日本教育技術方法大系4
小学4年生の教え方大事典

日本教育技術方法大系4小学4年生の教え方大事典

ロングセラー

好評9刷

教育課程改訂をふまえ、単元全体を扱った論文、子どもの個性に応じた授業例、総合的学習の内容を選んだ。法則化運動の実践―追試―修正をふまえた追試論文を多く収録した。


紙版価格: 4,100円+税

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電子書籍版: なし

ISBN:
4-18-213112-6
ジャンル:
授業全般
刊行:
9刷
対象:
小学校
仕様:
A5判 480頁
状態:
在庫僅少
出荷:
2019年10月16日
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目次

もくじの詳細表示

法則化からTOSSランドへ /向山 洋一
T 国   語
(1) 文を長く書かせる指導
(2) 文を長く書かせる指導―青坂信司氏の論文の追試―
(3) 楽しい短文指導
(4) 新出漢字を使った楽しい文作り
(5) 作文ファイルの工夫
(6) 作文スケッチの指導―子どもの作文をくわしくさせる方法―
(7) マンガを作文にする
(8) ん!? 読んでみたい
(9) 群読『祭りだ わっしょい』
(10) 教科書の扉の詩を授業する
(11) 詩『かがやき』で討論を仕組む
(12) 辞書引きコンテスト―高橋勝美実践の追試,修正―
(13) じゃまものをけせ!―漢字の部首と楽しく付き合う―
(14) 『白いぼうし』の発問
(15) 『一つの花』1・4場面
(16) 『一つの花』
(17) 子どもが集中する国語
(18) 『アナトール,工場へ行く』
(19) 『ごんぎつね』の実践
(20) 「批評読み」による『ごんぎつね』
(21) 『ごんぎつね』
(22) ごんと兵十の位置を問う―『ごんぎつね』の授業―
(23) 「出来事」を検討する―『ごんぎつね』第1場面―
(24) 人物の動きを読みとる―『ごんぎつね』第4場面―
(25) 話者は教師が◯◯になりすまして理解させる
(26) 授業に討論を取り入れる
(27) 初めての評論文指導
(28) 『ののはな』(谷川俊太郎)を授業する
(29) 「言い換え」で詩作りを!
(30) 『おれはかまきり』を授業する―人間以外も話者になることを教える―
(31) 詩『白い建物』の授業
(32) 詩の授業―『かきの実』の実践―
(33) “食べる物”と“食べ物”のちがい―『一つの花』の授業実践より―
(34) 言葉のもつイメージに気づかせる詩の授業
(35) 一字の違い(「で」と「に」の違い)
(36) 4年新出漢字「飛」の指導
(37) 珍名「中国人」誕生?―「漢字の音と訓」の楽しい導入法―
(38) 国語辞典・どっちが先だ?―国語辞典の引き方―
(39) 漢字パズル 画数を追え!!
(40) 書かせた習字のあとしまつ
U 社   会
(1) 『安全なくらし』の単元導入は,消火器で!
(2) 横断歩道は変わっていく
(3) 信号機に隠された工夫
(4) なんと9分なのです―西尾一氏の実践を追試して―
(5) なぜ火事は「119番」?―「火災をふせぐ」の授業―
(6) 「下水道」の学習は,大胆かつ下品に
(7) 「等高線」学習のまとめは『ジャガイモ山』で
(8) 日本全国大島さがし―地図帳の使い方―
(9) 水と人のくらし「ため池」
(10) 「曲がったさとうきび」で「沖縄」の学習ができる
(11) 学習課題づくりの方法―雪国のくらし―
(12) 雪の性質の理解にはこれを使って―雪の多い地方のくらし―
(13) スノーダンプは,雪国の革命児!
(14) 問題意識を高めるための資料の工夫
(15) 都道府県名カルタ合戦
(16) 大ウケ,クイズ都道府県ビンゴ
(17) 都道府県名を楽しく覚えよう
V 算   数
(1) 子どもを集中させる算数―フォーフォワーズ―
(2) 億の量感を視覚的にとらえる指導方法
(3) 兆までの数の位どり
(4) 142857は魔法の数字
(5) 子どもが集中する算数―面積―
(6) 4年・角の導入はこれだ!―横田・山本論文の修正追試―
(7) 垂線を書く練習
(8) おり紙の直角三角形で四角形の導入を
(9) 立体を,立体らしく描く方法―サイコロを描く―
(10) 立体(立方体,直方体)の簡単な書き方
W 理   科
(1) 自然のお医者さん―自然観察のちょっとした工夫―
(2) 拾った昆虫の死骸を,3分間で標本にする方法
(3) 豆電球とかん電池―向山洋一氏の追試―
(4) 豆電球―向山洋一氏の実践―
(5) ゲーム「電気を早くつけろ!」―電気回路を遊びながら学ぶ―
(6) 活動の保障は新しい発見を保障する
(7) あきかんで作るかい中電とう―電気の通り道―
(8) 上皿天秤の使い方の説明を簡単に済ませ,活動時間をたくさん作る方法−「ものの重さとてんびん」―
(9) 「物の重さとてんびん」全発問・全指示
(10) 子どもが動く3つの発問―ものの重さとてんびん―
(11) 「空気や水のかさと温度」の学習―空気が温まると膨張することをどう指導するのか―
(12) 一升びんで噴水を作ろう
(13) 太陽の観測はこれだ!!
X 音楽・環境・道徳
(1) 和だいこのリズムをたたこう
(2) 生命と生命のかかわり
(3) ハンバーガーが熱帯雨林を食べる―「環境」を本気で考える道徳授業―
(4) 「ごみのゆくえ」
(5) モアイ像から環境教育
(6) EMの導入の授業
(7) 『百発百中でこそ技術』の授業―野口芳宏著『フーちゃんがんばれ』で道徳の授業を行う―
(8) 『おもらしの教え』の授業―野口芳宏著『フーちゃんがんばれ』で道徳の授業を行う―
(9) 「1人と大勢」の授業―野口芳宏実践の追試応用―
Y 体   育
(1) マット運動の指導―だれでもできる腕立側転―
(2) 開脚前転1時間目の指導
(3) 『前転−開脚前転』全発問・全指示
(4) リレーのパスミスを少なくするリングバトン
(5) 「できない子ができる」タイヤを使った逆上がりの指導
(6) どうすれば全身運動になるか気づかせる方法(伸−縮−回)―粘っこい感じの動き(粘土)―
(7) 全身を使って動ける子どもを育てる―粘っこい感じの動き(粘土)―
(8) ためる動きを身につけるための準備運動―力が急に爆発する感じの動き(花火)―
(9) 動きを与えて鋭い感じの動きを引き出す方法―鋭い感じの動き(針)―
(10) 忍者の夢をふくらませて動きを引き出す模倣の運動
(11) キャッチボールは走りながら
(12) プールの「石拾い」には色と文字を使う
(13) 子どもが喜ぶ準備運動ゲーム―インベーダーゲーム―
(14) 運動会競技 偶然が支配する「さいころ天気予報」
(15) ポートボールはこのコートで
(16) 楽しい合同体育 運動会
(17) 確実に泳ぐことができるドル平泳法
Z 図   工
(1) 画面に大変化!!―ポスターにおける構図指導―
(2) 「ふえをふく友達」を描かせる
(3) 思わぬ色彩の作品ができる―木版画板がそのまま使える多色刷版画の指導―
(4) 初めての木版画,楽しくできる彫りの指導法
(5) 木版画ではぬれ雑巾を下じきに
(6) 転写は美濃紙で!
(7) 簡単なところから彫れ!―木版画指導―
(8) めきめき上達する楽しいクロッキー―描写力を高める4つの約束―
日本教育技術方法大系 第4巻 編集後記 /小宮 孝之

法則化からTOSSランドヘ

 教育技術法則化運動が目ざしてきた「20世紀教育技術集大成」を,発刊します。

 教育技術法則化運動は1984年,向山洋一によって構想が練られ,「法則化通信」として全国100名余の教師,研究者,編集者に方針・意見が発表されてきました。

 同年7月に,明治図書連合雑誌に「論文公募」の呼びかけが発表され,翌8月に愛知県において「法則化論文検討」の第1回本合宿が30余名の教師の参加によってもたれました。

 その後,サークルが次々と結成され,法則化論文が全国から寄せられました。

 その数は5000を越えました。そのうちの1割ほどが法則化シリーズとして1985年に出版されました。

 法則化シリーズは,爆発的に全国に広がり,以後,毎年のように法則化シリーズは刊行されました。

 中には「先輩教師からの聞き書きシリーズ」「学級通信シリーズ」などが含まれ,その数は200冊を越えました。

 それぞれのシリーズの珠玉の論文を集大成したものです。

 法則化論文は,それまでの「分かりにくい教育論文」「役に立たない教育論文」を革命的に変革しました。

 「役に立つ」「技術・方法を分ち伝えられる」「スッキリした文である」「事実を大切にする」などの特徴を備えた,全く新しい教育論文でした。それは,教育界に,新しい教育文化を創りあげたのです。

 わずか数十人で出発した法則化運動は,誕生して数年で日本一の教育研究団体となり,2001年現在は「断トツ」の日本一の教育研究団体として活動しています。


 『教室ツーウェイ』『教育トークライン』『向山型算数』『ジュニア・ボランティア教育』『向山型国語』『女教師ツーウェイ』『楽しい体育』などの機関誌をもち,明治図書連合雑誌を共同戦線に加えた巨大な教育文化の創造体となっています。共同戦線は,法則化中央企画室(向山・江部・樋口),ツーウェイ編集部(向山・明石・石黒・新牧・江部・樋口),法則化中央事務局の中枢のもとに活動してきました。


 法則化運動は,規約に明記された次の目的をもって活動してきました。


 1 この運動は,20世紀教育技術・方法の集大成を目的とする。

  「集める」「検討する」「追試する」「修正する」「広める」(以上まとめて法則化とよぶ)ための諸活動を行う。

 2 運動の基本理念は次の4つである。

  @教育技術はさまざまある。できるだけ多くの方法をとりあげる。(多様性の原則)

  A完成された技術は存在しない。常に検討・修正の対象とされる。(連続性の原則)

  B主張は教材・発問・指示・留意点・結果を明示した記録を根拠とする。(実証性の原則)

  C多くの技術から,自分の学級に適した方法を選択するのは教師自身である。(主体性の原則)


 また,解散を次のように規定しました。


 6 この運動は次のとき解散する。

  @目的を達成したとき。(日本教育技術・方法大系の完成,コンピュータ検索システムの完成,追加・修正システムの完成等)

  A事務局を担当する支部・サークルがなくなったとき。

  B21世紀になったとき。


 法則化運動は第6条3項の規定によって,「21世紀になった」「2001年」に解散をします。

 中央事務局は,京浜教育サークルが最初から最後まで担当しました。但し,途中,ほぼ半数の教師が新しく加わりました。

 「日本教育技術方法大系の完成」は,不十分ではありますが,本シリーズによって完成したと考えております。

 なお「コンピュータ検索システムの完成,追加・修正システムの完成」は「インターネットTOSSランド」として誕生しました。

 2001年4月,TOSSランドは8000のサイトがあり,世界一の教育情報ポータルサイトとなっており,国際会議でも報告されています。

 また,「インターネット」上に「編集作業」をして「ランド」をつくるという「専門ポータルサイト」の思想は,各方面に影響を与えています。

 インターネットの上にランドをつくる思想は,法則化運動が誕生した時の思想そのままです。

 なお,2001年3月,私たちは「インターネットランド」の商標を取得しました。

 法則化がやり残した「コンピュータ情報システム建設」の仕事は,インターネットTOSSランドにひきつがれます。

 本シリーズの収益は,全額,TOSSランド建設資金として活用されます。

 また,本シリーズは,インターネットTOSSランドのホームページに活用するなら,自由に使うことができます。但し,活用論文の明記が必要です。また,他に利用・引用・参考にする時は,明記することが必要となります。

 法則化シリーズの論文は,募集要項に「採用論文の著作権は主催者に属します」の文言通り,法則化中央事務局に著作権があります。

 法則化運動は解散しますが,著作権はひき続き法則化中央事務局が管理いたします。

 私は昨日,上海師範大学から帰国しました。上海の教育でも「インターネット」「コンピュータ活用」の教育は盛んです。

 日本をはるかにしのぐ勢いです。

 インターネットの有効な活用は,21世紀初頭の世界の教育界の大テーマです。

 TOSSランドは,この面でも世界の最先端へ挑戦をしたいと思います。

 「法則化からTOSSランドへ」。これが,現在の主な流れ,メガ・トレンドです。

 法則化運動は,インターネットTOSSランド建設のために存在したと思えるほどです。

 本シリーズが,今日の多くの教師によって活用され,その技術・方法がさらに改良され,工夫されてTOSSランドに活用されればと思います。

 なお,向山洋一個人は,法則化運動からTOSSランド建設へ進む仕事を,多くの仲間と共にやっていこうと思っています。


  2001年4月1日 上海師範大学でインターネットを使った漢字文化の授業をした次の日に――。

   教育技術法則化運動代表 /向山 洋一

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