日本教育技術方法大系2
小学2年生の教え方大事典

日本教育技術方法大系2小学2年生の教え方大事典

好評8刷

二年生の教え方・育て方を国語、算数、生活、体育、音楽、などにわけて、法則化論文スタイルで指導追試から評価までを詳細にまとめた大事典。明日からの授業にすぐ役立つ。


紙版価格: 4,500円+税

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電子書籍版: なし

ISBN:
4-18-212817-6
ジャンル:
授業全般
刊行:
8刷
対象:
小学校
仕様:
A5判 520頁
状態:
在庫僅少
出荷:
2019年10月16日
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目次

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法則化からTOSSランドへ /向山 洋一
T 国   語
(1) どの子も自分の考えが言える学級をめざして−詩への段階的指導を通して−
(2) 「なりきり作文」の追試
(3) 2学期の国語授業これでスタート!!−「うんこのほてるにはぷうるがあるよ」を教材にして−
(4) あなた自身へのラブレター−たのしい作文指導と学級経営の接点−
(5) 低学年児の分析批評入門−大森 修氏の「文章を検討させる方法」の追試−
(6) 『スイミー』を比べ読みで指導する
(7) 『スイミー』群読で対比を浮きぼりにしよう
(8) 『スイミー』の授業で向上変容を促す
(9) 主題にせまる最初の発問と最後の発問−『スイミー』−
(10) この教材で100の発問−詩「くまさん」,説明文「たんぽぽの ちえ」−
(11) 『力太郎』を想像力豊かに読みとらせる方法
(12) 2年 かさこじぞうを検討する
(13) かさこじぞう(第1場面)
(14) 「売りもののかさ」か「売れ残りのかさ」か−大森 修氏の『かさこじぞう』の追試―
(15) かさこじぞう−最後の場面の落とし穴−にもつは何個なのですか?−
(16) 主役はがまくんかかえるくんか
(17) 教科書の扉の詩を授業する−こくご光村版2下 赤とんぼ−
(18) 会話文を検討する−2年 いちごつみ−
(19) 「いちごつみ」で起きた逆転現象
(20) アレクサンダの哀しさをとらえさせる一語
(21) 西尾一氏の「風船の授業」の追試
(22) 「話者」の指導は,教師の作り話で
(23) 読書教材の第1時間目は学校図書館で授業せよ
(24) あくびがでるほどおもしろい授業
(25) 「なぞなぞ詩」で言葉遊び
(26) くっつきのことばを教える
(27) 向山実践を追試する「○○○しい」
(28) 漢字の書き順を正しく楽しく覚えよう−そら書きの工夫−
(29) 粘土使用による漢字造形学習−大内実践の追試−
(30) しりとりイラスト遊び
U 算   数
(1) 知的なたし算
(2) 数表とおはじきを使ったたし算とひき算
(3) 減加法はこれで確実だ−2年ひき算−
(4) イメージ化しやすいくり下がりのあるひき算(ひっ算)指導
(5) 三好氏の「イメージ化しやすいくり下がりのある引き算(ひっ算)指導」を追試して
(6) 暗算練習の工夫
(7) ひき算の筆算
(8) 数の大小比較で位に目を向けさせる授業
(9) あみだ計算クジ−あみだクジで計算練習−
(10) カッコマン登場!!
(11) かけ算の導入
(12) かけ算の導入−1あたり量を見つけよう−
(13) かけ算との出合いをこうする−身近にあるじゃ口を使って−
(14) キューブゲーム
(15) 奇跡をよぶ九九速答ゲーム−九九ずもう−
(16) 人間コンピューター−九の段の九九なら誰でもできる−
(17) そおっと九九の弱点をささやく
(18) 十面サイコロでかけ算を!
(19) 九九のふしぎ
(20) 九九ゲーム−楽しく九九の練習ができる−
(21) 算数あんごう表−子どものやる気を引き出す計算練習の方法−
(22) 位取り神経衰弱
(23) 数直線の問題は「指さし確認」で「助走」する−向山氏の指示を使って−
(24) 人間数直線−1000までの数を数直線で表す−
(25) 数字がコロコロゲーム−増えるか減るか,さあ! どっち?−
(26) 1センチの量感は自分の指で
(27) 1pの導入とものさしの構造
(28) 共通単位の必要性は電話で!−長さの指導第1時(共通単位)−
(29) 共通単位ではかろう−長さの指導第2時(つみ木テープのものさし)−
(30) くつの大きさで普遍単位導入−長さの指導第3時(センチメートル導入)−
(31) センチメートルではかろう−長さの指導第4時(ミリメートル導入)−
(32) 「直線」の授業
(33) 直角がどんどんみつかる“直角はかり器”
(34) 三角形・四角形の導入は虫とりゲームで−新井正彦氏「三角形・四角形」の追試−
(35) スパイをつかまえろ!−三角形の判別−
(36) 四角形と長方形・正方形の違いをみつける
(37) 長方形の指導−三角形と四角形−
(38) 伝言ゲーム「どんな形でしたか?」
V 生   活
(1) 育ててみたい! と思わせるには−種さんのおうちをきれいにしよう−
(2) このやさいはなんだ? 正体不明の植物を育てる
(3) たねの観察
(4) 最初の観察は何度も書き直しさせて
(5) 草花の観察−作文を書かせるときの指示−見て! さわって! かいで! 聞いて!? なめて!?−
(6) トマトの木−岸本正幸先生に聞く−
(7) 水にすむ生き物−ザリガニの顔ってふしぎだなあ−
(8) ザリガニをかおう−全発問・全指示−
(9) 「バスのうんてんしゅさん」の1時間目の授業はこれだ!!−有田氏の実践を追試してみて−
(10) おじさんは,どこを見ているか?−有田実践をもとに ビデオを制作してみて−
(11) 「一枚の紙」で単元『ポストづくり』の導入ができる
(12) ポストづくり−先行研究者 筑波大附属小学校 有田和正−
(13) ポストのふしぎ−先行研究者 筑波大附属小学校 有田和正−
(14) はてなポストの追試−先行研究者 筑波大附属小学校 有田和正−
(15) ポストしらべ−先行研究者 筑波大附属小学校 有田和正−
(16) ポスト日記−先行研究者 筑波大附属小学校 有田和正−
(17) 「ゆうびんのしごとをする人びと」の第1時−有田和正氏の『ポストづくり』を追試する−
(18) 有田和正氏の『ポストづくり』を追試して−湯浅氏の実践を参考に−
(19) ゆうびんのしごとをする人びと
(20) ゆうびんごっこ
(21) 教科書に一工夫! フィルムケースの糸巻き戦車
(22) 大きなしゃぼん玉をタップボトルで作る
(23) シャボン玉にはいろう−佐藤早苗氏の実践追試−
(24) 「がっこうたんけん」の導入は,「あるかないかクイズ」で
(25) こうちょうせんせいは,せんせいか!?−がっこうで はたらく ひと−
(26) 給食のおばさんに変身!−給食のおばさんの仕事の導入−
(27) 洗濯機のなかみはなあに?−家庭状況を考えて−
(28) 外国を知ろう
(29) 環境教育・教室のゴミからリサイクルを考える
W 音   楽
(1) 「かくれんぼ」で四分音符,四分休符を教える−「タ・ウン・かくれんぼ」−
(2) 「かっこう」はOHPで−楽しく高い声でうたわせる工夫−
(3) 子どもらしい声を出させる方法
(4) (四分音符省略)と(八分音符省略)の関係を身体表現で楽しく理解
(5) ちりとり1つで,簡単に五線は書ける
X 図   工
(1) かばちゃであそんだ絵−酒井式描画指導法の応用編−
(2) 6月はあじさいの絵を描こう
(3) クレヨンで描く「すすきの根」
(4) パスの指導,「お好み焼」を作ろう
(5) 紙版画「ザリガニつり」−「酒井式で紙版画を」修正追試−
(6) 「たんぼ」の作り方
(7) 花のむね飾りを作ろう−スタンプで楽しく!−
(8) 「おもちゃであそぼう」の授業
Y 体   育
(1) マット運動は“忍者ごっこ”で
(2) 足を持って バンザイさせるとできる後転
(3) 全員ができる側転の指導法の追試
(4) アザラシゾロゾロ−低学年力だめしの運動−
(5) 先生が「はい」と言ったら腕を曲げなさい−さか上がり練習のときの指示−
(6) 工事中鬼−体育館のラインを活用して−
(7) なわとびは,円形でやろう!
(8) 楽しい背番号ドッジボール
(9) タマゴわりサッカー−先行研究者 筑波大附属小学校 /林 恒明−
(10) おさるのかごやサッカー−ゴールは,動くのである!−
(11) ベースボール型ゲームの改善−わっしょいキックベースボール−
(12) ロープ1本でできる水泳指導−水慣れからクロール競争まで−
(13) どの子も楽しくできる水遊び―「動物ごっこ」を通して−
(14) 低学年における水泳指導−けのびの姿勢はロケットで−
(15) あごの絶対あがらないけのびのさせ方
(16) ふしうき・けのびをがんばらせる工夫
(17) 全ての子が興味を持って走り,達成感が持てる徒競走
(18) 逆転現象のおこる運動会種目「福袋リレー」
Z そ の 他
(1) お便り帳で,書く力を鍛える−有田和正氏のシステム追試−
(2) 学年としての自覚をもたせよう!−「りっぱな2年生とは?」−
(3) カードを書く1分間スピーチ
(4) 「よかった」ので,もう1日!−日直指導の「発想」転換−
(5) げた箱のくつを整頓できない子を,2日でできるようにする方法−徹底的にほめる−
(6) 2年生の子どもを2列に並ばせる方法
(7) 低学年の写真集金は,これだ!−集金袋の工夫アレコレ−
(8) 学級チャレラン その運営方法
(9) 宇宙への壮大なロマンを子どもたちに−杉山裕之氏実践追試−
日本教育技術方法大系 編集後記 /桜木 泰自

法則化からTOSSランドヘ

 教育技術法則化運動が目ざしてきた「20世紀教育技術集大成」を,発刊します。

 教育技術法則化運動は1984年,向山洋一によって構想が練られ,「法則化通信」として全国100名余の教師,研究者,編集者に方針・意見が発表されてきました。

 同年7月に,明治図書連合雑誌に「論文公募」の呼びかけが発表され,翌8月に愛知県において「法則化論文検討」の第1回本合宿が30余名の教師の参加によってもたれました。

 その後,サークルが次々と結成され,法則化論文が全国から寄せられました。

 その数は5000を越えました。そのうちの1割ほどが法則化シリーズとして1985年に出版されました。

 法則化シリーズは,爆発的に全国に広がり,以後,毎年のように法則化シリーズは刊行されました。

 中には「先輩教師からの聞き書きシリーズ」「学級通信シリーズ」などが含まれ,その数は200冊を越えました。

 それぞれのシリーズの珠玉の論文を集大成したものです。

 法則化論文は,それまでの「分かりにくい教育論文」「役に立たない教育論文」を革命的に変革しました。

 「役に立つ」「技術・方法を分ち伝えられる」「スッキリした文である」「事実を大切にする」などの特徴を備えた,全く新しい教育論文でした。それは,教育界に,新しい教育文化を創りあげたのです。

 わずか数十人で出発した法則化運動は,誕生して数年で日本一の教育研究団体となり,2001年現在は「断トツ」の日本一の教育研究団体として活動しています。


 『教室ツーウェイ』『教育トークライン』『向山型算数』『ジュニア・ボランティア教育』『向山型国語』『女教師ツーウェイ』『楽しい体育』などの機関誌をもち,明治図書連合雑誌を共同戦線に加えた巨大な教育文化の創造体となっています。共同戦線は,法則化中央企画室(向山・江部・樋口),ツーウェイ編集部(向山・明石・石黒・新牧・江部・樋口),法則化中央事務局の中枢のもとに活動してきました。


 法則化運動は,規約に明記された次の目的をもって活動してきました。


 1 この運動は,20世紀教育技術・方法の集大成を目的とする。

  「集める」「検討する」「追試する」「修正する」「広める」(以上まとめて法則化とよぶ)ための諸活動を行う。

 2 運動の基本理念は次の4つである。

  @教育技術はさまざまある。できるだけ多くの方法をとりあげる。(多様性の原則)

  A完成された技術は存在しない。常に検討・修正の対象とされる。(連続性の原則)

  B主張は教材・発問・指示・留意点・結果を明示した記録を根拠とする。(実証性の原則)

  C多くの技術から,自分の学級に適した方法を選択するのは教師自身である。(主体性の原則)


 また,解散を次のように規定しました。


 6 この運動は次のとき解散する。

  @目的を達成したとき。(日本教育技術・方法大系の完成,コンピュータ検索システムの完成,追加・修正システムの完成等)

  A事務局を担当する支部・サークルがなくなったとき。

  B21世紀になったとき。


 法則化運動は第6条3項の規定によって,「21世紀になった」「2001年」に解散をします。

 中央事務局は,京浜教育サークルが最初から最後まで担当しました。但し,途中,ほぼ半数の教師が新しく加わりました。

 「日本教育技術方法大系の完成」は,不十分ではありますが,本シリーズによって完成したと考えております。

 なお「コンピュータ検索システムの完成,追加・修正システムの完成」は「インターネットTOSSランド」として誕生しました。

 2001年4月,TOSSランドは8000のサイトがあり,世界一の教育情報ポータルサイトとなっており,国際会議でも報告されています。

 また,「インターネット」上に「編集作業」をして「ランド」をつくるという「専門ポータルサイト」の思想は,各方面に影響を与えています。

 インターネットの上にランドをつくる思想は,法則化運動が誕生した時の思想そのままです。

 なお,2001年3月,私たちは「インターネットランド」の商標を取得しました。

 法則化がやり残した「コンピュータ情報システム建設」の仕事は,インターネットTOSSランドにひきつがれます。

 本シリーズの収益は,全額,TOSSランド建設資金として活用されます。

 また,本シリーズは,インターネットTOSSランドのホームページに活用するなら,自由に使うことができます。但し,活用論文の明記が必要です。また,他に利用・引用・参考にする時は,明記することが必要となります。

 法則化シリーズの論文は,募集要項に「採用論文の著作権は主催者に属します」の文言通り,法則化中央事務局に著作権があります。

 法則化運動は解散しますが,著作権はひき続き法則化中央事務局が管理いたします。

 私は昨日,上海師範大学から帰国しました。上海の教育でも「インターネット」「コンピュータ活用」の教育は盛んです。

 日本をはるかにしのぐ勢いです。

 インターネットの有効な活用は,21世紀初頭の世界の教育界の大テーマです。

 TOSSランドは,この面でも世界の最先端へ挑戦をしたいと思います。

 「法則化からTOSSランドへ」。これが,現在の主な流れ,メガ・トレンドです。

 法則化運動は,インターネットTOSSランド建設のために存在したと思えるほどです。

 本シリーズが,今日の多くの教師によって活用され,その技術・方法がさらに改良され,工夫されてTOSSランドに活用されればと思います。

 なお,向山洋一個人は,法則化運動からTOSSランド建設へ進む仕事を,多くの仲間と共にやっていこうと思っています。


  2001年4月1日 上海師範大学でインターネットを使った漢字文化の授業をした次の日に――。

   教育技術法則化運動代表 /向山 洋一

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