教室で指導するスクール生活スキルBOOK3
気になる子へのアプローチのスキルBOOK

教室で指導するスクール生活スキルBOOK3気になる子へのアプローチのスキルBOOK

好評3刷

気になる子や学級のタイプ別に具体的なアプローチを解説。

他の子と全然遊ばない子、すぐ嘘をつく子、協調性のない子、トラブル子、約束を守れない子、整理整頓が出来ない子と言うタイプ別指導。落ち着きのないクラスとか覇気のないクラスをこう変えよう学級経営の改善案。コミュニケーションスキルを伸ばすゲームなど満載。


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ISBN:
4-18-169802-5
ジャンル:
学級経営
刊行:
3刷
対象:
小学校
仕様:
B5判 120頁
状態:
在庫僅少
出荷:
2017年12月15日
『新学習指導要領の展開』
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もくじ

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刊行のことば
まえがき
第1章 なぜ今,コミュニケーションスキルが大切なのか
第2章 タイプ別 こういう子はこう育てよう
1 他者とのかかわりの苦手な子
■友達なんかいらない,一人でもさびしくない,と言う子に,所属感を高める
■「他者とのかかわりの苦手な子」には3つのアプローチで
2 協調性のない子
■協調性を育てる優れた体育の授業
■まねまねゲームで協調性を育てる
3 引っ込み思案の子
■会話を通した活動を行うことで,クラスの子達の会話が生まれる
■「引っ込み思案の子」には「話す・聞くスキル」と「イベント企画」で自信を持たせる
4 自分に自信のない子
■その子にしかできないものを,その子が乗りこえたものを自信に変えさせる
■ほめることで,認められる経験を実感させ,自己設定感を高める
5 何にでも出しゃばる子
■出しゃばる子を否定せず,譲り合う心を育てていこう
■出しゃばる立場を体感するからこそ,譲り合う心が芽生える
6 「いや」と言えない子
■「いやと言えない子」には,聞き上手な保護者と共に,ことわる自信をつけさせる
■「いやと言えない子」には,上手な断り方を身につけさせる
7 忘れ物の多い子
■生活リズムを整えて,自分のことは自分でする子に育てよう
■持ってこないと損をする経験で忘れ物を減らす
8 整理整頓のできない子
■片づけのコツをつかませ,ものを大切にできる子を目指す
■「整理整頓のできない子」には,置く場所を分かりやすくする
9 友達とトラブルの多い子
■「3つの目」で自分からトラブルを減らしていこうとする態度を育てる
■「友達とトラブルの多い子」に有効な手立て
10 約束を守れない子
■「約束を守った方が得!」ということを遊びや仕事を行う中で実感させる
■教師がクラスを統率することが第一歩
11 すぐにうそをついてしまう子
■「すぐにうそをついてしまう子」に有効なアプローチ
■正直な方がいいという経験をさせる
12 盗癖のある子
■盗癖のある子には,語りとロールプレイ
■「盗癖のある子」には,自己有用感を
13 時間の守れない子
■「時間を守れない子」の意識を変える指導
■教師自身が時間を守り,授業開始の3分間を工夫せよ
14 場面緘黙児
■心を開かせることで,口を開かせよう
第3章 学級タイプ別こんなクラスはこう変えていこう
1 落ち着きのないクラス
《低学年》読み聞かせと暗唱・直写スキルで静かな状態を作る
《高学年》集中力を鍛えよ!ほめ続けよ!指示を徹底させよ!
2 覇気のないクラス
《低学年》「覇気のないクラス」に有効な手立て
《高学年》子ども達のカラを打ち破る
3 いじめ傾向のあるクラス
《低学年》いじめの怖さを知り,クラス全員で闘おう
《高学年》いじめ傾向のあるクラスは,力のある資料を元に授業する
4 男女の仲の悪いクラス
《低学年》「男女の仲の悪いクラス」には「スキンシップ大作戦」
《高学年》互いを「見る」「触れる」場面のある活動をくり返し行い文化にする
5 物がやたらに壊れるクラス
《低学年》「学級の壊れた物」と「校舎」で物の大切さを授業する
《高学年》「物を大切に扱うこと」を鉛筆一本から体感させよう
6 元気のよすぎるクラス
《低学年》「静かな時間」の魅力に気付いていけるようにする
《高学年》教師が主導権を握り,プラスのエネルギーに変える
7 おしゃべりの多いクラス《低学年》静かな状態をつくり,その心地よさを体感させる
《高学年》おしゃべりをしながら発表させる体験を行う
8 言葉づかいの荒いクラス
《低学年》3つの作戦で,言葉の大切さ,きれいな言葉をたくさん使うクラスに変えていく
《高学年》「言葉づかいの荒いクラス」は集団の教育力で立て直す
第4章 絶対に盛り上がる! コミュニケーションスキルを伸ばすゲーム集
1 対話ゲーム「私のセブンスター」
2 マッピングしりとりで話すことが苦手な子も笑顔で参加!
3 データクイズ「この人だーれ?」
4 「話し合い」と「助け合い」で対人関係を上手に築く「ちがうが勝ち!」
5 自己理解と他者理解がすすむサイコロトーク
6 声を掛け合い,お互いを知るきっかけになるゲーム
7 「何人乗れるかな」
8 コミュニケーションスキルを伸ばすのに欠かせない「伝承遊び」
あとがき

刊行のことば

 子どもたちが変わってきている。授業を受ける準備ができていない子どもがどんどん増えてきている。だから,向山洋一氏(TOSS代表)が提案している1年間の始めの「黄金の三日間」では,プロの教師は,子どもたちに「授業を受ける前の段階」をきちんと指導する。

 それが,「ルール」であったり,「システム」であったりする。

 遊び時間が終わったときの子どもたちの行動を見てみよう。遊び時間終了のチャイムが鳴ると子どもたちは,まず,遊んでいた道具を校庭の隅に投げ出す。サッカーボールなどの大きいボールは,校庭の隅に向かって蹴る。自分の目の前から無くしてしまえばそれでおしまい。片付けようとしない。

 次に,流しのところへ行き,水を飲む。そこで,暑い日は,水を掛け合って遊ぶ。そして,靴箱に行く。履き替えても,まだ,教室に戻らない。保健室へ行く。虫眼鏡で見ないと分からないような小さな怪我を保健の先生に見せ,「消毒して」とせがむ。ときには,昨日の自分の家で怪我したところを見せ,「痛い」と訴える。今まで,汗びっしょりになって走り回っていたのであるが,「痛い」と訴えるのだ。

 シップをしてもらったり,氷で冷やしてもらったりしてから,遊び遊び教室に戻る。そして,担任に次のように言う。

 「保健室に行って遅れました。」

 再度書くが,遊び時間全部遊んでいたのに,このように報告するのだ。これで良いと子どもは思っている。

 このような子どもが実に多くなった。だから,遊び時間が終わったら,保健室は満員になる。このような子どもは,「授業を受ける前の段階」をきちんと指導されていないのだ。

 また,グループを作れない子どもたちも増えている。「4人グループを作りなさい」と教師が指示すると,教室の周りにずっと一人で立っている。自分から「入れて」と言えない。また,グループができた子どもたちは,周りにそのような子どもがいても声をかけようとしない。自分ができたら,後はどうなろうと全然気にしないのだ。

 だから,グループ行動を嫌う子どもたちが増えている。「人に合わせる」ことが苦手なのだ。苦手というのならまだかわいいだろう。「嫌いだ。」とはっきり断言する子どももいる。グループ行動することで社会性を身に付ける。その社会性が未熟なのだ。

 このような子どもたちは,「授業を受ける前の段階」ができていない。だから,授業にすんなりと入ることができない。

 プロの教師は,楽しい知的な授業を行うと共に,このような「授業を受ける前の段階」をきちんと指導している。それは,授業中に行う場合もあるし,学級指導,道徳,あるいは総合的な学習の中で行われる場合もある。

 本書で子どもたちの学校生活のスキルが向上することを願う。


  2005年9年19日

   TOSSライフスキル学習研究会 /新牧 賢三郎

著者紹介

松崎 力(まつざき つとむ)著書を検索»

1961年 栃木県国分寺町に生まれる

1985年 宇都宮大学教育学部卒業

    下都賀郡大平東小学校教諭

現・芳賀郡市貝町立赤羽小学校

TOSS栃木代表 TOSS芳賀野代表

TOSS代表向山洋一の弟子として,TOSSの実践を広めるべく日々教師修業に励んでいる。

※この情報は、本書が刊行された当時の奥付の記載内容に基づいて作成されています。
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