あなたの教室にCD−ROMで届く! “プロ教師のスキル”3
河田式テンプレート・保護者会編

あなたの教室にCD−ROMで届く! “プロ教師のスキル”3河田式テンプレート・保護者会編

好評2刷

CD-ROM付き

保護者への説明に必要な具体的で描写のある文書が満載

低・中・高別に、1回目の挨拶事項から始まり、主要教科・学習指導の重点説明、学習のしつけ事項列挙の仕方、学級の経営方針説明の要点など、担任が必要なものを説明する。また、すぐ使えるCDを活用すれば、誰でも河田学級の懇親会を再現できる、まさに第1級資料集。


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ISBN:
978-4-18-227329-2
ジャンル:
学級経営
刊行:
2刷
対象:
小学校
仕様:
A5判 180頁
状態:
在庫僅少
出荷:
2019年11月18日
キャッシュレス・ポイント還元事業
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目次

もくじの詳細表示

まえがき
T 保護者懇談会で配る基本資料
[1] 「懇談会資料〜低学年」 分かりやすい! 保護者もほっとひと安心 /山田 恵子
1 「この先生になら任せられる!」と保護者が確信する資料
2 学習面,どんなところに力を入れるかが分かる!
3 学級作り,どんな子を育てたいかが分かる!
[2] 「懇談会資料〜中学年」 不安解消! 保護者も納得 /林 健広
1 質と量
[3] 「懇談会資料〜高学年」 ベテラン保護者も集中! /吉谷 亮
1 懇談会資料の意図
2 学習について
3 学級経営について
[4] 「学級通信第1号」 子どもも保護者も希望にあふれる /大貝 浩蔵
1 2年生学級通信「七色の落書き」第1号
2 4年生学級通信「OVER DRIVE!」第1号
3 5年生学級通信「HEROES」創刊号
4 6年生学級通信「マキシマム」創刊号
[5] 「学級通信最終号」 子どもも保護者も涙にくれる /平松 英史
1 「思い」が伝わる学級通信最終号
2 何を誰に向けて書くのか
U “この学年通信”をモデルに,保護者の信頼を年間ゲット
[1] 「学年通信進級号」 年度初めのお知らせはこれで決まり! /大貝 浩蔵
1 ビジュアルである
2 必須の連絡事項がある
[2] 「学年通信5月号」 保護者安心! 連絡事項を確実に伝える /奥田 嚴文
1 5年生の様子
2 家庭訪問のお礼
3 読書の日について
4 集金について
5 行事予定
6 学習の予定
7 生活のめあて
[3] 「学年通信6月号」 保護者安心! 連絡事項を確実に伝える /鬼武 優一郎
1 まるでノートまとめのような通信
2 題字にこる
3 写真や絵にこる
4 フォントや枠囲み,配置にこる
[4] 「学年通信7月号」 保護者安心! 連絡事項を確実に伝える /岸 義文
1 学年通信で知らせる
2 大事なことが伝わる工夫
3 生活を第一に
4 保護者の責任
[5] 「学年通信夏休み号」 夏休みへの連絡事項はこれでバッチリ! /江口 儀彦
1 1学期末の学年通信に必要なこと
2 1学期のがんばりをほめること
3 夏休み中に気をつけること
4 夏休みの宿題
[6] 「学年通信9月号」 保護者安心! 連絡事項を確実に伝える /松野 一郎
1 夏休み明けのスタートを保護者が安心して迎えられる
2 読む人の気持ちを新たにする短い見出しと文字のレタリング
3 9月の学年通信には,ある程度の型がある
4 毎年の学年通信をデジタルで整理してある
5 明るいトーンで構成されている
6 イラスト,吹き出しなどを使い,ゆとりを持って,紙面を温かく演出している
7 行事予定,学習予定は表形式でシンプルに!
8 持ち物の再確認
[7] 「学年通信10月号」 保護者安心! 連絡事項を確実に伝える /内藤 恵子
1 保護者は何を知りたいか?
2 衣替えで知らせる内容
3 アレンジして使える内容
[8] 「学年通信11月号」  保護者安心! 連絡事項を確実に伝える /福田 辰徳
1 4年分の学年通信11月号の特長
2 学習発表会へ向けて
3 行事予定表
4 学習予定表
[9] 「学年通信12月号」 保護者安心! 連絡事項を確実に伝える /大貝 浩蔵
1 服装について
2 入賞者の紹介
3 年末の時間変更
4 学年にあった連絡を!
[10] 「学年通信冬休み号」 冬休みへの連絡事項はこれでバッチリ! /大貝 優希
1 1枚にまとめる
2 子どもも対象にした通信
3 宿題の提示は分かりやすく
4 シンプルな新学期の連絡
[11] 「学年通信1月号」 保護者安心! 連絡事項を確実に伝える /山田 恵子
1 新年の挨拶から!
2 「お知らせとお願い」欄で連絡
3 ちょっとした配慮のポイント
[12] 「学年通信2月号」 保護者安心! 連絡事項を確実に伝える /平松 英史
1 学年通信で何を伝えるか
2 学年通信2月号で何を伝えるか
[13] 「学年通信3月号」 保護者安心! 連絡事項を確実に伝える /吉谷 亮
1 見出し
2 生活目標
3 学習予定
4 行事予定
5 参観日&懇談会
6 イラスト
[14] 「学年通信〜運動会特別号」 運動会! うちの子の場所が一目で分かる /桑原 佑樹
1 徒競走の出走順
2 障害物競走の演技図
3 よさこいの隊形移動
4 学年通信の冒頭
[15] 「学年通信最終号」 来年度のお知らせはこれで決まり! /大貝 浩蔵
1 1年間の総括を!
2 6年生は,卒業直前号&卒業記念号
3 春休みのお知らせ
4 来年度へ向けて
V 行事・イベントの連絡・報告
―完ペキ版
[1] 「社会見学旅行のお知らせ」 必要なことがはっきり分かる! /北島 瑠衣
1 必要なことだけを書く
2 日程はシンプルに
3 持ち物はチェックできるように
4 連絡先の明記
[2] 「社会見学会計報告」 後始末まできちんと行う! /江口 儀彦
1 保護者からの信頼
2 会計報告をおろそかにすると
[3] 「修学旅行の保険について」 もしもの時に備えて! /桑原 佑樹
1 危機管理!!!
2 保険証の情報!?
3 保護者宛の文章
4 個人情報の扱い
[4] 「水泳連絡カード」 水泳の連絡カードはシンプルなものが一番! /中岡 礼
1 シンプルな水泳カードには訳がある
2 保護者にも配慮された水泳カード

まえがき

 教師には,説明責任がある。

 私たちは,大切な人さまの子を預かり,長時間,集団生活をさせている。そこで何が行われているのか,どのような意図でさせているのか,何の意味があるのか,結果どうなったのかを通知説明するのは,当然の義務である。

 保護者への説明で絶対にはずせないのが「具体的」という視点である。

 教師の中には,自分たちの物差しが一般的であると勘違いしている人が少なくない。

 業界文書をみればわかるだろう。

 「自ら学ぶ」「問題解決力」「学びあい」など業界用語がこれでもかと並んでいる。

 それぞれについて,詳細な解説がなされているが,読めば読むほどわからなくなる。

 肝心の具体的内容は,読み手に丸投げである。

 「それくらいわかるはず」「教師なんだから想像しなさい」という態度である。

 指導的立場にある大学附属校発の文書は,ほとんどそうである。

 理解できないのは,読み手の国語力に問題があるという上から目線である。

 公立校は,フラッグシップである附属校をモデルとする。

 文書は,抽象度を上げれば価値があると解釈してしまう。

 よって,教育業界には,難解な文書が跋扈する。

 現場にとって何の役にも立たない実践書が蔓延する。

 ほとんどの読者は,本当は「わからない」と声をあげたい。

 しかし,国語力の低さが露呈するのを恐れて泣き寝入りする。

 本当の問題は,理解させられない書き手にあるはずなのに。

 このような現状を背景に抽象的文書作成が教師の素養の一つであるという誤解が一般化してしまった。

 研究授業の指導案をイメージすればわかるだろう。

 一読で頭に入ってくる内容はほとんどない。

 「読ませる」という配慮は見当たらない。

 多くの教師は抽象的文書を書こうとする体質になっている。

 この体質を保護者に適用されたらたまったもんではない。


 どうでもいい文書,読んでもよくわからない文書を保護者は読まない。保護者は,具体度が高い文書しか読まない(本当は,教師もそうあるべきなのだ!)。

 描写がある文書は,じっくり読んでくれる。

 教師は,具体度の高い,描写がある文書を書く努力をすべきだ。

 本当の意味での説明責任を果たすために。


 毎年,様々な保護者向け文書を量産してきた。

 最たるものは学級通信である。

 ここ数年,毎年300〜450号の学級通信を発行し続けている。

 子どもの事実と描写を軸にしてきたつもりだ。

 家庭訪問や懇談会では,学級通信の話題が必ず出る。

 毎年,ほぼ次の感想をいただく。

 「今までは,学級通信は,流し読みでした。本気で読んだことはありませんで

 した。でも,今年は読んでしまいます。学級や授業や子どもの様子が浮かんできますから。実際に見てないのに,授業参観した気になります」

 年度末の学校評価アンケートに次の項目があった。

 「学級通信や懇談会などを通じて,学級やお子さんの様子をわかりやすく伝えていますか」

 99パーセントの保護者が「大変よくあてはまる」を選択していた。

 具体度を上げること,描写をすることは達成されていると判断していいだろう。


 保護者への説明には,3つのカテゴリーがある。

 趣意,報告,事務連絡である。

 趣意とは,指導の方針や意図である。

 学力向上のために,なぜ,そのような指導をするのか,学級や子どもをどのような状態にするつもりなのか,具体的に解説しなければならない。

 報告とは,活動の様子,指導の結果,学力の状況を知らせることである。

 事務連絡とは,行事や提出物とその日時の通知である。

 保護者への通知としては,趣意や報告よりも軽視されそうだが,実は,かなり重要である。

 教師の御託よりこっちのほうがよっぽど大事という保護者のほうが多いかもしれない。

 立派な教育方針を打ち立てても,事務連絡がおろそかな教師は信頼されない。

 たとえば,授業で使う学習用具,材料を前日に通知されても,多くの家庭は困る。

 共働きで夜仕事から帰ってきて「おかあさん,明日の図工でペットボトルがいる」と言われてもすぐに準備はできない。

 ペットボトルを準備するために,コンビニに走り,買う。

 中身をすぐに飲めるはずもなくほかの容器に移す。または捨てる。

 これが1週間前の連絡ならば,家庭で使用したペットボトルを取り置きできる。

 このような家庭の水面下の努力に教師は意外と気づかない。

 学校教育に家庭からの理解と支援を希望するのなら,それくらいの配慮は必要である。


 本書には,保護者への3種類の文書(趣意,報告,事務連絡)のサンプルが紹介されている。

 具体度を上げること,描写をすることを軸に作成したつもりである。全て,10年以上にわたり私の学級の保護者を通過し続けた文書である。

 保護者によってやすりをかけられた資料ともいえる。

 これらが,多くの先生方のお役にたてればうれしい。

 そして,日本の教育が,誰にとってもわかりやすいものになることを願っている。


  2010年4月29日(母の誕生日)TOSS/Advance   /河田 孝文

著者紹介

河田 孝文(かわた たかふみ)著書を検索»

1964年5月生まれ

1988年 山口大学教育学部卒業

1988年 教育技術法則化運動に参加

2010年現在,下関市立桜山小学校に勤務

TOSS授業技量検定6段

TOSS道徳教育研究会代表

教育サークルTOSS/Advance代表

※この情報は、本書が刊行された当時の奥付の記載内容に基づいて作成されています。
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