「規律ある教室」を創る 中学校

「規律ある教室」を創る 中学校

ロングセラー

好評9刷

規律ある教室をつくるための指導を具体的場面で紹介する

中学校でも「黄金の三日間で規律ある教室」を創る必要性を説く。中1〜中3までそれぞれの実践課題を示す。つづいて授業で規律ある教室を創る方策を示す。国語、数学、社会、理科、英語、技術・家庭、保健体育での具体例。他にイベント・行事例を示す。


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ISBN:
978-4-18-154414-0
ジャンル:
学級経営
刊行:
9刷
対象:
中学校
仕様:
A5判 176頁
状態:
在庫あり
出荷:
2019年11月18日
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もくじ

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まえがき
T 黄金の三日間で規律ある教室を創る
一 黄金の三日間で規律を創る。(中学一年)『規律ある学級』を創るには春休みが勝負 〜春休みの準備で一年間が決まる〜
1 規律のないクラスからの脱出
2 春休みを無駄にしない
3 具体的な上にも具体的に計画する
4 担任としてのこだわりをもつ
二 黄金の三日間で規律を創る。(中学二年) 〜システムとその運営〜
1 今年こそ崩壊させない
2 学年内のルールの再確認を行う
3 始業式までの過ごし方
4 一日目(始業式、学活、大掃除、帰りの会)
5 二日目(課題テスト)
6 三日目(学年集会、学活)
三 黄金の三日間で規律を創る。(中学三年)中学三年生として、その行動はふさわしいのか。それを判断基準として、規律を打ち立てる
1 飛び込みの中三に対して規律を創る
2 一歩譲ることもある
3 学校のリーダーとして動く
4 中学生としてふさわしい服装を
5 教師を見て、生徒は育つ
U 授業で規律ある教室を創る
一 国語で規律を創る。教室を整え、安定した大人として生徒の前に立つことである
1 「規律を創る」とは
2 休み時間は、空間マネージメントの時間である
3 授業開始時に基準を全員に示し、正す
4 全体の安定を優先させる
5 指示を通すには、楽しい授業が不可欠
6 安定感を保ち、「大人として」生徒の前に立つ
二 数学で規律を創る。授業のシステムを確立することで規律を創る
1 「向山型数学」には「規律」がある
2 「向山型数学」の三つのパーツが授業を安定させる
三 社会で規律を創る。授業での規律は笑顔で明るく創る
1 授業は日常的な「生徒指導」の場
2 姿勢や服装を正させる
3 言葉遣いを正させる
4 ポイントは強さのある「笑顔」
四 理科で規律を創る。待たない、個別評定、指定する、変化のある繰り返し
1 規律がないとどうなるか
2 規律を創るために@ 「待たない」
3 規律を創るためにA 「個別に評定する」
4 規律を創るためにB 「指定する」
5 規律を創るためにC 「変化のある繰り返し」
五 英語で規律を創る。すぐれた教材を用い学習規律を教えることは、勉強のやり方を教えることにもなる
1 生徒に人気! 『中学英語・学力補強五分間プリント』
2 『五分間プリント』で学習規律をこう教える
六 技術・家庭科で規律を創る。教室環境を整え、授業のシステムを作る
1 荒れた技術室を立て直す
2 授業前に勝負は始まっている
3 一時間目で勝負は決まる
4 全員発表のシステムで規律を創る
5 目線と目線(音に注意)を意識する
6 一時一事・細分化システムで規律を創る
7 ノートチェックシステムで規律を創る
8 後片付けのシステムで規律を創る
七 美術で規律を創る。楽しく達成感のある課題、意欲を高める環境が、ルールを守らせ、規律ある授業を創る
1 授業規律の基本は、表現・鑑賞活動、美術室の使い方の確認と約束
2 「黄金の三時間」で楽しさ、達成感を味わわせ、ルールを確認
3 意欲を高める教室環境
八 音楽で規律を創る。「すっきり・安定・誉める」 〜生徒が授業規律を守りたくなるキーワード3〜
1 規律を守らせるために教室環境はすっきりと!
2 音楽の授業で守らせたい規律
3 規律を意識して日々の授業を行う
4 規律を守らせるために何をするのか
九 保健体育で規律を創る。授業のシステムを教師が作る
1 「規律ある教室」
2 決まりを守る
3 先生の指示に従う
V イベント・行事で規律ある教室を創る
一 体育祭で規律を創る。勝ったか負けたかではなく、成功か失敗かの体育祭で規律を創る
1 規律のない体育祭とは
2 体育祭の目標を決め、目的を伝えることにより規律を創る
3 体育祭が終わってからこそ規律を創る
二 合唱コンクールで規律を創る。システムを作り、楽しく盛り上げるのは担任の仕事である
1 教師の指示に従う心地よさを教える
2 みんなで協力する心地よさを教える
3 最後まで励ます
三 学年集会で規律を創る。人の集まるところでは静かにし、話をしっかり聞くことができるようにする
1 規律ある学年にするために何が必要か
2 学年集会でまず意識したい規律
3 集団の場にふさわしい態度をとる生徒を育てるには
4 退場の指示も、生徒の手で
5 規律を守るために、教師が最も気をつけること
四 宿泊行事で規律を創る。仲間を思いやる行動のあるところに規律が生まれる
1 仲間意識を持たせる
2 規律が乱れない失敗
五 職場体験で規律を創る。生徒への事前説明で重要な部分を語る
1 各地で行われる職場体験学習
2 職場体験学習の過程
3 生徒への事前説明
4 電話でのアポイントメント
5 職場への事前訪問
6 職場体験学習
W 朝の会、帰りの会、給食、掃除、教室環境で規律ある教室を創る
一 朝の会、帰りの会で規律を創る。教師の指導が心地よい状態をつくる
1 規律とは何か
2 落ち着いた状態を求めるならば朝読書が良い
3 朝読書指導法
4 帰りの会はシンプルに
二 給食時間で規律を創る。給食を制する者は、学級を制する
1 給食を制する者は、学級を制する
2 給食エプロン忘れ、マスク忘れへの対応
3 配膳時の注意点
4 食事開始後の注意点
5 給食後の注意点
三 掃除時間で規律を創る。掃除もシステム化が必要である
1 掃除もシステム化が必要
2 掃除場所の交代
3 掃除をさせるには
4 掃除をしなければいけない理由を語る
四 教室環境で規律を創る。こだわりがあるから、規律が生まれる
1 教室環境にも、上がりイメージがある
2 厳しくする必要はない
3 準備しながら、考える
4 掲示物へのこだわりを持つ
5 趣意説明をする
6 詰めは、「さりげなく」「しっかり」とする
あとがき

まえがき

 昨年、学校から「学習用具のきまり」を出してもらった。

 これは、年度末に提案する必要がある。新一年生を迎えるにあたり、保護者の方に持ち物を用意してもらう。

 この時に、「学習用具のきまり」を出してもらった。

 そうしないとどうなるか。

 何年生でシャープペンシルを使ってよいとか、五年生は使っていいとか、学習用具がぐちゃぐちゃになってしまう。曖昧が一番いけないのだ。

 四年生を担任した時も、子どもたちから「高学年になったらシャープペンシルを使ってもいいんでしょ」と尋ねてくる。子どもだけならよいが、保護者まで出てくる場合がある。一学期のスタートから学級がぐらついてしまう。

 学習用具は、学校の勉強で使う大切な物だ。何でもよいという考えは全く異なる。毅然として学校が保護者等に言うべき事なのだ。一年生の入学の時から学校のきまりとなっていれば、大方の子どもたちにも保護者にも理解してもらえる。

 我が校の「学習用具のきまり」(高学年)を紹介しよう。

 ◎筆箱の中

 ( )削った鉛筆〈BかHB〉五本(シンプルなもの)

 ( )削った赤鉛筆一本 ( )消しゴム一こ

 ( )ネームペン〈油性〉一本 ( )ミニ定規(一〇〜一五センチ)

 ◎机の中

 ( )はさみ ( )のり ( )色鉛筆 ( )色ペン

 ( )三角定規 ( )分度器 ( )コンパス

 ◎その他

 ( )下敷き ( )自由帳

 学習用具について書いたが、これは規律ある教室を創る大切なアイテムである。一つに限定して闘っていくから勝利することができる。

 次に考えなければならないのが学習のきまりである。

 ゆるみの症状をいくつかチェックする方法を紹介する。

 体操服を忘れてくる子が複数いるクラスは、黄信号が灯っている。

 全員帰った教室で、机から椅子が複数出ているクラスも黄信号だ。

 チャイムが鳴っても教室に入ってこない子が複数いたら赤信号だ。

 こういった約束を守らせる。

 その時、できている子を力一杯ほめることだ。

 ほめる中で子どもたちは、成長していく。

 本シリーズは、多くの先生に役立つ具体的なことを書いている。参考になれば幸いである。


  二〇〇八年四月七日   TOSS岡山サークルMAK代表 /甲本 卓司

著者紹介

甲本 卓司(こうもと たくし)著書を検索»

TOSS岡山サークルMAK代表

『ジュニア・ボランティア教育&総合的な学習』誌編集長

岡山県久米郡久米南町立弓削小学校勤務

※この情報は、本書が刊行された当時の奥付の記載内容に基づいて作成されています。
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