崩壊しない学級はここが違う 高学年

崩壊しない学級はここが違う 高学年

好評6刷

極めて具体的な学級崩壊の解決・予防法を明らかにした。

システム・ルールづくりのうまい教師はここが違う、危機管理のうまい教師はここが違う、習慣形成がうまい教師はここが違う、授業づくりがうまい教師はここが違う、経営サポートがうまい教師はここが違うなど具体例解説。


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ISBN:
4-18-230315-6
ジャンル:
学級経営
刊行:
6刷
対象:
小学校
仕様:
A5判 196頁
状態:
在庫僅少
出荷:
2019年9月24日
新学習指導要領解説書籍
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目次

もくじの詳細表示

はじめに
T システム・ルールづくりのうまい教師はここが違う
一 教師力点検のための「学力向上授業マニュアル一」を提案する
1 明確な到達目標を決めること/2 礼に始まり、礼に終わること/
3 授業時間を守ること/4 話し方を磨くこと/5 子供の発話を増やすこと/
6 笑顔で臨むこと/7 授業中に立っていること/8 日々学ぶこと/
9 場面で言葉を使い分けること/10 休み時間に一緒に遊ぶこと/
11 自らの授業を評価し、改善に努めること
二 教師としての責任観念を持つ
1 指導には一貫性を持つ/2 楽しく分かる授業をする/
3 学級経営のビジョンを持つ/4 子どもの事実をつくる/5 ルールを示す/
6 子どもたちは本物の教師を求めている
三 具体性のある活動とチェックで子供を動かす
1 荒れた半年間/2 荒れの原因/3 今の自分ならどうするか
四 個人に当番活動の責任を持たせる
1 給食当番の割り当て方/2 個人に責任を持たせる
五 朝の時間を有効に活用する
1 システムが機能していない学級/2 システムを機能させる
六 必ず失敗する両極端な授業
1 注意ばかりしていた授業/2 ひたすら進めた授業/3 授業はキャッチボール
七 ローテーションで仕事を受け持つ
1 無秩序な教室/2 分担ローテーションを作る/3 年度初めの指導
U 危機管理のうまい教師はここが違う
一 学級がギクシャクし始めたときに打つ妙手とは
1 這い回る指導と弱肉強食の世界/2 集団の自浄作用、自律作用の構築に向けて
二 問題行動が起きた時の好手とは
1 冷静に心に余裕を持って対応せよ/2 事件やトラブルの事実確認を的確にせよ/
3 悪手は本筋を見誤った時に生じる/4 本筋を押さえ、したたかな対応を/
5 ピンチはチャンス
三 まずは、危険を回避し、整然とした環境を!
1 こだわりの強い子/2 過去のケースからパニックになる状態を予測する/
3 よいところをたくさんみつけて誉める/4 担任との連携を密にする
四 担任としての指導姿勢を見失ったとき、崩壊が始まる
1 学級崩壊をおこす条件/2 「子どもに好かれる教師=すばらしい教師」という錯覚/
3 維持することへの執念/4 信頼をなくすのは「ひいき先生」と「うそつき先生」/
5 授業が命/6 もう一つの山
五 学級のボス的存在の子をどうするか
1 戦う時は一対一/2 一対一になるためには
V 習慣形成がうまい教師はここが違う
一 崩壊した学級を担任する際の三つの心得
1 給食に靴を入れたんだよ/2 二年生の漢字が書けない/
3 カッターを持って追いかけていた/4 学力を保障する楽しい授業を行う/
5 休み時間に一緒に遊ぶ/6 保護者を仲良くさせる/
7 三つの心得を自らに言い聞かせて
二 子供の忘れ物にどう対応するか
1 忘れ物の対応が、崩壊を招く/2 忘れ物は教師が貸し出す
三 きちんと話せる子を育てるには
1 忘れ物をした時/2 怪我をした時
W 授業づくりがうまい教師はここが違う
一 学級崩壊を防ぐ統率の妙手としての向山型算数
1 持ち物で統率する向山型算数/2 少しずつルールに従う経験を積ませる向山型算数/
3 統率されることの利益を実感できる向山型算数
二 合同授業を行う時のポイント
1 準備/2 不得意な子に対する配慮/3 テンポよく、メリハリをつける/
4 個別評定の必要性
三 瞬時に授業に集中させるフラッシュカードの使い方
1 社会科で考えられるフラッシュカード/2 フラッシュカードの作り方/
3 フラッシュカードの使い方/4 フラッシュカードの効果
四 知力をフル回転させる授業
1 国語にも正答はある/2 授業の実際/3 曖昧さを排除する
X 経営サポートがうまい教師はここが違う
一 限られた時間を有効に使う
1 夏休みの作品処理は発表させながら行う/2 絵のコメントはできた子から書く/
3 見通しを持って行動させる/4 隙間時間ができたらプリントを配布する
二 荒れを予防する妙手とは
1 どんな力をつけるか焦点化する/2 支持的風土を意図的につくる/
3 子どもをスポイルする組織的な功罪/4 学級崩壊しない予防線/
5 篩にかけた妙手で目の前の子どもに対峙する
三 保護者の信頼を得る教育活動
1 学級通信で保護者に働きかける/2 手紙で保護者に働きかける/
3 宿題で保護者に働きかける
四 タイムマネジメント力を付けて、仕事の効率化を図る
1 時間を守る教師づくり/2 時間を有効に使う教師づくり
五 授業以外の隙間時間を意識する教師は崩壊させない
1 朝、登校してから/2 休憩時間が終わったら/3 中休み・昼休みの過ごし方
おわりにかえて

はじめに

 「リービッヒの最少律」という言葉がある。

 「植物の生育は、多くの要素のうち不足するものによって限定される。」ということである。

 教育の現場でもこれに似たことが見られる。

 様々な技術を学び、教材教具もいろいろ駆使した授業展開をしているのだが、結局は子供たちの成長につながらないばかりか、学級崩壊を引き起こしてしまうことがある。

 リービッヒの最少律と同じで、何か足りない技量や能力のために、他がよくても一番低いところを基準として、その先への成長・伸長が伴わないということである。新卒や経験が浅い若手教師に多く見られるのは当然として、ベテランと呼ばれる教師にも伺われることがある。それは、へたに経験があるがために、良かれと思って打っている手が、実は悪手であることに気づかないでいるようなことである。

 教師の力量はトータルにみるべきであるのは当然なのだが、同時に最少律の部分を底上げしてこそ、バランスのとれた指導力を身につけることができるのだと私は考えている。

 本書は、教師が知らずに打ってしまう悪手の分析と改善を図る好手・妙手、あるいは最善手とはどのようなことなのかを実践をくぐらせて提案したものである。

 今回も江部満氏の温かいお声掛けによって、上梓させていただくことができた。改めてお礼申し上げる。

 また、サークル活動にいつも的確な指針を与えてくださる向山洋一氏にも感謝申し上げたい。

 そして、全国の同志との歩みの中から生まれることができた書であることも記し、連帯の証としたい。


  平成一七年一〇月三〇日   札幌市立もみじ台南小学校 /大谷 和明

著者紹介

大谷 和明(おおたに かずあき)著書を検索»

1958年10月 函館生まれ

1981年3月 北海道教育大学函館校卒業

〈現在〉 札幌市立もみじ台南小学校

※この情報は、本書が刊行された当時の奥付の記載内容に基づいて作成されています。
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