日本教育技術方法大系3
小学3年生の教え方大事典

日本教育技術方法大系3小学3年生の教え方大事典

好評8刷

三年生の教え方・育て方を国語、社会、算数、理科、体育、などにわたり、法則化論文スタイルで詳述。三年の教育技術・方法はこの大事典で完全に身につく。すぐ役立つ手引き


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電子書籍版: なし

ISBN:
4-18-212911-3
ジャンル:
授業全般
刊行:
8刷
対象:
小学校
仕様:
A5判 596頁
状態:
在庫僅少
出荷:
2019年10月16日
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目次

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法則化からTOSSランドへ /向山 洋一
T 国   語
(1) 『太郎こおろぎ』全発問・全指示
(2) 『おにたのぼうし』
(3) 『ちいちゃんのかげおくり』
(4) 『力太郎』―力の対比で読み取る―
(5) 『力太郎』―読者の視点―
(6) だれもが60点をとれる国語授業―『力太郎』を正確に読み取らせる方法―
(7) 『どろんこ祭り』の人物像は役割読みで感じさせよう―大森修実践の追試―
(8) 『手ぶくろを買いに』
(9) 動作化で文章理解を深める―『ありの行列』(光村3上)―
(10) 『魚の身の守り方』―構造の理解―
(11) 『にじとかに』の授業より―イラストを使って―
(12) 説明文の組み立て(野口芳宏氏追試修正)
(13) 詩の授業
(14) 『スイッチョ』の授業
(15) 詩文の授業『すいれんのはっぱ』
(16) 『夕日がせなかをおしてくる』(東書3下)―全発問・全指示―
(17) 詩の授業『数えうた』―教出教科書より―
(18) 短い詩を授業する 第3学年『とる』(川崎 洋)
(19) 四行詩で1時間の授業を組み立てる!―詩『雪』を使って―
(20) 言葉のイメージ
(21) 『落ち葉』(三越左千夫)を授業する
(22) 『ちゃわん』を使って詩文を授業する
(23) まど・みちお『ちがいくらべ』で遊ぶ
(24) まど・みちお『カバのうどんこ』で遊ぶ
(25) 詩の題名をあてちゃおう
(26) ないないづくし―参観日だからできるパズルの授業―
(27) 『赤とんぼ』
(28) 習字,後片付けと評価はすばやく
(29) 毛筆での「の」の練習
(30) 16等分法で習字がうまくなる!?
(31) 毛筆指導はこの方法で
(32) 誰でもできる書写(毛筆)指導
(33) ポンポン筆を置き「右ばらい」指導!―ステップ4で美しい形に―
(34) 習字の名前の指導は「なぞり書き」で!
(35) 書写の導入はこれで勝負―手本をよく見るようになる10分間指導―
(36) 誰でもできる半紙の折り方
(37) ゲームで教える主語,述語,修飾語
(38) 修飾語は光ゲンジで―修飾語学習の導入―
(39) 漢字は,まず読めること―友だちの名前は漢字で―
(40) 3年新出漢字「様」の指導
(41) 説明文のまとめは「なりきり作文」で―『イルカの会話』(光村図書)の場合―
(42) 漢字の読み方は楽しく覚える―漢字ジャンケン「読み方編」―
(43) 漢字の便利さを知る
(44) 「合う」と「会う」の使い分け―同音異義語の指導はこうする―
(45) 「言葉のくもの巣」を張れ
(46) 名前ジグソーパズル
(47) 漢字ゲーム「アップ・ダウン」
(48) 10分でできる知的なクイズ
(49) 「公園でデート」―計算・漢字融合パズル―
(50) 『それ ほんとう?』
(51) 型はめ作文で長所短所を語らせよう
(52) 作者をさがそう
U 社   会
(1) たのしく東西南北を教える
(2) 地図記号の導入
(3) 地図記号はこうやって楽しむ
(4) あっと驚く地図記号―地図記号の変遷―
(5) 地図学習は「オリエンテーリング」でしめくくる
(6) 図書館の授業 全発問・全指示
(7) 買い物調べはお母さんといっしょに
(8) 人びとのくらしと商店街〜第3時〜―「専門店」を授業する―
(9) 有田和正氏の「デパートと商店街」の修正追試―デパートの工夫をさぐる―
(10) スーパーマーケット ウオッチング
(11) デパートのアンケート用紙を応用した授業の感想カード
(12) 「小売店のしごと」は定義づけをしてから
(13) 「工場のしごと」は定義づけをしてから
(14) 一目で分かる「問屋のはたらき」
(15) 小売店の立地条件は「変身ごっこ」で楽しく学ぶ
(16) 市のうつりかわり―「空襲の絵」をもとに―
V 算   数
(1) わり算導入(等分除)はこれだ―『法則化C』佐々原実践の修正追試―
(2) 分数ロケット―分数の意味,単位分数の意味を知る―
(3) 楽しい計算練習―暗号クイズ―
(4) かける数,かけられる数を教える
(5) 大きな数の指導
(6) 大きな数(位どり)
(7) 珠算指導入門
(8) 時こくと時間は,生活表で
(9) おこった,センチ大王とミリ大王―単位分数を意識づけるための,分数の導入―
(10) 円の指導
(11) (2けた)×(1けた)の導入―教科書,啓林館―
(12) よくまわるこまを作ろう―円の導入―
(13) 円と球―円の導入―
(14) 角の大きさは「きつつき」で
(15) 3年生「角」のゆさぶり発問
(16) 表とグラフ―棒グラフの導入―
W 理   科
(1) 自然に目を向けるのが楽しくなる―自然の観察―
(2) 草花の観察―絵をかかせるときの指示―
(3) 「アブラナの花」全発問・全指示
(4) ヒマワリのたねをまく前に―水につけてみると―
(5) ヒマワリの本葉を観察させる前に
(6) かげうつし遊びでかげの移動に気づかせよう
(7) ヒマワリの葉の特徴をつかませる方法
(8) ありゃ まきついてきた!!―ヘチマの「まきひげ」を観察する方法―
(9) 屋上までのびるヘチマタワー
(10) みんなが飛びつくじしゃくの学習
(11) 子どもの思考を鍛えるネタ くぎはどうなるの?―磁石の性質を考える―
(12) ぬいばりを磁石にしたら
(13) 「じしゃくの性質」の導入 面白教材
(14) 南北をさす磁石に気づかせる手だて
(15) 空気でっぽうの実験は,こうやる
(16) 空気でっぽう―空気が押し縮められる様子を目で見せる―
(17) 教室と校庭との温度
(18) 同じ極はしりぞけあう―大谷和明氏の追試―
(19) 鉛筆に電気は通るだろうか
(20) チョウになる瞬間を見よう!―理科 3年―
(21) 私の○○(動植物)を育てよう!
(22) 「風車」の導入
(23) 子どもの意欲を喚起する「風車」の導入
(24) 誰でもできる楽しい理科の実験
(25) でっかいシャボン玉でおどろかせちゃえ
X 音   楽
(1) 誰でもできる歌唱指導―口を大きくあけよう―
(2) 歌唱指導「口を開ける大きさは3本指で」
(3) 誰でも指導できる頭声的発声法―みんなインディアンになろう!―
(4) 響きのある声で
(5) 発声法の指導―腹式呼吸―
(6) 初めてうけもつ音楽の第1時間目を楽しくするために
(7) リコーダー指導入門
(8) リコーダー指導基礎編
(9) 3年生のたて笛指導
(10) リコーダー入門期の指導―どのようなリコーダを選べばよいか―
(11) リコーダーにおける右手親指の指導
(12) リコーダーの運指を容易にする指掛けの紹介
(13) リコーダーで音がうまく出せない子の指導法
(14) 一発でわかる笛の運指
(15) シ,ラ,ソのエチュード(初期の笛の指導)
(16) リコーダーを『おばけの音』でふかせる―森嘉雄氏の追試・修正―
(17) 上達が自覚できるリコーダーの音階テスト
(18) 「ことばうた」を作ろう
(19) 発見! ピアノのおなか
(20) 階名読みに慣れさせる指導法
(21) フィルムケースで作るオカリナ
(22) 身の回りの音を楽しもう
(23) 誰でもできる子どもが集中する授業―ハンドサインを使った音楽の授業(佐賀大学筒石先生の講義より)―
Y 図画工作
(1) かわり絵カードで作る4コマストーリー
(2) お話の絵『ふしぎなくつ』を酒井式で指導する
(3) 干し柿つくり 酒井式指導法の応用
(4) 混色指導の方法
(5) 水彩画を楽しく―色づくりを中心とした入門指導―
(6) じゃがいもばんのモザイク画
(7) 大きく広がっていく友だちの顔
(8) 子どもから大人まで熱中する1/4円(図省略)を使ったデザイン
(9) ゴムで動くおもちゃを作ろう
(10) 「わたしが,しゅ人公」(「表したいことを絵や立体に表す」活動)
(11) 標語は問いかける形に―むし歯予防ポスターをかく―
(12) お絵かきトーナメント
Z 体   育
(1) さかあがりの追試―「段階別台付き鉄棒」の方法を追試して―
(2) さかあがりにおける具体的指示
(3) 興奮! “盾”ドッジボール
(4) こおりおにドッジボール
(5) ころがしドッジ危機一髪!―対象 低学年―
(6) 手つなぎドッジボール
(7) 3年生の水泳指導(第1時)―楽しく水なれ,水遊び―
(8) 背浮きの補助は3点支持から始める
(9) 低学年から楽しめるフープミニサッカー
(10) 白熱! 全員がシュート(得点)できる室内ゲートサッカー
(11) ちょっと頭を使う基本の運動:ペアペア馬跳び
(12) マット遊び(基本の運動)の学習カードづくりのポイント
(13) かべさかだちの指導
(14) マット遊びの導入―林恒明氏に学ぶ―
(15) 全員ができる開脚前転への道―腕支持をさせ,足を開くタイミングをつかませる―
(16) 巻き物を手に入れろ―ルールと工夫―
(17) 二重とびの指導―先行研究者 筑波大附属小学校 /林 恒明氏―
(18) みんなで 跳ぼう―なわとび数珠つなぎ(協調関係をつくる)―
(19) ジャンケンミミズ競走
(20) 多様な運動遊びができる場の工夫
(21) ゴムひも障害物リレー
(22) アイスケーキBOXを体育学習の教具にする―ゴムひも障害物リレー―
[ そ の 他
(1) ほんとうの友だち
(2) 道徳の授業 キツネとお地ぞうさま―石川正三郎氏の朝礼の話の追試―
(3) ニホンカモシカの命を考える
(4) 自己紹介の指導―(3年・特活)―
(5) クラス作りのためのネーミング
(6) 学級活動をなごやかにする母親紹介―向山氏の形容詞の追試―
(7) ほめ言葉をしおりに
(8) 子どもが集中するドラえもんとネズミ
(9) 雨の日でも楽しくできる“自転車安全教室”
(10) “冠句”で一言
(11) 好き嫌いなくなんでも食べよう
(12) 給食記念行事は「食べものお面」で―ちょっぴり好き嫌いをなくす指導―
(13) なりたい役からの脚本づくり
(14) 子どもに受ける恐い話
日本教育技術方法大系 第3巻 編集後記 /村田 斎

法則化からTOSSランドヘ

 教育技術法則化運動が目ざしてきた「20世紀教育技術集大成」を,発刊します。

 教育技術法則化運動は1984年,向山洋一によって構想が練られ,「法則化通信」として全国100名余の教師,研究者,編集者に方針・意見が発表されてきました。

 同年7月に,明治図書連合雑誌に「論文公募」の呼びかけが発表され,翌8月に愛知県において「法則化論文検討」の第1回本合宿が30余名の教師の参加によってもたれました。

 その後,サークルが次々と結成され,法則化論文が全国から寄せられました。

 その数は5000を越えました。そのうちの1割ほどが法則化シリーズとして1985年に出版されました。

 法則化シリーズは,爆発的に全国に広がり,以後,毎年のように法則化シリーズは刊行されました。

 中には「先輩教師からの聞き書きシリーズ」「学級通信シリーズ」などが含まれ,その数は200冊を越えました。

 それぞれのシリーズの珠玉の論文を集大成したものです。

 法則化論文は,それまでの「分かりにくい教育論文」「役に立たない教育論文」を革命的に変革しました。

 「役に立つ」「技術・方法を分ち伝えられる」「スッキリした文である」「事実を大切にする」などの特徴を備えた,全く新しい教育論文でした。それは,教育界に,新しい教育文化を創りあげたのです。

 わずか数十人で出発した法則化運動は,誕生して数年で日本一の教育研究団体となり,2001年現在は「断トツ」の日本一の教育研究団体として活動しています。


 『教室ツーウェイ』『教育トークライン』『向山型算数』『ジュニア・ボランティア教育』『向山型国語』『女教師ツーウェイ』『楽しい体育』などの機関誌をもち,明治図書連合雑誌を共同戦線に加えた巨大な教育文化の創造体となっています。共同戦線は,法則化中央企画室(向山・江部・樋口),ツーウェイ編集部(向山・明石・石黒・新牧・江部・樋口),法則化中央事務局の中枢のもとに活動してきました。


 法則化運動は,規約に明記された次の目的をもって活動してきました。


 1 この運動は,20世紀教育技術・方法の集大成を目的とする。

  「集める」「検討する」「追試する」「修正する」「広める」(以上まとめて法則化とよぶ)ための諸活動を行う。

 2 運動の基本理念は次の4つである。

  @教育技術はさまざまある。できるだけ多くの方法をとりあげる。(多様性の原則)

  A完成された技術は存在しない。常に検討・修正の対象とされる。(連続性の原則)

  B主張は教材・発問・指示・留意点・結果を明示した記録を根拠とする。(実証性の原則)

  C多くの技術から,自分の学級に適した方法を選択するのは教師自身である。(主体性の原則)


 また,解散を次のように規定しました。


 6 この運動は次のとき解散する。

  @目的を達成したとき。(日本教育技術・方法大系の完成,コンピュータ検索システムの完成,追加・修正システムの完成等)

  A事務局を担当する支部・サークルがなくなったとき。

  B21世紀になったとき。


 法則化運動は第6条3項の規定によって,「21世紀になった」「2001年」に解散をします。

 中央事務局は,京浜教育サークルが最初から最後まで担当しました。但し,途中,ほぼ半数の教師が新しく加わりました。

 「日本教育技術方法大系の完成」は,不十分ではありますが,本シリーズによって完成したと考えております。

 なお「コンピュータ検索システムの完成,追加・修正システムの完成」は「インターネットTOSSランド」として誕生しました。

 2001年4月,TOSSランドは8000のサイトがあり,世界一の教育情報ポータルサイトとなっており,国際会議でも報告されています。

 また,「インターネット」上に「編集作業」をして「ランド」をつくるという「専門ポータルサイト」の思想は,各方面に影響を与えています。

 インターネットの上にランドをつくる思想は,法則化運動が誕生した時の思想そのままです。

 なお,2001年3月,私たちは「インターネットランド」の商標を取得しました。

 法則化がやり残した「コンピュータ情報システム建設」の仕事は,インターネットTOSSランドにひきつがれます。

 本シリーズの収益は,全額,TOSSランド建設資金として活用されます。

 また,本シリーズは,インターネットTOSSランドのホームページに活用するなら,自由に使うことができます。但し,活用論文の明記が必要です。また,他に利用・引用・参考にする時は,明記することが必要となります。

 法則化シリーズの論文は,募集要項に「採用論文の著作権は主催者に属します」の文言通り,法則化中央事務局に著作権があります。

 法則化運動は解散しますが,著作権はひき続き法則化中央事務局が管理いたします。

 私は昨日,上海師範大学から帰国しました。上海の教育でも「インターネット」「コンピュータ活用」の教育は盛んです。

 日本をはるかにしのぐ勢いです。

 インターネットの有効な活用は,21世紀初頭の世界の教育界の大テーマです。

 TOSSランドは,この面でも世界の最先端へ挑戦をしたいと思います。

 「法則化からTOSSランドへ」。これが,現在の主な流れ,メガ・トレンドです。

 法則化運動は,インターネットTOSSランド建設のために存在したと思えるほどです。

 本シリーズが,今日の多くの教師によって活用され,その技術・方法がさらに改良され,工夫されてTOSSランドに活用されればと思います。

 なお,向山洋一個人は,法則化運動からTOSSランド建設へ進む仕事を,多くの仲間と共にやっていこうと思っています。


  2001年4月1日 上海師範大学でインターネットを使った漢字文化の授業をした次の日に――。

   教育技術法則化運動代表 /向山 洋一

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