基礎学力を保障するノート指導 社会科編

基礎学力を保障するノート指導 社会科編

ノート指導で学力は上がる!すぐに使える実物と実践例を収録

基礎学力を保障する社会科の基本実践として@図・グラフ・表の読み取り、A見開き二ページのノートまとめ、Bノートまとめと新聞づくり、CKJ法を使った学習などPISA型学力に対応する指導例。さらに学年別ノートの実物と実践例を収め、すぐに活用できる。


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ISBN:
978-4-18-225016-3
ジャンル:
社会
刊行:
対象:
小学校
仕様:
A5判 112頁
状態:
在庫僅少
出荷:
2019年12月6日
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目次

もくじの詳細表示

まえがき
第一章 基礎学力を保障する基本実践
1 図・グラフ・表の読み取り
@ 図・グラフ・表の読み取りは社会科の基礎基本
A 図・表の読み取り方
B グラフの読み取り方
2 見開き二ページのノートまとめ
@ 向山洋一氏のノート指導の概要
A 個別評定を入れる
B 初めてノートまとめを行うときのステップ
3 ノートまとめを行うときに留意したいこと
@ ノートまとめと新聞づくり
A ノートまとめと新聞づくりの違い
B ノートまとめに適したノート
C 教師の配慮
4 KJ法を使った学習
@ 再現する学習を実践する
A 内部情報を蓄積させる
B 自分なりのきまり(仮説)をつくる
C KJ法で意見を紙一枚に一つずつ書かせる
D 仮説を立てることが難しい場合
E 向山型要約指導法できまり(仮説)をつくる
5 フラッシュカードを使って、重要語句の習得を図る
@ フラッシュカードの利点
A フラッシュカードの使い方・つくり方
6 インターネットを使った調べ学習
@ IT活用のポイント
A 課題をつかみ調べる
B キーワードを決めてインターネットで検索する
C 見開き二ページにまとめる
7 PISA型学力テストに対応する指導
@ PISA型学力テストから見えてくること
A PISA型学力テストにどのように対応するか
B 実際の指導
8 社会科見学を効果的にする指導
@ 内部情報の蓄積
A 工場見学の意味
B 見学の際の留意点
C そのほかの留意事項
○コラム○ 身につけさせたい基礎スキル(箇条書き)
第二章 学年別ノートの実物と実践例「三年生」
1 学区調べから地図記号へ
@ 学校から見える景色
A 学区探検
B 地図記号に表す
C 地図記号をつくる
2 店で働く人々の仕事
@ 生産と販売の学習
A スーパーマーケットで働く人々の仕事
B 見学の後
C 一枚の絵からさらに深くつっこむ
D 広告の工夫
○コラム○ テスト前に重要事項の復習
第三章 学年別ノートの実物と実践例「四年生」
1 粗大ごみの有料収集の授業
@ 一枚の写真から導入
2 四年 くらしを支える水
@ 蛇口の数を数える
A 追試する
B 家庭の水道料金領収書をもち込む
○コラム○ 三・四年生で身につけたい基礎事項
第四章 学年別ノートの実物と実践例「五年生」
1 五年 日本の地形の特徴
@ 特徴を大雑把にとらえる
A 地形の特徴
B 地形の特徴を表す語句
C 言葉を手がかりに絵を描かせる
D 写真を見て、どの地形か考える
2 五年 アメーバーゲームで県名を覚える
@ 県名を楽しく覚える
A アメーバーゲームはなぜ有効なのか
○コラム○ 五年生で身につけたい基礎事項
第五章 学年別ノートの実物と実践例「六年生」
1 幕末の授業「ペリー来航」で子どもの価値観を激変させる
@ ペリー来航の授業を追試する
A ペリー来航に見る日本人の気概
2 六年 歴史年表づくりを追試する
@ 歴史年表づくりで内部情報の蓄積
A 歴史年表づくりで内部情報の整理
B 歴史年表づくりの方法
C 歴史年表づくりに見る向山氏のノートづくり
○コラム○ 六年生で身につけたい基礎事項
あとがき

まえがき

 ノートは、思考の鏡である。

 学習した足跡が残される。ノートは、学習の記録なのだ。

 しかし、そのノートは、あまり指導されていない。どのように使うか指導されていないのだ。

 「ゆったり使いなさい」「ごちゃごちゃ書きません」といったことを教師は言っているが、これでノートが書けるようになるかというとそうではない。

 四年生を担任したときのことだ。

 三年生のときに使っていた算数のノートを見せてもらった。

 そのノートは、右側から使われていた。国語のノートと同じように使われていたということだ。

 ノートは、四月から学年終わりまで一冊である。中に、理科や社会の内容も書いてある。

 この子は、クラスでも一番勉強のできない子だった。

 ノートの指導を徹底して行った。定規を使うこと。指二本入れて次の問題を書くこと。

 その子の成績はぐんぐん上がった。ノート指導だけで、平均点が三〇点以上になったと思う。

 文字は、きれいに書くことはできなくとも「ていねい」に書くことはできる。

 その子に、このことを繰り返して指導した。

 一つ一つ指導し、点検をし、一人でできるようにしなければならない。

 『東大合格生のノートはかならず美しい』(太田あや著、文藝春秋)という本が出された。東大に合格するような生徒のノートは、どれも美しい。ゆったりと使われていてごちゃごちゃしていない。

 これは、東大生だからできることなのだろうか。これは、そうではない。指導すればどの子もできるようになる。

 どの子もきれいなノートが書けるようになるのだ。

 小学校期は、基礎をしっかり身につけるときだ。

 難しいことは必要ない。


 ノートが、きれいに書ける


 これは、指導することにより身につく「基礎技能」である。

 基礎技能が身につくということと、基礎学力が身につくということは表裏一体の関係にある。

 本シリーズでは、全教科にわたってノート指導について紹介した。是非とも多くの先生に使っていただきたいと思う。

 ノート指導なくして、基礎学力を保障することはできない。


  平成二二年三月   TOSS岡山サークルMAK代表 /甲本 卓司

著者紹介

甲本 卓司(こうもと たくし)著書を検索»

TOSS岡山サークルMAK代表

『ジュニア・ボランティア教育&総合的な学習』誌編集長

岡山県久米郡久米南町立弓削小学校勤務

三宅 孝明(みやけ たかあき)著書を検索»

岡山県倉敷市立葦高小学校勤務

※この情報は、本書が刊行された当時の奥付の記載内容に基づいて作成されています。
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