イラスト漫画で早わかり プロ教師が拓いた教育技術の基礎基本

イラスト漫画で早わかり プロ教師が拓いた教育技術の基礎基本

好評6刷

漫画でつかみ解説で納得。教師の仕事がみるみるわかる解説書。

教えるという行為は、有史以来、沢山の人がしているが、それを生業にしている人はプロとして、他とは違う何かがなければならない。それを、願いの強さ、実行する力、学級経営・教育技術・教育研究の方向・これはしない10か条のような基本事項をイラスト漫画で示す。


紙版価格: 2,860円+税

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電子書籍版: なし

ISBN:
4-18-270917-9
ジャンル:
授業全般
刊行:
6刷
対象:
小学校
仕様:
B5判 208頁
状態:
在庫僅少
出荷:
2019年12月6日
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目次

もくじの詳細表示

まえがき /向山 洋一
第1章 プロ教師の条件
――願いの強さと実行する力
1 我流を排し基本を学ぶ(1)〜プロになるには基本から〜
2 我流を排し基本を学ぶ(2)〜プロの目やすは研究授業の回数〜
3 我流を排し基本を学ぶ(3)〜出発は「まね」から〜
4 我流を排し基本を学ぶ(4)〜原理・原則を教えてくれる師を持つ〜
5 プロへの道は定石・原理を学ぶことから〜プロへの道は原理・原則から〜
6 教師の実力の正体(1)〜願いの強さ〜
7 教師の実力の正体(2)〜実行する力〜
8 教師の実力の正体(3)〜すぐれた教師の正体〜
9 何気ない教育技術〜「技術」は「思い」を内包する〜
10 プロは技術を使いこなす(1)〜プロの三条件〜
11 プロは技術を使いこなす(2)〜ほんの少しの違いに見えるが〜
12 アマ教師には見えない授業技術〜成功する人の条件〜
13 アマ教師には見えない授業技術〜小さな技術の例〜
14 よくなる技術・悪くなる技術(1)〜法則化のコツ〜
15 よくなる技術・悪くなる技術(2)〜ついている人〜
16 よくなる技術・悪くなる技術(3)〜よくないコツ・悪くなるコツ〜
17 よくなる技術・悪くなる技術(4)〜教師の技量には差がある〜
18 プロの教師であるための基準(1)〜初段の腕の基準〜
19 プロの教師であるための基準(2)〜初段の腕の基準の追補〜
20 すぐれた教育思想と授業〜教師の授業中の行為〜
第2章 プロ教師ならではの心得
1 何気ない教育技術(1)〜学年で漢字コンクールを実施〜
2 何気ない教育技術(2)〜採点方法も効率よく〜
3 何気ない教育技術(3)〜向山先生は教えてない〜
4 教えたい内容を一言で言う
5 授業はリズムよく(1)
6 授業はリズムよく(2)
7 親は我が子を見たいから授業参観に来る(1)
8 親は我が子を見たいから授業参観に来る(2)
9 探し出してでも“ほめよ”
10 自分の得意なことをやってみる
11 良いことはまねしてみる
12 ちょっとした指導に差があらわれる(1)
13 ちょっとした指導に差があらわれる(2)
14 けんか両成敗
15 人と人との絆
16 会 話
17 成功体験を子どもたちに
第3章 プロ教師の学級経営はここが違う
1 「学級づくりの五つのステップ」(1)〜組織する〜
2 「学級づくりの五つのステップ」(2)〜三日間で〜
3 「学級づくりの五つのステップ」(3)〜順序(1)〜
4 「学級づくりの五つのステップ」(4)〜順序(2)〜
5 統率とは
6 統率する三つのステップ(1)
7 統率する三つのステップ(2)
8 子どもを大切にするとは
9 静かすぎる教室はどこか危なさがある
10 学級経営とは教師の哲学の照り返し
第4章 プロ教師が拓いた教育技術の世界
1 教室の演出力(1)〜学芸会は全員出演〜
2 教室の演出力(2)〜学芸会での演出〜
3 教室の演出力(3)〜子どもの力をひき出す〜
4 授業技術があるから理解できる(1)〜技術があるから分析できる〜
5 授業技術があるから理解できる(2)〜授業の名人は技術を大切にする〜
6 授業技術があるから理解できる(3)〜技術(見る目)があるから理解する〜
7 子どもが熱中する授業
8 力のない教師
9 力のある教師だけが授業を解説できる
10 技術を身につけるためには訓練が必要だ
11 教育技術はさまざまある
12 教育技術は永久に発展する途上に存在する
13 教育技術は教師の主体性で選択する
14 教育技術は実証できなければならない(1)
15 教育技術は実証できなければならない(2)
16 公立学校の低下
17 技術は願望の具体的表現
18 教育技術は現場から生み出される
第5章 プロ教師が目指す教育研究の方向
1 総合的な学習はどこから発想されたのか
2 小学校の英語教育(1)
3 小学校の英語教育(2)
4 総合的な学習のカリキュラム
5 TOSSインターネットランド
6 学校の「情報化への対応」
7 インターネットの学習
8 「高度信頼化」のシステム
9 ボランティアの学習
10 国家の未来・子どもの未来
11 TOSSランドは年齢差を超える
12 15分で授業の準備ができる
第6章 プロ教師なら「これはしない16ヶ条」
1 算数の「問題解決学習」が問題!
2 宿題の多い教師も要注意!
3 シャープペンではなく鉛筆を
4 ミニ定規のすすめ
5 自作プリントは「がらくたの山」
6 形式的無能力者用儀式
7 短く指示できる教師ほど優秀
8 緊張感のない授業は時間の浪費
9 黒板は子どもたちのもの
10 教室に列をつくらせてはならない
11 写すのも大事なお勉強
12 最初の3分間に技量のすべてがあらわれる
13 教え方のポイントをふまえる
14 教材づくりの条件
15 音読の指導
16 赤ペンの入れ方(1)
17 赤ペンの入れ方(2)
18 赤ペンの入れ方(3)
あとがき /前田 康裕

まえがき

 教師の授業力が、教育界で大きなテーマになっています。

 教師の授業力の検定システムを、日本で初めて作ったのは、TOSSでした。

 中教審委員の、鷲山東学大学長、鈴木群馬大学長、明石千葉大教育学部長、山極元文科省主任視学官は、TOSSの教師の授業力の高さと検定システムのすばらしさを高く評価されています。

 中教審の会議でも、くわしく発言をされていました。

 山極先生は、授業力検定システムが出発した頃、一日ずっと見学され「こういうことが必要なのだ」と言われていました。日本教育新聞をはじめ、多くの所で論陣をはっていました。

 TOSS技量検定は、実にすごいシステムです。

 大きく六つのレベルがあり、それぞれが十に分かれています。

 法則化運動が誕生した頃、全国で注目をあびた若手実践家に、静岡の杉山氏、石川の浜上氏がいました。研究も実践もすばらしく、二十代で本を出版し、ベストセラーになりました。今をときめく、伴、谷、河田、甲本先生などのあこがれの的だったのです。

 その後、事情があって、地元の法則化サークルで活動を続けていました。

 あれから二十年、最近になって「TOSS技量検定」をうけたのです。

 全国に知られた実践家が、二十年もたって、TOSS技量検定を受検されたことだけで頭が下がります。二人は、TOSSの仲間であり、本物の実践家だったのです。

 結果は、二十八級と二十九級でした。D表の最下級です。

 その事実を、二人は謙虚にうけ入れ、新しい挑戦を始めました。

 そして躍進しています。

 今やTOSSは、文科省、経産者、日銀、経団連広報センター、大学、研究所、読売新聞、産経新聞、電事連など多くの方々とチームを組み、日本の教育を前進させる仕事をしています。

 この二年間で、全く世界が違ってきました。

 ある文科省の前局長氏は「向山先生は長い間ご苦労をされましたが、やっと風がTOSSに吹いてきましたね」と私に言われました。本当にその通り。巨大企画が次々と持ち込まれています。

 本書は、それ以前の、「法則化からTOSS」へと移りかわるときに、「教室ツーウェイ」で連載されたものです。

 私の著書の中から、前田氏がテーマを選びイラストにしました。

 私は、それに関連する内容を文として追加しました。

 もっとも、半分くらいは、私のもとに原稿が届かず、「見当」で書いたり「別の大切なこと」を書いたこともあります。

 それは、それで、雑誌の「生きもの」としての側面と思います。

 本書が若き教師にとって役立つことを願いつつ…。

 (今年の二十代合宿、学生合宿は、燃えあがるような炸裂したパワーの中でもたれました。ぜひ、お出かけ下さい)


  二〇〇六年九月二十七日   TOSS代表 /向山 洋一

著者紹介

向山 洋一(むこうやま よういち)著書を検索»

1943年9月生まれ

1968年3月 東京学芸大学社会科卒業

1995年4月 東京都大田区立池雪小学校

教育技術法則化運動代表,上海師範大学客員教授

月刊 『教育ツーウェイ』編集長

月刊 『教育トークライン』編集代表

隔月刊 『ジュニア・ボランティア教育』編集代表

前田 康裕(まえだ やすひろ)著書を検索»

1962年3月 熊本県生まれ

1985年3月 熊本大学教育学部美術科卒業

2006年3月 岐阜大学教育学部教育学研究科修了(修士)

2005年4月 熊本市立飽田東小学校

現在に至る

※この情報は、本書が刊行された当時の奥付の記載内容に基づいて作成されています。
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      明治図書
    • 教育現場・教育現実の何処に問題が潜んでいるのか、そのことをじつにシンプルな仕方(見開き2ページにまとめられている)で示している。そこがいい。『教師の仕事365日の法則』とあわせて、(とくに、教育学部の学生にとって)学校教育学の入門書として、じつによくできているのではないかと思う。

      向山氏は、同書の109ページでいっている。

      <……、子どもの可能性を伸ばすのは「支援」というような口当りのいいことではなくて、何もないところからでも「ひっぱり出す」激しさが必要だからだ。
       ここまで書いて、これと同じように言った人がいたはずだと思い出している。多分、斎藤喜博だ。彼なら、そのように書いているはずだ。>

      斎藤喜博は『授業入門』(国土社)の56ページでつぎのようにいう。たぶん、ここのことをいっているのではないかと思う。

      <……、教育とは、子どもたちに教えるとか、助成するとかいうなまやさしいものではなく、子どものなかにあるものを、つかみとり、引っぱり出してやる激しい作業だと思っている。地下に眠っている石炭を地上に掘り出し、火をつけてもやすような作業だと思っている。また、子どものなかにないものまでも創り出してやる作業だと思っている。>
      2007/2/8後藤隆一
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