伴一孝「向山型国語」で力をつける4
原稿用紙がラクラク埋まる「向山型作文」授業

伴一孝「向山型国語」で力をつける4原稿用紙がラクラク埋まる「向山型作文」授業

ロングセラー

好評5刷

おとな顔負けの作文を生み出す極意を大公開!

作文指導の心意気を向山型作文の指導例で示した。作文指導における成功哲学は何か。それはワンポイント指導が作文を一変させると説く。「書き出しの一文」を知的に授業するなど伴学級の実録を全公開。匠の技が光る、プロの日記指導をはじめ作文ワークの効果を示す。


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ISBN:
978-4-18-303413-7
ジャンル:
国語
刊行:
5刷
対象:
小学校
仕様:
A5判 128頁
状態:
在庫あり
出荷:
2019年9月20日
新学習指導要領解説書籍
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目次

もくじの詳細表示

まえがき
T 作文指導の心意気! 指揮官先頭だから子どもはついてくる
一 「命の炎」をみずから燃やして
二 私は「向山型作文」しかやらない
三 「蓄積」なくして「開花」なし〜忘れられない子どものノート〜
四 私の大好きな作文
U 作文指導における成功哲学! ワンポイント指導が作文を一変させる
一 「書き出しの一文」を知的に授業する〜伴学級実録テープ起こし〜
二 インターネットを使った作文の授業「鉛筆君の作文教室」
三 TOSSランド活用・インターネットを使った作文の授業・解説
1 ビデオの収録は寒い日の一校時
2 評定ができるかどうかがポイント
3 文を長く書く指導の原型とは?
四 外国における作文指導の違い
五 TOSS長崎の労作・作文指導五つのパターン
六 超上級の作文指導・向山学級の日記指導を初公開
七 現役大学生も納得! 「書き出しの一文」の授業(アダルト編)
八 誰でもできる! シンプルイズベストの「段落」指導の授業
1 「指導」をワンポイントに限定する
2 「やり方」を具体的に示す
3 再度書かせて全員「評定A」にする
九 事実で示す子どもの作文「もしもシリーズ」でスイスイ書ける
V 匠の技が光る! プロの日記指導・公開
一 日記を頑張っています〜二年一組学級通信より〜
二 長く・長〜く日記を書かせる〜二年一組学級通信より〜
三 日記が翁を突破した子〜二年一組学級通信より〜
四 向山学級の評論文を追いかける必要条件は、子どもの日記にあり
1 向山型「評論文指導」の必要条件
2 「子どもの日記」に返事を書けるか
五 なぜ日記を書かせているのか〜五年一組学級通信より〜
六 文章は背伸びして格調高く〜五年一組学級通信より〜
W 継続的な指導が、大人顔負けの「作文」を生み出す
一 「向山型作文」年間指導カリキュラム
1 「作文」の指導はなされてきたか
2 革命的「向山型」作文指導法
二 向山型作文ワークの効果とユースウェア
1 「教材」がなければ授業にならない
2 「変化のある繰り返し」でテンポよく
三 向山型国語が保証する作文の必達目標とその根拠
1 「作文評価」は「作文指導」の裏返し
2 作文の「必達目標」はこれだ
四 向山型国語キーワード・評論文
五 評論文指導の第一歩 まず教師が書け!!

まえがき

 教師になって、二万時間(二万回)ほど授業をやってきた。

 人前での授業(研究授業)は、三〇〇回くらいだから、一・五%程度だ。

 だから、授業が上手くなったとは思わない。

 毎日、必死になって、子ども・教材と葛藤している。

 だが、人が「大変だ」と言っている(思っている)事は、私にとってさほど大変ではない。

 駆け出しの頃から、向山洋一氏に学んできたからだ。

 TOSSは、実に楽しくて役に立つ、世界の教育の最先端情報が集まる。

 向山氏の弟子となってからは、特にそれを痛感する。

 向山一門も、現在は一〇〇名になった。

 二〇代から五〇代までの教師が、そこで切磋琢磨している。

 スリリングで、豪快で、なおかつスタイリッシュな世界がそこにある。


 私の仕事術の一つである。

 毎日学校に行く時に、あれこれ持って行かねばならない物がある。

 日常生活に使う物や教材を購入して、教室に持ち込むからだ。

 その他にも、教室に置いておいた方が良いと思う物は、迷わず購入して持って行く。

 だから、滅茶苦茶荷物が多い。

 こういった物を、学校に持って行く時、よく忘れ物をする場合がある。

 工夫が必要だ。

 私は、紙袋を玄関に置く。

 そして、学校に持って行く物を、この中にどんどん入れていく。

 思い付いたらその時に入れてしまう。

 こうすれば、ほとんど抜け落ちが無くなる。

 「後で……」と考えたら、その時点で負け(駄目)だ。

 自分の部屋でまとめようと思っても、無理だ。後回しになる。

 玄関に紙袋を用意して、思ったその時に入れていくのがコツ。

 出発する時は、何も考えずに紙袋を車に積めばよい。

 仕事は、この様に一つ一つ自分で工夫してやっていくものだ。

 工夫の無い者を「素人」と呼び、「玄人(プロ)」と区別する。

 工夫とは、「段取り」の事に他ならない。


 「教育の研究」という「仕事(の一部)」から逃げていては、教師の人生は楽しくない。

 自分のプライドを楯に、八面六臂で捌いていかねばならない。

 どんな教師だって、毎日毎日、学校に出て「仕事」はやっている。

 「教育の研究」も、これと同じ事なのだ。

 「当たり前」だと思ってやっていなければ、そこに逃げる≠ニいう選択肢が生じる。

 だが、学校から逃げる$lは、余程の事情が無い限り、いない。

 「仕事」というのは、何でも「当たり前」にやれば良いのだ。

 これが、プロとアマの最大の違い。

 教師のプロは「教育の研究」に全身全霊をかけて打ち込み、アマはそこから逃げる。

 要は「プライド」の問題なのだ。


 多くの人は、「自分の足で、その場に立っている」と思っている。

 だが、本当は、「誰かがその場に立たせてくれている」のだ。

 この世にある事は、全部因果の帰結なのだから、「自分がやった事(結果)」というのは、全部「因果に依って」という条件付きだ。

 だから次は、また「その場で精一杯やらせていただく」のが、「因果」に対する自分なりの「答礼」なのだ。

 そして、この「答礼」のレベルが、「人格」なのだろう。

 簡単に言うと、「因果」に微笑で応えるのが、上等の「答礼」だ。

 史上、優れた魂≠有した人達は、すべからくこの様だった。

 向山一門として、胸を張れる教育実践をしたい。

 そう思って、教室で力を尽くしてきた、一人の教師のささやかな実践記録である。

 心ある教師の仲間達に、御批正をいただきたい。


  二〇〇六年 初秋

   新潟市立中野山小 大森修校長最後の研究会にて 向山一門事務局長 /伴 一孝

著者紹介

伴 一孝(ばん かずたか)著書を検索»

1962年3月生

1985年3月 長崎大学教育学部卒業

2003年4月 西海市立瀬戸小学校

向山一門事務局長

『教育・向山一門』編集人

『向山型国語教え方教室』誌(明治図書)副編集長

TOSS長崎代表

エネルギー教育全国協議会九州支部長

TOSSネット・サークル「Digital気分」代表

※この情報は、本書が刊行された当時の奥付の記載内容に基づいて作成されています。
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      明治図書
    • この本の中の実践を追試すると、本当に子どもたちの書く作文が長くなり、原稿用紙がラクラク埋まるようになります。どの子も最初よりも何行も多く作文が書けるようになります。授業が終わってからも
      「もっと作文書いていたい!」
      という声が、子どもたちから上がります。
      ぜひ、この本を買ってお試しください。
      2010/5/2まさお
読者アンケート回答でもれなく300円分のクーポンプレゼント!

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