新学習指導要領対応「向山型国語」の授業づくり6
PISA型,全国学力テストに対応する向山型国語の真髄

新学習指導要領対応「向山型国語」の授業づくり6PISA型,全国学力テストに対応する向山型国語の真髄

PISA型読解力を高める、椿原氏の向山型国語実践!

PISA型読解力を高めるための「討論の授業」の解明。そのための教科書教材の積極的な改革活用法を説く。さらにPISA型読解力に対応した椿原提案。合同学力テストの分析を通して、国語科授業の改革案を示す。国語の単元学習では「国語の力」はつかないと強調。


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ISBN:
978-4-18-337624-4
ジャンル:
国語
刊行:
対象:
小学校
仕様:
A5判 176頁
状態:
在庫僅少
出荷:
2019年8月27日
新学習指導要領解説書籍
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目次

もくじの詳細表示

まえがき
T PISA型読解力を高めるには、討論の授業を避けて通れない
一 全体の枠組みを提案する
1 全体の枠組み
2 学校の授業は異質である
二 「PISA型読解力を超える」ための二つの提案
1 今回の授業の主張
2 展開(七分間)
(1) 目標
(2) 展開
三 日本の教育界がなし得なかった「拡散型」の学習 TOSSは「ペーパーチャレラン」「討論の授業」で実現した
1 創造力を培う「拡散型」の学習
2 ペーパーチャレランの衝撃
3 討論の授業
四 向山型討論指導の指導技術の枠組みを見て呆然となるところからプロへの道がスタートする!
1 これぞプロの証
2 次の指導を行ったことがあるか
五 討論の授業は避けて通れない根拠を探せる指導のステップを一学期に指導する
1 根拠を視写させる
2 ページ数を入れさせる
3 多くの根拠を視写させる
U PISA型読解力をつけるには、教科書を変えることが先決だ
一 高く評価できる「指導例」と欠如している三つの重要ポイント
1 高く評価できる「具体的な指導例」
2 指導例に不足していること三点
3 言語技術が示されていない
4 発問・指示が明記されていない
5 教科書(テキスト)が示されていない
二 学力世界一の秘密は教科書にあり!
1 教科書に秘密がある
2 フィンランドの国語教科書の学習課題(発問)
3 どの物語文でも問える基本的な発問の扱い方
三 教科書を変える方が先決だ!現状で授業を変えられるのは向山型国語だけである
1 結論は明確だ
2 「紹介」を例に
3 授業を変えるなら向山型国語
V PISA型読解力に対応した椿原の向山型授業実践
一 「わたしと小鳥とすずと」をPISA型「読解力」に対応させて授業する
PISA型「読解力」に対応
二 二年生が検討した「スーホの白い馬」と「スーホは白い馬」
1 「の」と「は」
2 問題と問題意識
3 子どもの考え
4 PISA型授業
三 「手紙の書き方」における「情報の選択」の指導
1 「手紙の書き方」
2 情報を選択させる
四 選択肢を「主語・述語」に要約し、不要な部分を「隠す」ことが対応の原則だ!
1 大問3
2 表題指導
3 選択肢の主語・述語を指導する
4 隠す
5 もう一歩の詰め
五 新聞記事を批判的に読む力を育てる〜メディアリテラシーの授業〜
1 批判的思考力はこう育成する
2 松本サリン事件の授業
六 「PISA型読解力育成スキルシリーズ」が最も効果的である
1 現場は何をやってよいのか分からない
2 TOSS国語スキルに全国から注文殺到!
3 「継続的」「系統的」指導を可能にする
七 PISA型対応の向山型国語サイトは教師も子どもも熱中する
TOSSランド向山型国語は、PISA型に対応している
(1) 学年別で検索
(2) 今月のおすすめサイト
(3) キーワード検索(ごんぎつね)
(4) 子どもサイト
W 全国学力テストを椿原が分析する
一 全国学力テスト分析の観点
1 向山氏のわずか三行の問題提起
2 全国学力テスト分析の観点
二 全国学力テスト「国語A」漢字問題をこう分析する
1 全国学力テスト問題は唐突ではない
2 漢字の読み問題のロジック
3 日本教育技術学会による調査報告
4 漢字の習得はなぜ重要か? 国の見解
5 漢字読み問題のロジックはこうだ!
三 全国学力テストB問題が求める授業像
1 B大問1
2 B問題4
四 向山氏は、三〇年前から学力テストB問題に対応する授業を行っていた
1 三〇年前からの向山氏の主張
2 「範囲」を問う学力テストB問題
3 向山実践に見る「範囲」を問う授業
五 国語学力テストB問題対応には、向山型国語全体をシステム化した授業が求められる。向山型国語新時代の到来だ
1 学習量確保の原則
2 一字一句重視の原則
3 全体構造把握の原則
4 向山型国語各パーツリンクの原則
5 曖昧さ排除の原則
X 八つの言語活動と向山型国語
一 国立教育政策研究所(国研)が、「我流」の指導法では学力がつかないことを発表! 八つの言語活動は向山型国語しか対応できない
1 現場に役に立たない指定校の発表
2 「基礎学力問題」史上第一級の調査結果
3 これが衝撃の国研調査結果の内容だ!
二 「八つの基礎的な言語活動」全体の枠組み試案
1 八つの基礎的な言語活動
2 全体構造試案
三 向山実践にほとんど網羅されている八つの言語活動
向山型国語と八つの言語活動
(1) 描写
(2) 要約
(3) 対話
(4) 記録
(5) 報告
(6) 討論
(7) 紹介
(8) 説明
四 八つの国語力の重要項目である「描写」を授業する。最後に提示するある短歌は何か?
1 八つの国語力の構造化
2 描写
3 「描写」の授業
Y 八つの言語活動「描写」の授業と「報告」の授業
一 「描写」の教材研究(1)
1 向山型教材研究
2 キーワード抽出
3 指導案を見る
二 「描写」の教材研究(2)
1 定義
2 八つの国語力と旧学習指導要領との関連
3 八つの国語力の構造化
三 「描写」の教材研究(3)
1 八つの国語力の構造
2 「描写」の指導内容
ドイツにおける「描写文」指導の内容
四 「描写」の教材研究(4)
大森修氏によるアメリカにおける「描写」の指導内容
五 「描写」の教材研究と授業(5)完
六 防衛省の報告書から「報告」の授業を作る(1)
1 護衛艦「あたご」と漁船「清徳丸」の衝突事故
2 緊急事態時の速報
3 学力テストB問題対応
4 報告に「判断」は必要か
七 防衛省の報告書から「報告」の授業を作る(2)
1 「あたご」の授業反響
2 「描写」の授業
3 銭形平次で「報告」の授業
4 TOSS国語スキルシリーズ
八 銭形平次で「報告」の授業を作る
1 向山型国語教え方教室で公開
2 向山氏の介入
3 六何の原則
4 報告の基本
Z 国語の単元学習では、力はつかない
一 枠組みなき読解力実践は不毛だ!
1 枠組みなき読解力実践
2 読解力の枠組み
二 研究発表会直前に「席替え」をする愚行
1 発表会直前の席替え
2 一〇年学んだ単元学習と決別した教師
3 教科書をホチキスで綴じさせる教師
三 「本の帯づくり」の授業批判
1 単元学習は小学校ではできない
2 本の帯づくり
3 指導なき帯づくり
四 学力としての言語技術を示せない単元学習
1 単元学習の定義
2 単元「関宿子ども地誌」(三年)
3 どのような学力がついたのか
4 実践の評価
五 漢字指導をきちんとやらない単元学習
1 単元学習は崩壊する
2 漢字指導は国語の枝葉ではなく骨格だ
3 TOSS教師の研究態度
六 「分類しよう」(光村図書三年)の代案授業
1 教科書からは授業がイメージできない
2 「分類」ということ(光村図書三年)
3 授業代案

まえがき

 新学習指導要領の完全実施に向け、国語教育界の動きが鈍い。

 その大きな要因は、従来の国語科教育の研究内容が現場のニーズに対応できていないからだ。

 新学習指導要領のキーワードに焦点を当てて研究をし実践化したものが現場で受け入れられなくなっている。

 私は現場にいるのでそのことを肌で感じる。

 現場が最も必要としている授業とは何か。

 それは、次である。


  特別支援教育に対応できる国語科授業


 今、全国のほとんどの学級には、ADHDやアスペルガー症候群などの発達障害を持つ子どもたちが存在する。

 そして、それらの子どもたちが熱中し、学力を保障できる国語科授業を一言で言えば、次のようになる。


  本物の教材研究に裏付けられた本物の授業


 現在、新学習指導要領に対応した形で出版されている国語科授業に関する書籍には、「特別支援」という視点がほとんどないのが現状である。

 だから、現場に受け入れられないのだ。

 本シリーズは、向山型国語を基盤にしている。

 そして、本シリーズの特徴は、次の三点である。


 一 特別支援教育に対応した国語科授業のあり方を具体的に提案されている。

 二 本物の教材研究を具体的に提案している。

 三 本物の授業とは何かを具体的に提案している。


 私たちTOSSのセミナーに参加した発達障害を持つ子どもたちに深く関わっておられる小児科医が次々と驚きと感動の声をあげられている。

 本物の授業、本物の教材を教師ではなく、医学の世界が高く評価している。

 国語科教育に携わっている私たち教師は、この事実を謙虚に受け止めなければならない。

 本シリーズが、知的な国語の授業を追い求める教師の役に立てば幸いです。

 私もさらに修業をし新たな国語の授業を創造していきます。


 共にがんばりましょう。


  /椿原 正和

著者紹介

椿原 正和(つばきはら まさかず)著書を検索»

1962年 熊本県球磨郡多良木町生まれ

2000年 熊本大学大学院教育学研究科教科教育専攻修了

現在  熊本県人吉市立人吉東小学校勤務

TOSS(向山洋一代表)九州中央事務局

TOSS熊本副代表  向山一門14番弟子

『向山型国語教え方教室』(明治図書)副編集長

※この情報は、本書が刊行された当時の奥付の記載内容に基づいて作成されています。
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