基礎学力を保障するノート指導 算数科編

基礎学力を保障するノート指導 算数科編

ノート指導で学力は上がる!すぐに使える実物と実践例を収録

ノート指導なくして基礎学力を保障することはできないと甲本氏は主張する。@力をつける算数ノートの書かせ方、Aノート指導の極意とは、B1年生から6年生までノート作業を活用した授業例などを豊富に例示。ノートをきちんと書くことは力をつけると事例で強調。


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ISBN:
978-4-18-224815-3
ジャンル:
算数・数学
刊行:
対象:
小学校
仕様:
A5判 128頁
状態:
在庫僅少
出荷:
2019年11月18日
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目次

もくじの詳細表示

まえがき
第一章 力をつけるノートの書かせ方 七つの約束
1 ノートをきちんと書くことは力をつける
2 [約束1] ページ数・日づけを書く
3 [約束2] 1マスに1文字書く
4 [約束3] 計算と計算の間は空ける
5 [約束4] きちんとした字を書く
6 [約束5] ミニ定規で線を引く
7 [約束6] 赤鉛筆を使う
8 [約束7] 消しゴムは使わない
第二章 徹底するから力をつける ノート指導の極意
1 大事なことは四月授業開きから貫く
2 言った通りにさせる
3 教師が指導したことは、徹底してさせる
4 できていなければ、書き直しをさせる
5 事実を褒めて子どもを伸ばすノート評定
6 できない子を救う 魔法の赤鉛筆指導
7 できない子にもノートを書かせる授業システム
8 子どもに力をつける 教科書チェックシステム
第三章 一年生 ノート作業を活用した授業
1 一年生にノートをきちんと書かせるポイント
2 5の合成・分解 10の合成・分解 百玉そろばんを使って
3 繰り上がりのあるたし算 さくらんぼ計算を書かせる
4 繰り下がりのあるひき算 10といくつで考える
第四章 二年生 ノート作業を活用した授業
1 繰り上がりのないたし算 唱えることでアルゴリズムを理解させる
2 繰り上がりのあるたし算 繰り上がりの1は線にかけて書く
3 繰り下がりのあるひき算 かりた10をきちんと書く
4 3けたの繰り下がりのあるひき算 10をかりるのを二回行う
5 大きな数(10000までの数) 位取りを書かせる
第五章 三年生 ノート作業を活用した授業
1 わり算@ かけ算九九表を見てもいい
2 わり算A 補助計算を書かせる
3 あまりのあるわり算@ 二つの補助計算で攻略する
4 あまりのあるわり算A たしかめの計算は数字をそろえて書かせる
5 かけ算の筆算 計算の順序をはっきり分からせる
第六章 四年生 ノート作業を活用した授業
1 わり算の筆算 アルゴリズムを定着させる
2 式と計算の順序 計算する部分に線を引かせる
3 概数 「まで」と書かせる
第七章 五年生 ノート作業を活用した授業
1 小数の数のしくみ 整数と数のしくみは同じ
2 小数の10倍、100倍 10分の1、100分の1 小数点の移動を書かせる
3 小数のかけ算の筆算 小数点の位置がポイント
4 小数のわり算の筆算 一つ一つの手順をシンプルに指導する
5 分数 ノートにゆったり書かせる
6 割合 面積図で攻略する
第八章 六年生 ノート作業を活用した授業
1 倍数と約数 基本形を徹底して繰り返す
2 異分母の分数のたし算とひき算 最小公倍数を見つけて通分する
3 単位量あたりの大きさ 説明よりもノート作業で基本形を定着させる
4 分数のかけ算とわり算 意味よりも計算ができることをねらう
あとがき

まえがき

 ノートは、思考の鏡である。

 学習した足跡が残される。ノートは、学習の記録なのだ。

 しかし、そのノートは、あまり指導されていない。どのように使うか指導されていないのだ。

 「ゆったり使いなさい」「ごちゃごちゃ書きません」といったことを教師は言っているが、これでノートが書けるようになるかというとそうではない。

 四年生を担任したときのことだ。

 三年生のときに使っていた算数のノートを見せてもらった。

 そのノートは、右側から使われていた。国語のノートと同じように使われていたということだ。

 ノートは、四月から学年終わりまで一冊である。中に、理科や社会の内容も書いてある。

 この子は、クラスでも一番勉強のできない子だった。

 ノートの指導を徹底して行った。定規を使うこと。指二本入れて次の問題を書くこと。

 その子の成績はぐんぐん上がった。ノート指導だけで、平均点が三〇点以上になったと思う。

 文字は、きれいに書くことはできなくとも「ていねい」に書くことはできる。

 その子に、このことを繰り返して指導した。

 一つ一つ指導し、点検をし、一人でできるようにしなければならない。

 『東大合格生のノートはかならず美しい』(太田あや著、文藝春秋)という本が出された。東大に合格するような生徒のノートは、どれも美しい。ゆったりと使われていてごちゃごちゃしていない。

 これは、東大生だからできることなのだろうか。これは、そうではない。指導すればどの子もできるようになる。

 どの子もきれいなノートが書けるようになるのだ。

 小学校期は、基礎をしっかり身につけるときだ。

 難しいことは必要ない。


 ノートが、きれいに書ける


 これは、指導することにより身につく「基礎技能」である。

 基礎技能が身につくということと、基礎学力が身につくということは表裏一体の関係にある。

 本シリーズでは、全教科にわたってノート指導について紹介した。是非とも多くの先生に使っていただきたいと思う。

 ノート指導なくして、基礎学力を保障することはできない。


  平成二二年三月   TOSS岡山サークルMAK代表 /甲本 卓司

著者紹介

甲本 卓司(こうもと たくし)著書を検索»

TOSS岡山サークルMAK代表

『ジュニア・ボランティア教育&総合的な学習』誌編集長

岡山県久米郡久米南町立弓削小学校勤務

熊谷 博樹(くまがい ひろき)著書を検索»

岡山県岡山市立高島小学校勤務

※この情報は、本書が刊行された当時の奥付の記載内容に基づいて作成されています。
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