日本教育技術方法大系6
小学6年生の教え方大事典

日本教育技術方法大系6小学6年生の教え方大事典

ロングセラー

好評8刷

教室ですぐに役立つ実践情報が満載。子どもたちが意欲的に学習する知的な授業例。多くの優れた実践の「追試」から、新しい世紀の授業を、多くの実践家の手で創りだそう。


紙版価格: 5,400円+税

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電子書籍版: なし

ISBN:
4-18-215212-3
ジャンル:
授業全般
刊行:
8刷
対象:
小学校
仕様:
A5判 576頁
状態:
在庫僅少
出荷:
2019年10月21日
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目次

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法則化からTOSSランドへ /向山 洋一
T 国   語
(1) ひらがなのおこり
(2) 助詞の「の」には,いろんな意味がある
(3) 外来語・漢字の学習
(4) 漢字すごろく「ウサギとカメ」
(5) 『風の中で』
(6) 詩『ゆき』の授業はこうやる
(7) 詩『石』の授業
(8) 中原中也『生ひ立ちの歌T』の授業
(9) 『ふるさとの木の葉の駅』―話者の位置を問う発問 向山実践の追試を追試する―
(10) 黒い目のきれいな女の子
(11) 季語クイズで,たくさんの季語を知る必要性を教える
(12) 俳人の感動で,俳句を作る
(13) 短歌の音読―岩下修氏の追試―
(14) 短歌の授業
(15) 短歌の授業〜討論から評論へ―「夏の風山より来たり三百の牧の若馬耳ふかれけり(与謝野晶子)―
(16) 指名なし討論による,『きつねの窓』の授業
(17) やまなしの朗読指導
(18) やまなし「生への問い」を読みとらせるために
(19) 少人数クラスにおける「やまなし」の授業
(20) 「川とノリオ」全発問・全指示―ガイドライン〜評論文―
(21) 説明的文章の指導―事実とは? 意見とは?―
(22) 説明文の文章構成指導―〈問いかけ→答え〉の構造を見つけさせる―
(23) 大意要約のさせ方―東書6年『大自然のつり合い(1.人間がさばくを作った)』―
(24) 説明文『生きている土』全発問・全指示
(25) 論理を用いて自分の考えを作らせる方法
(26) 事実と感想の割合に着目させた作文指導
(27) 文章の比較を重視した説明文の指導
U 社   会
(1) 地球の歴史・人類の歴史―歴史の導入は紙テープで―
(2) 社会授業開き 人間の歴史はどれくらい?―西尾一氏の修正追試―
(3) 人間の祖先はサルか?
(4) 縄文土器
(5) トドやアザラシまで食べた?―縄文人の食生活―
(6) 縄文人は長生きか?
(7) 弥生人は虫歯で苦しんだ!
(8) 縄文時代人は長生きか―有田和正氏の追試―
(9) 弥生時代の導入は銅鐸の絵で―有田和正氏の追試―
(10) 弥生人に虫歯はあったか―有田和正氏の追試―
(11) 「邪馬台国」はどこだ!
(12) まぼろしの邪馬台国―向山・西尾実践の修正追試―
(13) 「古墳にほうむられた人々」の授業
(14) 向山流再現する社会科の授業―6年歴史教材「飛鳥奈良時代」を巡って―
(15) 大仏の模型を制作する方法
(16) 大仏の大きさをとらえさせる方法
(17) 国民の2人に1人が大仏造りに参加
(18) 東大寺は日本で最も小さい寺である?―奈良時代の仏教政策を考える―
(19) 寝殿造りにトイレはあるか?―有田和正氏の実践の追試―
(20) 平安時代 貴族の日課―貴族は働かない階級です―
(21) 「国がほろびるもと」とは―正長の土一揆―
(22) 銀閣と借金将軍義政
(23) 武士が力を持ってきた世の中―立ち上がる民衆(山城の国)―
(24) 「一寸法師」で戦国時代の学習ができる
(25) 宣教師たちはなにをするために日本に来たのか
(26) 「耳塚」の悲劇―秀吉 朝鮮出兵―
(27) 豊臣秀吉の政治―検地・刀狩2時間の授業―
(28) 江戸時代導入の発問―山田政俊氏の追試―
(29) 「日本の人口」
(30) 向山洋一氏「社会科立ち合い授業」の追試
(31) 雑煮でわかる江戸幕府の政治方針
(32) 「参勤交代」の授業―有田和正氏の追試―
(33) 「士と農工商」の指導はこのイラストで
(34) 「おせち料理(たつくり)」でわかる江戸時代の農業の発達
(35) 「渡辺邸」の授業―伊藤充氏の修正追試―
(36) 江戸時代の農民のくらし―ウ◯コ―
(37) 寺子屋では,何を学んでいたのか?
(38) 黒船にのったアメリカ人のほしかったものは?―黒船来航の目的―
(39) 「血税」って何のこと?―明治:徴兵制について―
(40) 「小学校」という会社があった―明治:学制について―
(41) 鉄道は高い―民衆からみた「文明開化」―
(42) 成金の生活・校長先生の生活
(43) 「成金の生活・校長先生の生活」の修正追試
(44) 政党政治と平民宰相への期待―城野清忠氏実践追試―
(45) 聴衆はだれにいかっている―自由民権運動の導入―
(46) 「ヒロシマ」の授業―向山洋一氏「ヒロシマを向山はこう教える」の追試―
(47) 原爆の大きさ,そしてすごさ
(48) 終戦直後の日本を見る―「黒塗り教科書」を教材化して―
(49) 楽しくできる裁判所のはたらき―堀強正実践の修正追試―
(50) 世界で一番寿命の短い国民は?―世界が抱える問題―
V 算   数
(1) 算数授業開き 問い続ける子どもたち―「メビウスの輪」―
(2) 「問い続ける子」 マッチ棒連続形問題―坪田修正追試―
(3) 算数・折り紙ゲーム『どんな形になる?』―坪田修正追試[『授業のネタ』シリーズから]―
(4) 問題文の核になる一文をぬいて考えさせる―「比を使った問題」全体をきまった割合に分ける―
(5) こうすれば割合の問題は解ける(線分図)
(6) だれでもわかる長さの単位の関係―メートル法―
W 理   科
(1) 植物どおしの関係を考えさせる―観察の前に―
(2) 即席! プレパラートを作る
(3) 水の通り道の実験はセロリを使え
(4) 「面白・人体」クイズ
(5) 肺のつくりの導入は「肺活量計」を使って
(6) 画用紙で筋肉のつき方を考える―6年理科・わたしたちの体―
(7) 子どもがくいつく導入実験―6年 水溶液の性質を調べる学習―
(8) 二酸化炭素が水にとけることを実際に目でわからせる方法
(9) 誰でもできる楽しい理科の実験
(10) ムラサキキャベツの汁でなかまわけ
(11) 顔があるお母さん―リトマス紙の色の変化,暗記法―
(12) まきを燃やそう―6年理科「物の燃え方と空気」の導入―
(13) 燃やし続けるための方法―6年理科「物の燃え方と空気」の活性化―
(14) ものの燃え方―スチールウールのろうそく―
(15) 気体が燃えていることを理解させる方法
(16) 子どもが驚く演示実験―6年電磁石の極を調べる学習―
(17) 豆電球は光らない,電流は流れているのか
(18) 地層のたい積実験は1メートルの蛍光灯を使って―この実験・観察はおもしろい―
(19) 地下水に気づかせる
(20) 心臓の働きに注目する
(21) 空中展示の太陽系模型を作る
X 音   楽
(1) メロディをつくろう
(2) 「タ」の発音で音楽の鑑賞指導―ベートーベン「田園」より―
(3) 音楽の鑑賞指導―グリーグ「ペールギュント」より―
Y 図画工作
(1) 「騎馬戦の絵」で逆転現象を―大河内義雄氏・森山敬三氏の修正追試―
(2) かんたんな木彫り指導の基礎技術
(3) じょうずな印刷のさせ方―版画なんてこわくない―
(4) 版画 授業プラン
(5) 「東西の交流」の鑑賞指導―「説教の後の幻影」(ゴーギャン作)を使って―
Z 体   育
(1) とびこみ前転への道―段階別マット運動―
(2) 台上前転は誰でもできる―3つのステップを設けた指導法―
(3) とびこみ前転・障害物の工夫
(4) 組立て体操基本形完全保存版―これさえ教えればだいじょうぶ―
(5) 側転の手のつき方
(6) クラス全員に達成感を持たせる跳び箱―集団連続腕立て開脚跳び越しの追試・修正―
(7) 子どもの動きを引き出す言葉―バスケットボール―
[ 道徳・特別活動
(1) 人権教育の授業「夕焼けがうつくしい」の手紙を読んで―識字について考える―
(2) 最後の授業「わすれられないおくりもの」
(3) 原子爆弾に対する心得
(4) 道徳「人間とは何か」―『狼に育てられた子』より―
(5) 学級づくりの原則
(6) 係を楽しむ子どもを育てる
(7) 虫歯の予防
(8) 最後の授業は『卒業式』で
(9) 卒業の日の演出―卒業式が終わり,教室に戻ってきたら何をするか―
(10) 個別評価でめきめきうまくなる3時間のよびかけ指導
(11) 飯盒炊事を早くする方法
(12) 飯盒のご飯をおいしくたく方法
(13) 卒業論文を書く
日本教育技術方法大系 第6巻 編集後記 /熊谷 壽

法則化からTOSSランドヘ

 教育技術法則化運動が目ざしてきた「20世紀教育技術集大成」を,発刊します。

 教育技術法則化運動は1984年,向山洋一によって構想が練られ,「法則化通信」として全国100名余の教師,研究者,編集者に方針・意見が発表されてきました。

 同年7月に,明治図書連合雑誌に「論文公募」の呼びかけが発表され,翌8月に愛知県において「法則化論文検討」の第1回本合宿が30余名の教師の参加によってもたれました。

 その後,サークルが次々と結成され,法則化論文が全国から寄せられました。

 その数は5000を越えました。そのうちの1割ほどが法則化シリーズとして1985年に出版されました。

 法則化シリーズは,爆発的に全国に広がり,以後,毎年のように法則化シリーズは刊行されました。

 中には「先輩教師からの聞き書きシリーズ」「学級通信シリーズ」などが含まれ,その数は200冊を越えました。

 それぞれのシリーズの珠玉の論文を集大成したものです。

 法則化論文は,それまでの「分かりにくい教育論文」「役に立たない教育論文」を革命的に変革しました。

 「役に立つ」「技術・方法を分ち伝えられる」「スッキリした文である」「事実を大切にする」などの特徴を備えた,全く新しい教育論文でした。それは,教育界に,新しい教育文化を創りあげたのです。

 わずか数十人で出発した法則化運動は,誕生して数年で日本一の教育研究団体となり,2001年現在は「断トツ」の日本一の教育研究団体として活動しています。


 『教室ツーウェイ』『教育トークライン』『向山型算数』『ジュニア・ボランティア教育』『向山型国語』『女教師ツーウェイ』『楽しい体育』などの機関誌をもち,明治図書連合雑誌を共同戦線に加えた巨大な教育文化の創造体となっています。共同戦線は,法則化中央企画室(向山・江部・樋口),ツーウェイ編集部(向山・明石・石黒・新牧・江部・樋口),法則化中央事務局の中枢のもとに活動してきました。


 法則化運動は,規約に明記された次の目的をもって活動してきました。


 1 この運動は,20世紀教育技術・方法の集大成を目的とする。

  「集める」「検討する」「追試する」「修正する」「広める」(以上まとめて法則化とよぶ)ための諸活動を行う。

 2 運動の基本理念は次の4つである。

  @教育技術はさまざまある。できるだけ多くの方法をとりあげる。(多様性の原則)

  A完成された技術は存在しない。常に検討・修正の対象とされる。(連続性の原則)

  B主張は教材・発問・指示・留意点・結果を明示した記録を根拠とする。(実証性の原則)

  C多くの技術から,自分の学級に適した方法を選択するのは教師自身である。(主体性の原則)


 また,解散を次のように規定しました。


 6 この運動は次のとき解散する。

  @目的を達成したとき。(日本教育技術・方法大系の完成,コンピュータ検索システムの完成,追加・修正システムの完成等)

  A事務局を担当する支部・サークルがなくなったとき。

  B21世紀になったとき。


 法則化運動は第6条3項の規定によって,「21世紀になった」「2001年」に解散をします。

 中央事務局は,京浜教育サークルが最初から最後まで担当しました。但し,途中,ほぼ半数の教師が新しく加わりました。

 「日本教育技術方法大系の完成」は,不十分ではありますが,本シリーズによって完成したと考えております。

 なお「コンピュータ検索システムの完成,追加・修正システムの完成」は「インターネットTOSSランド」として誕生しました。

 2001年4月,TOSSランドは8000のサイトがあり,世界一の教育情報ポータルサイトとなっており,国際会議でも報告されています。

 また,「インターネット」上に「編集作業」をして「ランド」をつくるという「専門ポータルサイト」の思想は,各方面に影響を与えています。

 インターネットの上にランドをつくる思想は,法則化運動が誕生した時の思想そのままです。

 なお,2001年3月,私たちは「インターネットランド」の商標を取得しました。

 法則化がやり残した「コンピュータ情報システム建設」の仕事は,インターネットTOSSランドにひきつがれます。

 本シリーズの収益は,全額,TOSSランド建設資金として活用されます。

 また,本シリーズは,インターネットTOSSランドのホームページに活用するなら,自由に使うことができます。但し,活用論文の明記が必要です。また,他に利用・引用・参考にする時は,明記することが必要となります。

 法則化シリーズの論文は,募集要項に「採用論文の著作権は主催者に属します」の文言通り,法則化中央事務局に著作権があります。

 法則化運動は解散しますが,著作権はひき続き法則化中央事務局が管理いたします。

 私は昨日,上海師範大学から帰国しました。上海の教育でも「インターネット」「コンピュータ活用」の教育は盛んです。

 日本をはるかにしのぐ勢いです。

 インターネットの有効な活用は,21世紀初頭の世界の教育界の大テーマです。

 TOSSランドは,この面でも世界の最先端へ挑戦をしたいと思います。

 「法則化からTOSSランドへ」。これが,現在の主な流れ,メガ・トレンドです。

 法則化運動は,インターネットTOSSランド建設のために存在したと思えるほどです。

 本シリーズが,今日の多くの教師によって活用され,その技術・方法がさらに改良され,工夫されてTOSSランドに活用されればと思います。

 なお,向山洋一個人は,法則化運動からTOSSランド建設へ進む仕事を,多くの仲間と共にやっていこうと思っています。


  2001年4月1日 上海師範大学でインターネットを使った漢字文化の授業をした次の日に――。

   教育技術法則化運動代表 /向山 洋一

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