〈集団統率力で学級の崩壊を防ぐ〉問題提起5
リーダー育成の原則

〈集団統率力で学級の崩壊を防ぐ〉問題提起5リーダー育成の原則

誰でもどこかでリーダーになれる学級が子どもを伸ばす!

学級崩壊を防ぐリーダー育成を示す。@リーダー育成の基礎基本、Aリーダー育成は素質か環境か、B天才は親が育てる、Cガキ大将を育てる、D学級のリーダーの育て方、E女の子のリーダーの育て方、F子どもの仕切りやの育て方など多くの事例を通して提案。


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ISBN:
978-4-18-248415-5
ジャンル:
学級経営
刊行:
対象:
小・中
仕様:
A5判 144頁
状態:
在庫僅少
出荷:
2019年12月6日
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目次

もくじの詳細表示

教師の学級統率力を見直す /明石 要一
まえがき /甲本 卓司
T リーダー育成の基礎基本は何か
一 リーダーは、生まれる
二 バスレクは、歌合戦
三 サッカーのリーダー
四 学級内ボーリング大会
五 運動会リーダーは、全員で
六 教師の目
七 基礎体力をつける
八 事実を見る
九 基礎体力をつけよ
U リーダーの育成は素質か、環境か
一 リーダーの育成は環境的な素因が大きい!
1 学校教育で目指すのは、社会に出てから通用するリーダー性を育成することである
2 リーダーの育成は環境的な素因が大きい
二 サークルの運営は、リーダー性を養ってくれた
1 自分自身、リーダー性は、まったくなかった
2 サークルの立ち上げの許可を甲本氏よりいただく
3 サークルを開催して初日での学び
4 TOSSでサークルを運営し始めての変化
5 修羅場の経験が人を成長させる
三 リーダーになるチャンスを多くの子どもたちに与えるのが教師の仕事である
1 リーダーの経験は、子どもたちを成長させる
2 リーダーになるチャンスをたくさん設定するのも教師の仕事
V 天才は親が育てる
一 十分な睡眠が子どもの力を伸ばす!
1 深夜のスーパーで
2 学校での調査
3 寝る子は育つ
4 睡眠不足の子どもたち
二 これだけは身につけさせたい三つのしつけ
1 勉強ができる子の共通点
2 返事ができる子にする
3 あいさつができる子にする
4 いす・くつをそろえられる子にする
三 机の前に座っていられる習慣が学力を伸ばす!
1 机の前に座る習慣
2 保護者の協力
W ガキ大将を育てる
一 集団を統率するガキ大将
二 教師が統率してみせる
三 ケンカを仲裁する
1 まずは、両者から話を聞く
2 分からないところは教師が質問をする
3 ケンカは両成敗とする
4 先に手を出したことを注意する
5 しこりを残さない
四 六年生に持たせたい心構え
X 学級のリーダーの育て方
一 全ての子どもをリーダーにするという意識
二 リーダーになるから成長する
三 裏文化のリーダー やんちゃを生かす
四 静かなリーダーも育てる
五 リーダー同士を仲よくさせる
Y 女の子のリーダーの育て方
一 「褒める」ことで女の子はみるみる自己変革を遂げる!
1 強い憧れを抱く存在がいることで、自分もそうなりたいと思うようになる
2 ピグマリオン効果を活用しよう!
3 褒めて褒めて褒めまくる、これに尽きる!
二 向山学級に学ぶ女の子のリーダーの育て方
1 「見てるよサイン」で信頼関係を築く
2 「向山先生と出会い、人生が変わった!」と言い切る向山学級卒業生の証言
3 「きっかけは班長になったこと」、これで私の人生が変わった!
4 二度目の自己変革は、運動会での「児童代表あいさつ」!
5 ほんのちょっとバックアップしてあげる
三 女の子のリーダーは、やんちゃ君をも制する!
1 女の子のリーダー育成は、学級経営上、必須である!
2 間違っても叱らないこと
Z 子どもの仕切りやの育て方
一 どの子も、リーダーになりたいと思っている
二 教師が信じ、語り続ける
三 応援団長に、立候補した女の子
四 教師が、心底、信用しているか
五 具体的な一回一回の行動が、優れたリーダーを育てていく
[ 遊びのリーダーの育て方
一 二年生の女の子グループが毎日ケンカ
二 教師が遊びを楽しくする
三 教師の真似をしたBさん
四 楽しい活動を通してリーダーは生まれる
五 A君が大活躍の会社活動初日
六 生まれたリーダーをそのままに
七 生まれたリーダーの行動を全体に広げ、紹介することでリーダーはさらに育つ
\ スポーツリーダーの育て方
一 スポーツの特性は勝ち負けがあるということ
二 技能の優劣があるという意味
三 技能が優れていればそれでいいわけではない
四 チームメイトへの接し方
五 どんなときにもあきらめない姿を育てる
] 裏文化で「○○名人」を育てる
一 知的な裏文化で活躍の場を作る
二 五色百人一首
1 五色百人一首 指導のコツ
2 最初の指導
3 リーグ戦を行う
4 できるだけ毎日行う
三 チャレラン(ペーパーチャレラン)
1 チャレランとは
2 ペーパーチャレラン
3 子どもだけで取り組めるシステム作り
四 暗唱
1 はじめは授業で指導する
2 暗唱テストをシステム化する
3 テストは、厳しい上にも厳しく
五 係活動
1 係のネーミングを工夫させる
2 物を持ち込む
3 係活動の期間を調節する
4 学級通信などで紹介する
5 他のクラスへも出張する
六 イベント
1 学級パーティーを開こう
2 パーティーの企画案
3 パーティーは大胆に!
七 家庭での自主学習
あとがき /甲本 卓司

まえがき

 学級崩壊したクラスでは、リーダーは育たない。

 育っているとするとマイナスのリーダーだ。成長することを放棄した集団がそこには存在する。

 学級には活力が必要だ。明るく伸びていこうとする空気が満ち溢れていないといけない。

 リーダーは、そうした空気の中で自由と規律を持ち合わせて誕生する。

 簡単に言うならルールを守る中で生まれるのだ。

 マイナスのリーダーは、このルールをぶっ壊すところから始まる。一つ一つのルールを破ってくる。

 赤鉛筆を使うことになっているのに赤ペンを使う。同じようだがまったく異なる。

 放っておけば必ず学級崩壊だ。それは、ルールを破ることは連鎖的に生じるからだ。

 とても大きな事件の前には三〇の中くらいの事件が起き三〇〇くらいの小さな事件が生じる。

 ハインリッヒの法則である。この赤鉛筆は、小さな事件かもしれないが、放っておくと大事件へと発展していく。

 さて、リーダーは、教師を見ている。安定しているクラスでは、教師の統率力がものを言っている。尊敬の念を持って学級が成り立っている。リーダーは、ちゃんとそのことを見ている。だから、集団の抑止力も成り立つのだ。

 安定した学級を目指すことだ。

 そのためには、教師として基礎体力を身につけておく必要がある。こういったこともできないで子どもの可能性を伸ばすことはできない。

 例えば、次のようなことだ。


 @ 跳び箱がクラス全員跳べる

 A 逆上がりがクラス全員できる

 B 算数市販テストでクラス平均点が九割を超えている

 C 漢字テストでクラス平均点が九割を超えている


 こういったこともできないで安定した学級は作れない。学び続ける教師だけが子どもの前に立てるのだ。

 安定した学級では、学力が保証される。そして、秩序が保たれる。その中で子どもたちは、自由に活動を安心して行う。ダイナミックな学級もこうした中で生まれる。

 本書は、学級崩壊を防ぐためのリーダー育成を述べた。

 しかし、教師としての基礎体力がついていなければリーダーも育たない。


  二〇一〇年六月   TOSS岡山サークルMAK代表 /甲本 卓司

著者紹介

明石 要一(あかし よういち)著書を検索»

昭和23年1月17日生まれ

大分県姫島村出身

東京教育大学大学院博士課程満期単位取得退学

専門分野:教育社会学(青少年教育)

文部科学省中央教育審議会生涯学習分科会副会長

文部科学省子どもの居場所づくり推進協議会座長

2010年ゆめ半島千葉国体・大会式典委員会委員長

千葉県青少年問題審議会副議長

専門は教育社会学。1993年に千葉大学教育学部教授に就任。文部科学省中央教育審議会の生涯学習分科会副会長,千葉大学教育学部学部長,2010年ゆめ半島千葉国体の大会式典委員会委員長・大会広報委員長等も務める。

甲本 卓司(こうもと たくし)著書を検索»

『ジュニア・ボランティア教育 & 総合的な学習』誌編集長

岡山県久米郡久米南町立弓削小学校勤務

TOSS岡山サークルMAK著書を検索»

雑誌『ジュニア・ボランティア教育 & 総合的な学習』誌(TOSS)編集長,甲本卓司を代表として,2000年8月に結成。現在,岡山市を中心に約30名で活動をしている。月2回の定例会,夏・冬の合宿,サークル冊子制作などの活動を行っている。

※この情報は、本書が刊行された当時の奥付の記載内容に基づいて作成されています。
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