向山型国語微細技術3
向山型分析批評の技術

向山型国語微細技術3向山型分析批評の技術

授業に活かせる「討論」「評論文」の微細技術を紹介

「国語B」のような長文の問題を解けるようにするには、文字を早く正確に読み、内容を理解できるようにすることが重要と説く。そのためには、@向山型分析批評の10の原則、A指名なし討論、B評論文指導、C教材研究などの微細技術を身につけようと訴えている。


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ISBN:
978-4-18-354312-7
ジャンル:
国語
刊行:
対象:
小学校
仕様:
A5判 120頁
状態:
在庫僅少
出荷:
2019年10月23日
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もくじ

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監修のことば /椿原 正和
まえがき /東田 昌樹
T 向山型分析批評一〇の原則
原則1 「作品」をもとにして「言葉」にこだわる授業をする
原則2 作品全体を大きな構造でとらえることが大切だ
原則3 キーとなるごく繊細な一文字にまでも、こだわる
原則4 解釈を一つだけにしぼらないことである
原則5 「自分が正しい」と合理化してはならない
原則6 自分が心から納得した理解であることが必要だ
原則7 表現された言葉そのものを最も大切に扱う
原則8 「視点」「対比」「イメージ」だけで、大半の授業をすることができる
原則9 「認識のものさし」を学習するから、他の教材への応用が可能である
原則10 一つの学年で、一つの作品で一つの認識のものさしを学べばいい
U 指名なし討論の微細技術
一 自分の感想をまとめてスピーチする
1 三〇秒スピーチで力をつける
2 「指名なし発表」で力をつける
二 音読も発表も討論も「指名なし」にする
1 「指名なし音読」で、子どもの目が教科書から離れなくなる
2 「指名なし発表」で、子どもが積極的になる
3 「指名なし討論」で、考えが深まる
V 評論文指導の微細技術
一 日記を毎日書かせて、持久力をつける
二 初めての評論文は、感想を書かせる程度でいい
1 授業実践
2 まとめの作文
三 授業でノートに書いたことを作文にする
1 授業実践
四 プロットを立てる指導が重要である─東京書籍五年下『注文の多い料理店』─
1 授業実践
2 実践の成果
W 分析批評の授業実践
一 『海雀(北原白秋)』の授業で、「視点」を教える
1 授業システム
2 授業実践
二 『山頂から(小野十三郎)』の授業で、「視点」を使う
1 第一時
2 第二時
3 第三時
三 小林一茶の俳句の授業で、「視点」を使う
1 第一時
2 第二時
四 与謝蕪村の俳句の授業で、「視点」を使う
1 音読と視写をする
2 季節と季語を検討する
3 「鐘」を検討する
4 話者の位置を検討する
五 『春(坂本遼)』の授業で、「対比」を使う
1 授業実践
2 実践の成果
六 『花いっぱいになあれ(松谷みよ子)』で、「イメージ」を使う
七 「短歌と俳句の世界」の授業で、「視点」「対比」「イメージ」を使う
X 教材研究の微細技術
一 「教材との葛藤三原則」を行う
1 教材との葛藤三原則
2 教材との葛藤の跡

監修のことば

 日本の国語教育界が開国を迫られている。

 PISA調査における日本の世界標準の学力低下が明らかになった。

 それを受けて文部科学省が出した『読解力向上に関する指導資料』(平成一七年)には、重要な問題提起がいくつもなされている。

 しかし、現場では相も変わらず「劇」「紙芝居」などでお茶を濁す実践のオンパレードである。

 全国学力テストが実施された。

 このテストは、従来のテストと大きく違っていた。明らかにPISA型読解力の育成をねらったものだった。

 つまり、今後の国語科の授業の方向性を示したものだった。

 しかし、ほとんどの教師は、ちらっと見ただけで解いていない。

 日本の教育界の危機管理はこの程度なのだ。

 国語の力をつけられるはずがない。


 今回のPISA調査、全国学力テストに対応できる授業は、向山型国語しかないことが時代の要請の中で明らかになった。

 研究授業でやるような単発の楽しい授業では、世界基準の国語学力はつかないのである。

 国語の授業がシステム化されていなければならない。

 そのようなシステム化された授業は、向山型国語以外にはないのだ。


 日本教育界最大の論争であった「出口論争」。

 この論争に子どもの事実で加わったのが向山洋一氏であった。そして、凄まじいほどの国語の力をつけたのが分析批評の授業だった。大学院生を超えるレベルの評論文を書いたのも分析批評で学習した子どもたちだった。あの「やまなし」実践である。

 「出口」の授業も「やまなし」の授業もPISA型に対応し、それらを超える授業であることはだれの目にも明らかである。

 だれしも、そのような授業にあこがれる。そのような事実を創り出したいと願う。

 そのためには、向山型国語の実践を忠実に追試することしかないのだ。

 しかし、忠実に追試したつもりでもうまくいかないことがある。それは、どこかに我流が入り込んでいるのである。ほんのちょっとしたことのように思える部分を抜かしたり自分流でやったために失敗することも多い。

 そこで、だれもが我流に陥りやすい部分を「微細技術」という枠組みで示したのが本シリーズである。

 ぜひ、多くの先生方に活用していただくことを願っている。


   /椿原 正和

著者紹介

椿原 正和(つばきはら まさかず)著書を検索»

1962年   熊本県球磨郡多良木町生まれ

2000年   熊本大学大学院教育学研究科教科教育専攻修了

現在    熊本県人吉市立人吉東小学校勤務

TOSS(向山洋一代表)九州中央事務局

TOSS熊本代表  向山一門14番弟子

『向山型国語教え方教室』(明治図書)副編集長

東田 昌樹(ひがしだ まさき)著書を検索»

1969年 熊本県鹿本郡植木町生まれ

1991年 熊本大学教育学部卒業

現在  熊本県鹿本郡植木町立吉松小学校勤務

TOSS九州中央事務局

向山一門 椿原正和弟子

※この情報は、本書が刊行された当時の奥付の記載内容に基づいて作成されています。
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