向山型国語微細技術2
向山型作文指導

向山型国語微細技術2向山型作文指導

好評3刷

「向山型作文指導」のポイントがわかる!

向山型国語微細技術No.2。目下急務の作文指導の方法論を説く。@ノートをていねいに書く子どもが学力が伸びる、A日記を書かせて「持久力」をつける、B作文技術指導のシステム、C伝統的なお手本文化教材の活用、D評論文指導の手引きなど。


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ISBN:
978-4-18-346227-5
ジャンル:
国語
刊行:
3刷
対象:
小学校
仕様:
A5判 120頁
状態:
在庫僅少
出荷:
2019年9月20日
新学習指導要領解説書籍
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もくじ

もくじの詳細表示

監修のことば /椿原 正和
まえがき /東田 昌樹
T 向山型作文指導の分析
一 向山型作文指導を二つに分ける
二 向山型作文技術指導は、小学校学習指導要領国語科の「作文に関する言語事項」の内容そのものだ
三 向山氏の「名詞止め」の授業から「五つの原則」を抽出する
四 「うつしまるくん」はなぜ生まれたか
U ノートをていねいに書く子どもが、学力が伸びる
一 「日付」「タイトル」をマスに大きく書かせる
二 ノートはぜいたくに使わせる
三 「箇条書き」を教える
四 漢字を使わせる
五 「達意の文」を書かせる
1 句点をつけさせる
2 一文を短くさせる
3 「主語」「述語」を明確にさせる
4 常体の文と敬体の文を分けて書かせる
V 日記を書かせて「持久力」をつける
一 最初は学校で日記を指導する「向山式長い文章を書かせる指導」をする
二 「向山式二文目を考えさせる指導」「向山式書き出しの指導」を授業で行う
三 日記に評定を入れる 給食の時間に読んでやる
四 日記の赤ペンには、子どもの名前を入れる 少なくとも二文は書く
五 日記を忘れた子に対しては、一日だけ待つ 二日忘れたら学校で書かせる
W 作文技術指導のシステム
一 作文を書かせるとき、緊張感を与える
二 筆箱を出した人から、作文用紙を取りに来なさい
三 指示は視覚に訴える 合否の評定は早い段階で行う
X 日本の伝統的なお手本文化教材 『うつしまるくん』『あかねこ暗唱・直写スキル』
一 直写や視写は、まず音読をしっかりやってから行う
二 丁寧さを意識させてから自習をさせる
1 日本の伝統的な教育システム『うつしまるくん』
2 もう一つの「お手本文化」教材『あかねこ暗唱・直写スキル』
3 「丁寧さ」を意識させてから自習をさせる
Y 「六つのレトリックの一つ以上を使って詩を書きなさい」
一 指示一つで、全員の子どもが詩をつくることができた
二 六種類のレトリックを教えているから、子どもは詩のつくり方が分かる
三 実は我流が入っていた
Z インターネットランドで授業の組み立てを学ぶ
[ 初めての「評論文」は、感想を書かせる程度でいい
一 授業実践
1 音読
2 一行ずつ、意味を考えさせる
3 「うさぎを追いかけた」のは誰か
4 話者は男か、女か
5 「話者は今ふるさとにいるか。いないか。」ノート作業
6 発表
7 討論
8 解説
二 まとめの作文
\ 評論文指導
一 授業でノートに書いたことを作文にする授業実践
二 「北九州熊本」評論文バトル
1 太田学級と東田学級の評論文バトルが始まった
2 六年生「短歌と俳句の世界」の授業
3 東田学級のA子さんの評論文
4 太田学級のB男君の反論の評論文
5 東田学級で、A子さんの評論文とB男君の評論文のバトルについて話す
] 「向山型作文指導」基本文献

監修のことば

 日本の国語教育界が開国を迫られている。

 PISA調査における日本の世界標準の学力低下が明らかになった。

 それを受けて文部科学省が出した『読解力向上に関する指導資料』(平成一七年)には、重要な問題提起がいくつもなされている。

 しかし、現場では相も変わらず「劇」「紙芝居」などでお茶を濁す実践のオンパレードである。

 全国学力テストが実施された。

 このテストは、従来のテストと大きく違っていた。明らかにPISA型読解力の育成をねらったものだった。

 つまり、今後の国語科の授業の方向性を示したものだった。

 しかし、ほとんどの教師は、ちらっと見ただけで解いていない。

 日本の教育界の危機管理はこの程度なのだ。

 国語の力をつけられるはずがない。


 今回のPISA調査、全国学力テストに対応できる授業は、向山型国語しかないことが時代の要請の中で明らかになった。

 研究授業でやるような単発の楽しい授業では、世界基準の国語学力はつかないのである。

 国語の授業がシステム化されていなければならない。

 そのようなシステム化された授業は、向山型国語以外にはないのだ。


 日本教育界最大の論争であった「出口論争」。

 この論争に子どもの事実で加わったのが向山洋一氏であった。そして、凄まじいほどの国語の力をつけたのが分析批評の授業だった。大学院生を超えるレベルの評論文を書いたのも分析批評で学習した子どもたちだった。あの「やまなし」実践である。

 「出口」の授業も「やまなし」の授業もPISA型に対応し、それらを超える授業であることはだれの目にも明らかである。

 だれしも、そのような授業にあこがれる。そのような事実を創り出したいと願う。

 そのためには、向山型国語の実践を忠実に追試することしかないのだ。

 しかし、忠実に追試したつもりでもうまくいかないことがある。それは、どこかに我流が入り込んでいるのである。ほんのちょっとしたことのように思える部分を抜かしたり自分流でやったために失敗することも多い。

 そこで、だれもが我流に陥りやすい部分を「微細技術」という枠組みで示したのが本シリーズである。

 ぜひ、多くの先生方に活用していただくことを願っている。


   /椿原 正和

著者紹介

椿原 正和(つばきはら まさかず)著書を検索»

1962年   熊本県球磨郡多良木町生まれ

2000年   熊本大学大学院教育学研究科教科教育専攻修了

現在    熊本県人吉市立大畑小学校勤務

TOSS(向山洋一代表)九州中央事務局

TOSS熊本副代表  向山一門14番弟子

『向山型国語教え方教室』(明治図書)副編集長

東田 昌樹(ひがしだ まさき)著書を検索»

1969年   熊本県鹿本郡植木町生まれ

1991年   熊本大学教育学部卒業

現在    熊本県鹿本郡植木町立吉松小学校勤務

TOSS九州中央事務局

向山一門 椿原正和弟子

※この情報は、本書が刊行された当時の奥付の記載内容に基づいて作成されています。
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