教師のスキルアップ術2
ADHD・AS児が生き生きと活躍する指導法

教師のスキルアップ術2ADHD・AS児が生き生きと活躍する指導法

好評3刷

強い想いが教師のスキルを向上させる!

子どもにとって価値ある教師になりたいと思うのであれば、特別支援教育を真摯に学ぶべきだと筆者は主張する。ADHD児への対応の原則、アスペルガー児への対応の原則、反抗挑戦性障害児への対応の原則など詳述。ほんのちょとの工夫でクラスは激変するなど提案。


紙版価格: 2,260円+税

送料・代引手数料無料

当日発送

電子書籍版: 未販売

電子化リクエスト受付中

電子書籍化リクエスト

ボタンを押すと電子化リクエストが送信できます。リクエストは弊社での電子化検討及び著者交渉の際に活用させていただきます。

ISBN:
978-4-18-241018-5
ジャンル:
授業全般
刊行:
3刷
対象:
小学校
仕様:
A5判 224頁
状態:
在庫僅少
出荷:
2018年12月13日
新学習指導要領解説書籍
テキスト採用品見本お申込みはこちらから

目次

もくじの詳細表示

まえがき
T 苦労を乗り越えたとき、教師の力は向上する
一 特別支援教育を要する子との出会いは、神様から与えられたまたとないチャンスである
1 出発点を確認する/ 2 絶好のチャンスだ/ 3 様々な手だてを講じる/ 4 失敗だって貴重な財産だ
二 子どもにとって価値ある教師になりたいと思うのであれば、特別支援教育を真摯に学ぶことである。ただし、我流はマイナス成長しか約束しない
1 もう一歩の踏み出しが必要になる/ 2 高い峰を目指してこそ身につく技能/ 3 正しい方向性で学ぶ
三 どんなに準備をしても不安だと言う向山洋一氏の「黄金の三日間」への意識こそが、成功の鍵である
1 情報はできるだけたくさん得ておく/ 2 黄金の三日間を迎えるためにしておくこと/ 3 楽しい学級経営はTOSSの実践から
四 今日からでも追試できる具体的指導法二十五
1 毎日起こる問題行動/ 2 悩む毎日、心の支えになった言葉/ 3 万策尽きるまで〜私がしたこと〜/ 4 熱中して、つけ回し行為がなくなった/ 5 何と言っても大切なのは学級経営/ 6 他の子をもっともっともっとほめる/ 7 ついに取った百点満点/ 8 特別支援の子たちに優しいTOSS教材/ 9 ついにやってきた感動の日/ 10 苦しい人もいるはずだ。でも特別支援の子がいるから、勉強になる。教師として成長するのだ
五 言葉を短く句切ることを意識しながら、テンポよく授業しよう
1 叱られてばかりいる子どもたち/ 2 ワーキングメモリーが一つという問題点/ 3 一時に一事を徹底する
U 実録! 特別支援教育TOSSデー講座
一 私の行った特別支援教育
1 印象的な子どもたち/ 2 一番困っていることを逆手に取る/ 3 とにかく何でもいろいろやってみる/ 4 額に入れられたテスト/ 5 成績も急上昇/ 6 すっかり消えたつけ回し行為/ 7 百個目指して実行あるのみ
二 あなたに質問! 特別支援教育の基本中の基本
三 ADHD児への対応の原則
1 多動の著しい子への対応の原則/ 2 ぼうっとしている子への対応の原則
四 アスペルガー児への対応の原則
五 反抗挑戦性障害児への対応の原則
V 介入模擬授業で対応方法を学ぶ
一 多動傾向の子への対応〜授業者 田崎輝男氏
二 ADHDの子への対応〜授業者 小川康行氏
三 注意欠陥(ぼうっとしてしまう)の子への対応〜授業者 横田正宏氏
四 ADHD(注意欠陥多動性障害)の子への対応〜授業者 兼田麻子氏
五 注意欠陥の子への対応〜授業者 小森幸子氏
六 アスペルガーの子への対応〜授業者 浅川 剛氏
七 反抗挑戦性障害の子への対応@〜授業者 平山勇輔氏
八 反抗挑戦性障害の子への対応A〜授業者 長山知直氏
W 演習問題編 ほんのちょっとの工夫で、クラスは激変する
一 前面黒板の効果的な使用法
二 校内の支援体制のシステム作り〜失敗からの学び〜
三 トラブル激減の音読指導
四 漢字指導は、障害を理解することから入る
五 毎日起こるトラブルへの対処法
X 発達障害者の自立支援を求めて
一 職場で働く発達障害者の問題
二 発達障害者への支援と学校教育
三 求められる研修制度
四 これからのさらなる課題
Y 黄金の三日間で、クラスをまとめることが特別支援教育の第一歩
一 クラスがまとまっていないと悲劇が生じる
二 「黄金の三日間」を成功させるための、具体的指導内容〜八巻 修
1 今年度の学級目標/ 2 決めるべきこと/ 3 最初の三日間/ 4 継続的指導が必要なもの
三 初日の出会いをどう演出するか〜小田昌宏
1 教師の思いを語る/ 2 全員とコミュニケーションを取る/ 3 楽しいゲームをやる
四 一年生入学式からの「黄金の三日間」〜小田昌宏
五 中学校に「黄金の三日間」はない。黄金の一日だ〜小田昌宏
1 ほめる布石を打つ/ 2 一年後を見据えた生活の必要性を語る/ 3 クイズで自己紹介/ 【黄金の三日間チェックリスト】
六 教科書が開けない子どもが夢中になって開くようになるコツ〜遠藤祥一
1 授業の導入/ 2 ほめる
七 教室の差別は、小さなうちに叩け〜長山知直
八 委員会活動はこう組織する〜浅川 剛
九 弱肉強食にならない配膳のコツ〜小森幸子
あとがき

まえがき

 現在、多くの学校で、様々な人が、それぞれの悩みを抱えている。

 それらの問題の多くの部分を、特別支援教育が占めているようである。

 これは、自分の勘で述べるのではない。

 私は、多くの場所のセミナーに参加して、様々な人と話をする。

 その多くの人が、クラスの中にいる軽度発達障害児の扱いに困っていると話している。

 また、最近では、新聞などの各メディアで、傷害事件などを起こした少年が軽度発達障害であるという報道がなされ、軽度発達障害といわれたすべての子が犯罪を起こすのではないかなどという著しく偏見を持った話がされることもある。

 事実、我が子が軽度発達障害だと告知をした保護者から聞いた話であるが、子どもが公園で遊んでいたら、親がとんできて、「あの子は、大きくなったら事件を起こす子だから、一緒に遊んじゃだめ。」などといって、子どもをその場から連れ戻したという事例もある。

 そのような偏見を生みだしてしまったのは、我々教師にも責任がある。

 正しい指導を行えば、必ず成長をしていく子どもたちである。

 ところが、軽度発達障害という病気に対して無知であるために、毎日毎日叱られたたかれてきた子どもたちは、いつしか二次障害へと発展し、手に負えない子となってしまう。

 あなたの知識を試してみる。

 「ADHD」を、正しい日本語に直してほしい。

 間違った指導を行うと二次障害へと発展してしまうが、それはどのような障害なのだろうか。名前をあげて説明してほしい。

 これらは、全く基本的なことである。本書を読んでいけば解明する。

 ただし、本書の通り行えば、すべてがうまくいくと保証はできない。

 子どもは、一人いれば一つの、一〇〇人いれば一〇〇個の個性があり、同じ指導法をしても、子どもによって受け捉え方が違う。

 また、教師の実力もある。全く同じ言葉を発していても、教師によって、子どもへの響き方が違う。

 それでも原則はある。本書は、その原則を示す。

 有名な経営コンサルタントの牟田学氏は、『社長業』という本の中で、成功の法則はたった一つしかないと述べている。

 それは、「やるべきことをすぐにやる」これだけだといっている。

 ぜひ、本書をたたき台として、目の前にいる子どもたちに向き合い、皆さんの教室で、素晴らしい実践を繰り広げてほしい。

 素晴らしい事実、感動的なドラマは、教師のささやかな一歩から生まれるのである。

 本書が、その一助になれば幸いである。


  二〇〇六年夏   /松崎 力

著者紹介

松崎 力(まつざき つとむ)著書を検索»

1961年 栃木県国分寺町に生まれる。

1985年 宇都宮大学教育学部を卒業し,大平町立大平東小学校教諭着任する。

新採用2年目から法則化サークルで学び続け,すでに20年を越えている。TOSS代表向山洋一の弟子,TOSS栃木の代表として,子どもたちにとって価値ある教育ができるよう日々教師修業に励んでいる。

※この情報は、本書が刊行された当時の奥付の記載内容に基づいて作成されています。
    • この商品は皆様からのご感想・ご意見を募集中です

      明治図書
    • アキラ君のエピソードはかなり衝撃的でした。
      にもかかわらず、松崎先生は果敢なのです。
      目をそらさないのです。

      万策尽きるまで〜私がしたこと
      この小見出しからの17ページは赤線だらけでした。

      取り組んだことをTOSSデーの講座で紹介する松崎先生。
      開発した方法を教師の共有の財産にしていこうとする志の高さにため息がもれました。

      ADHD・AS児達をも生き生きと授業で活躍させたい。
      それでこそプロ教師です。
      何だか元気がもりもりと涌いてきました。

      2007/9/1brass
    • 独り言の多いADHDの子への対応は?
      ぼうっとしてしまう子への対応は?
      かまったほうがいいのか?無視したほうがいいのか?

      介入模擬授業の様子の中で、
      子どものタイプ別(8タイプ)指導法が紹介されています。

      >毎日失敗の連続だった。私も悩んだ。

      著者のこの言葉に、1番救われた気がします。
      読みやすいですよ!
      2007/8/14
読者アンケート回答でもれなく300円分のクーポンプレゼント!

ページトップへ