはずがない。


 今回のPISA調査、全国学力テストに対応できる授業は、向山型国語しかないことが時代の要請の中で明らかになった。

 研究授業でやるような単発の楽しい授業では、世界基準の国語学力はつかないのである。

 国語の授業がシステム化されていなければならない。

 そのようなシステム化された授業は、向山型国語以外にはないのだ。


 日本教育界最大の論争であった「出口論争」。

 この論争に子どもの事実で加わったのが向山洋一氏であった。そして、凄まじいほどの国語の力をつけたのが分析批評の授業だった。大学院生を超えるレベルの評論文を書いたのも分析批評で学習した子どもたちだった。あの「やまなし」実践である。

 「出口」の授業も「やまなし」の授業もPISA型に対応し、それらを超える授業であることはだれの目にも明らかである。

 だれしも、そのような授業にあこがれる。そのような事実を創り出したいと願う。

 そのためには、向山型国語の実践を忠実に追試することしかないのだ。

 しかし、忠実に追試したつもりでもうまくいかないことがある。それは、どこかに我流が入り込んでいるのである。ほんのちょっとしたことのように思える部分を抜かしたり自分流でやったために失敗することも多い。

 そこで、だれもが我流に陥りやすい部分を「微細技術」という枠組みで示したのが本シリーズである。

 ぜひ、多くの先生方に活用していただくことを願っている。


   /椿原 正和

著者紹介

田口 広治(たぐち こうじ)著書を検索»

1967年   熊本県八代市千丁町生まれ

1990年   熊本大学教育学部中学校社会課程卒業

現在    熊本県八代市立麦島小学校勤務

TOSS熊本/TOSS八代代表

岩崎 秀幸(いわさき ひでゆき)著書を検索»

1973年   熊本県球磨郡あさぎり町生まれ

1996年   西南学院大学文学部児童教育学科卒業

現在    熊本県球磨村立一勝地第一小学校勤務

TOSS熊本/TOSS人吉球磨

椿原 正和(つばきはら まさかず)著書を検索»

1962年   熊本県球磨郡多良木町生まれ

2000年   熊本大学大学院教育学研究科教科教育専攻修了

現在    熊本県人吉市立人吉東小学校勤務

TOSS(向山洋一代表)九州中央事務局

TOSS熊本代表  向山一門14番弟子

※この情報は、本書が刊行された当時の奥付の記載内容に基づいて作成されています。
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