基礎学力を保障するノート指導 国語科編

基礎学力を保障するノート指導 国語科編

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ノート指導で学力は上がる!すぐに使える実物と実践例を収録

ノート指導なくして基礎学力を保障することはできないと甲本氏は主張する。国語のノート指導では向山実践に学び「どの子もぎっしりと自分の考えが書ける」ようになる。一単元丸ごとノート指導例、ていねいさを身につけるためのノートチェックの方法など満載。


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ISBN:
978-4-18-224711-8
ジャンル:
国語
刊行:
対象:
小学校
仕様:
A5判 112頁
状態:
在庫僅少
出荷:
2019年6月18日
新学習指導要領解説書籍
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目次

もくじの詳細表示

まえがき
第一章 どの子もぎっしりと自分の考えが書けるようになる向山実践から学ぶ国語のノート指導
1 たくさん書かせる 「かける」の授業実践より
2 たくさん書かせる 応用編1
3 たくさん書かせる 応用編2
4 文章を長く書かせる
5 日記を書かせる
6 視写(暗唱)をさせる
7 真似をさせる
8 レトリックを教える
9 パロディを作る
10 図も描かせる
11 辞書の引き方を教える
@ 辞書の使い方の指導
A 早引きをさせる
B 辞書を作った人の気持ちになって考える
第二章 向山実践に学ぶ新学習指導要領に対応したノート指導
1 低学年 正しく読み書きできるようにする
@ 正しく書き抜く力をつける
A くっつきの言葉の指導
2 中学年 向山型要約指導で資料活用能力を身につける
@ キーワードを探し出しまとめる向山型要約指導法
A 手紙の書き方を指導する
3 高学年 論理的な思考を身につけたり、自国の言語文化に触れたりする
@ 論理的な思考を身につける
A 伝統的な言語文化に触れる
第三章 一単元丸ごとノート指導例
1 低学年「どうぶつの赤ちゃん」一年のノート指導例
@ 第一時
A 第二時
B 第三時
C 第四時〜五時
D 第六時
E 第七時〜八時
2 高学年「ごんぎつね」四年のノート指導例
@ 第一時
A 第二時
B 第三時
C 第四時
D 第五時
E 第六時
F 第七時
G 第八時
第四章 うっとりするノートを作るノート指導のポイント5
1 余白を大きくとる
2 ていねいに書かせる
3 鉛筆で濃く書かせる
4 日付を書かせる
5 ノートを毎日使う。たくさん使う
6 学習環境を整える
7 お手本を真似させる
第五章 ていねいさを身につけるためのノートチェックの方法
1 放課後の丸つけよ、さようなら
2 授業の中でチェックを終わらせる
3 一人三秒でチェックする
4 早い段階で合格か不合格かを判定する
5 数値で評定する
第六章 ノート指導Q&A
1 筆圧が弱い子への指導
2 鉛筆が上手く握れない子への指導
3 書くのが遅い子への指導
4 ひらがなが書けない子への指導
5 ノートをとろうとしない子への指導
6 自分の意見が書けない子への指導
あとがき

まえがき

 ノートは、思考の鏡である。

 学習した足跡が残される。ノートは、学習の記録なのだ。

 しかし、そのノートは、あまり指導されていない。どのように使うか指導されていないのだ。

 「ゆったり使いなさい」「ごちゃごちゃ書きません」といったことを教師は言っているが、これでノートが書けるようになるかというとそうではない。

 四年生を担任したときのことだ。

 三年生のときに使っていた算数のノートを見せてもらった。

 そのノートは、右側から使われていた。国語のノートと同じように使われていたということだ。

 ノートは、四月から学年終わりまで一冊である。中に、理科や社会の内容も書いてある。

 この子は、クラスでも一番勉強のできない子だった。

 ノートの指導を徹底して行った。定規を使うこと。指二本入れて次の問題を書くこと。

 その子の成績はぐんぐん上がった。ノート指導だけで、平均点が三〇点以上になったと思う。

 文字は、きれいに書くことはできなくとも「ていねい」に書くことはできる。

 その子に、このことを繰り返して指導した。

 一つ一つ指導し、点検をし、一人でできるようにしなければならない。

 『東大合格生のノートはかならず美しい』(太田あや著、文藝春秋)という本が出された。東大に合格するような生徒のノートは、どれも美しい。ゆったりと使われていてごちゃごちゃしていない。

 これは、東大生だからできることなのだろうか。これは、そうではない。指導すればどの子もできるようになる。

 どの子もきれいなノートが書けるようになるのだ。

 小学校期は、基礎をしっかり身につけるときだ。

 難しいことは必要ない。


 ノートが、きれいに書ける


 これは、指導することにより身につく「基礎技能」である。

 基礎技能が身につくということと、基礎学力が身につくということは表裏一体の関係にある。

 本シリーズでは、全教科にわたってノート指導について紹介した。是非とも多くの先生に使っていただきたいと思う。

 ノート指導なくして、基礎学力を保障することはできない。


  平成二二年三月   TOSS岡山サークルMAK代表 /甲本 卓司

著者紹介

甲本 卓司(こうもと たくし)著書を検索»

TOSS岡山サークルMAK代表

『ジュニア・ボランティア教育&総合的な学習』誌編集長

岡山県久米郡久米南町立弓削小学校勤務

三浦 広志(みうら ひろし)著書を検索»

岡山県岡山市立芳泉小学校勤務

※この情報は、本書が刊行された当時の奥付の記載内容に基づいて作成されています。
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